開眼!
コンニチハ!
研究所のYoU太郎です。
開眼!!!
出来ませんでした。
なんの話?
去年練習してたシャッドの釣りの事です。
YoU太郎の乏しいシャッドの引き出しではなかなか開眼する事は出来ず、もやもやしながら過ごした2017年。
今年こそ開眼なるか!?!?
シャッドとは…シャッドだ。
巻くものという認識はない。
そこから始まり、いろいろ調べた。
掴めそうで掴めなかった奥床しく難しい巻きシャッドの世界。
このルアー、見た目では一番釣れそうなんだけどなぁ…
そして、課題であった高速巻き。
何だかんだで1匹の魚から閃いた2017年でもありました。
巻きシャッドという言葉だけをヒントにとりあえず巻くことしか出来なかった2017年シーズンイン当時、河口湖で「こういう事…なのか???」という閃きを与えてくれた魚。
スーパービッグではなかったが40cm半ばのキレイな子。
そこから修行川で答え合わせの巻き巻き修行。
星の数ほどある沢山の種類のシャッドから選ばれたこの子達。それぞれ良いところがあって、それを生かすも殺すも我々探求者次第。
サイズこそおチビちゃんでしたが確実にシャッドというルアーの引き出しを増やしてくれたこの子。
そしてたどり着いた1つの答え。
ある程度はシャッド任せになってしまうゲームでもあると思う。
設計者が狙った動きからは大きくは脱線しない、リップがついたルアーの宿命だと思っている。
これらの経験からタイニークランクベイトへ昇華。
シャッドをクランクベイト的に巻いて使うけどクランクベイトとは違う。
シャッドはシャッドであり、クランクベイトとは少し違う。サスペンドだから止めてゆっくりではなくて、スピードの上限値を使い切る事の大切さ。スピナーベイドで出来ていたと思ってたのに、サスペンドシャッドだと固定概念が邪魔をしてしまう。
知ってるつもりだったけど、そんな事を今更再確認させてくれた魚。
制度を上げるために沢山悔しい思いもしました。
自分の流した後をオカッパリさんにボコスコに釣られて涙を流しそうになったボクに同情してくれた放流魚↓。
散々投げ倒した桟橋で後から入ってきたボートにサイトでボコボコ釣られた惨めさと言ったら…
くぅぅぅうううぅっ
だからこそ引き続きやって行きたいと!!!思います!!!
ではではー
ラパラ リストラップRR-4
コンニチハ!
研究所のYoU太郎です。
長らくサボってました。
すみません。
そして、今回も大した内容でもありません。
ただの自慢です…
もう手に入らないと思ってました。
ラパラのリストラップRR-4。
リストラップシリーズの中でも一番小さいタイプで、一番タマ数が少ないと言われており、バス釣りにおいて一番優秀だとクランクお宅様から崇められていたモデル。
要はタイニークランクベイトです。
以前にもタイニークランクベイトを紹介しましたが、少しベクトルの違うタイプで使い分けて楽しいモデルです。
タイニークランクベイトの出しどころを自分なりに見つけ出して、その隙間にこの子を配備する。
我がタイニークランクベイト軍に抜かりはない!かな…?
何より、個人的にはバラツキが少なくアタリやハズレと言った物がなく、信頼のバルサクランク!
個人的にはラパラのクランクベイトってあまり印象に無いんですが、これとDTシリーズはとても気に入ってます(*´∀`*)
クランクベイトお宅様的にはバラツキが無いのもつまらないという猛者もいらっしゃるようで…
ただ、初期モデルと復刻モデルがありまして、これは復刻モデル。
YoU太郎が昔1つだけ持ってたのは初期モデル。(中古屋でいらないルアーとまとめて売ってしまった…orz)
少しアクションが違らしいですが、YoU太郎には感じられませんでした…笑
どちらにしてもロール主体で幅の狭いとても細かなウォブルをともなうクランクベイトで、ウインタークランキングや真夏のタフった時に実績あり!
国産クランクしか使った事がない方からしたら見た目的にNGを食らいそうですが、食わず嫌いせずに試してみたら幸せになれるモデルです!
代えが効かないかと言われたら???ですが、この値段で沢山ストックできると思うとこれまた優秀!
フックセッティングを妄想しながら次の釣行に向けて準備をしてます!!!
それでは次回の研究報告もよろしくお願いします!
ではではー
2月18日 修行川釣行
コンニチハ!
研究所のYoU太郎です。
やっとまとまった時間を頂戴し、いつも修行している川へ初釣りに行ってまいりました。
結果としてはボウズですよ。
(一応コイはゲット。笑)
クランクとシャッド縛りで挑戦したのですが、魚は釣れなかったものの感じる部分があったので備忘録として残します。
水温は朝8時の時点で4〜4.5℃。
10時くらいに5.5℃程度
11時に7〜8℃℃になり、12時に8.5℃。
ちなみに液温計を忘れたので超絶シャローの表水温です…笑
風は無く穏やかだったので水温上昇を期待してました。
ちなみにこの日の前日はとても寒く、風も強かったのであまり期待はできないな〜なんて思いながら釣り場へ向かうのでした。
釣果的には予想通りで寂しいもんですが、シャッドを巻いていて気づいたのが、朝とお昼くらいでシャッドの水噛みが全然違うのです。
この日の朝の最低水温の時は少し早めに巻き出してあげないとしっかりアクションしてくれませんでしたがとある時間帯からはそんな事はなくちゃんとウォブリングしてくれました。
とてもゆっくりしたリーリングでは水温によるアクションの違いがよく感じられました。
水が硬いとか柔らかいとか、水温が低いと硬いとか柔らかいとかそういうのってなかなか意識してませんでしたが、こういうことかと!
ウインタークランキングに可能性を感じる事が出来た一日となりました。
しかし、12時を過ぎたあたりから予報どうり爆風でキャスティングも出来ないような状況になったので戦略的撤退を余儀なくされ、午後からもっとスローな展開とリアクションの展開を試そうと思ってたところで後ろ髪を引かれながらも帰路に着くのでした。
帰ってからはやっと手に入れることが出来たラパラのクランクベイトが我が家に届けられており、我がタイニークランク軍へ配備決定した3機は開封後、配備の儀を済ませてからボックスへ格納されていきました。
それでは、次回の研究報告もよろしくお願いします!
ではではー
2018年の新製品は!
コンニチハ!
研究所のYoU太郎です。
今年は気になる新製品が目白押しだったので一度手にとって見るべく横浜フィッシングショーに行ってまいりました。
バンタムリール
メインはバンタムリールです。
とてもカッチリしていて作り込みも良く手持ちの'07メタマグ全て入れ替えたくなりました。
ギア比の選択肢も多いし、なにより剛性感がここ最近のリールの中では非常に高くてヘビーに扱えつつも、ラインキャパ的にも丁度良い。
他のフルメタルボディ系ベイトリールはラインキャパが多すぎたり、ボディもデカくゴツいですが、バンタムリールはパーミングカップが無くメインボディと一体化されてるようなデザインで非常にパーミングしやすかったです。
予算的に厳しいので少しづつ入れ替えていきたいと思います(o^^o)
ロードランナー
ハードベイトスペシャルがとても気になってます。全てのシリーズがノリーズクオリティ。(あたりまえか…笑)
旧モデルよりも軽量化され、研ぎ澄まされた感じで手持ちのハードベイトスペシャルを全部入れ替えられたらどれだけ所有感を満たされて幸せなことか_(:3」z)_
独身だったなら…笑
あと、小さいブースながらもプロスタッフが沢山いらっしゃり、伊藤巧プロの影響もあってかなり人が集まってました。
中でも八郎潟の三上プロと少しお話し出来たのが嬉しかった(o^^o)
しっかりお名刺も頂き、必ずや八郎潟へ遊びに行くと勝手に近いました!
三上プロもとてもフレンドリーに接して下さり、三上プロと写真を撮るという一つの目標を達成する事が出来ました。(今回初めてお会いしましたが、フラチャットの動画を見たときからファンでした!)
河口湖の足立プロもですがノリーズのプロスタッフの方はフレンドリーに接してくださります(o^^o)(足立プロはボートハウスさかなやさんで会えます!)
チビエスケープツイン
YoU太郎の大好きなエスケープツインの小型版であるリトルツインよりも更に小さいチビエスケープツイン(仮)
写真左がチビエスケープツインで、右がビッグエスケープツイン。
ビッグエスケープツインも大すぎでよく使いますがが、同じようなパーツが付いてサイズが半分程になっている。
かなり作り込まれてるようで、このサイズでこそのワームになっていそうですね!
そもそもオリジナルのエスケープツインとは別タイプっぽいパーツが付いていて、ビッグエスケープツインのボヨンボヨン感はこのボリュームがあってこそで、リトルエスケープツインのフワフワ感もあのボリューム感だからこそであります。
あえてこのサイズを作ってきたのにはいったいどんな意味があるのか?早く使って見たいですね!気になります。
ショットオーバー7
んー
でかい!
手持ちのロッドでは…
HB760Mでどうだろ?ってとこでしょうか?69PHが欲しくなるサイズ感ですね!
でも、一つ持ってていいかなと思うところです。
これ、使いこなせたら自信つきそう…
イヨケントレブル
事前情報では結構ポイントがまっすぐ立って来るタイプなのかと思ってましたが、実物をよく見るとわずかに内向きのポイントです。
初期掛が早そうで試してみたいフックです。
伊予部プロの渾身の力作らしいので間違いなさそうですね!
個人的には早く速掛けを復刻させてほしい…
まとめ
久し振りに羽を伸ばすことができてめちゃくちゃ楽しかった_(:3」z)_こんな変態で気持ち悪い僕に付き合ってくれた友人には感謝せねばねりませんね…
本当はもっと沢山みて回りましたが、楽しすぎて写真撮るの忘れました…ブロガー失格ですよねトホホホホ
1番収穫があったのはテイルウォークのフルレンジですかね!たぶん今年はスピニング一本導入します。
今年は2017年より釣りの時間を取ることが出来そうなのでしっかり研究したいと思います!!!
ではではー
【Swing impact FAT】冬の異常気象を味方につけろ!スピナベトレーラーとして使うスイパクファットのインプレッション
コンニチハ!
研究所のYoU太郎です。
寒い中インスタやtwitterでは皆さんの釣果が上がっておりとても釣りに行きたい欲が収まりません…
少しバタバタした年末年始を過ごしておりなかなか時間が取れないのです…
これからの時期、急遽時間がとれて釣りに行ったら冬なのにクソあったかいとか、季節外れの暖かい雨とかって言う経験はありますか?
そんな時、いつもの冬っぽく超絶スローな釣りだけでは勿体無いと思い真冬のスピナーベイトとトレーラーに関するこの研究報告を書こうかと思いました。
冬にスピナーベイトを巻くと言うのはなかなか勇気のいる事だと思います。しかし、近年のよくある異常気象だと感じる程暖かい日に関してはかなり有効だと感じていますので、最後まで御一読して頂ければ幸いでございます(・∀・)
【もくじ】
スピナーベイト
スピナーベイトと言っても各メーカーから様々なモデルが出ています。どのスピナーベイトでも構いませんが、YoU太郎が好んで使っているのはノリーズのクリスタルsというスピナーベイトです。
シーズン中はボートからが主体と言うこともあり1/2ozをメインに3/4ozをレンジ毎に使い分けたりしていますが、今回のような冬のスピナーベイトに関しては3/8ozを中心に考えて行きたいと思います。
なぜ、クリスタルSかと言うと、ブレードの立ち上がりがとても早く、フラッシングが強力でバイブレーションも感じやすく、浅いレンジを引いて来やすい事から好んで使っています。
と、言いますか、スピナーベイトは全てノリーズで事足りてしまうんじゃないかと言うくらいラインナップがありますよね…笑
それだけ力を入れているし、スピナーベイトは釣れると言う事ですよ。そう言う事ですよ。うふふふふ
他にはレイドジャパンのレベルスピンやエバーグリーンのDゾーンか使いやすいと思います。
細めのワイヤーでゆっくり巻いても手元にブレードの振動が伝わるものがこの釣りには使いやすいと思ってます!
トレーラー
そして、無くてはならないのがトレーラーの存在です。
スピナーベイトのトレーラーというとどんな物を連想されますでしょうか?
OSPからはリアクショントレーラーというトレーラー専用のワームが発売されてますよね!
トレーラーを着けると…
スピナーベイトにトレーラーを着けるとどう言う効果があるでしょうか?
簡単に言うと、視覚的にアピール度が高くなります。さらに同じスピードでリールを巻いた場合に浅いレンジを巻く事が出来ます。つまり、浮き上がりやすくなるという事です。
真冬なのに異常気象ばりに暖かい日や、暖かい雨が降った日やその次の日は当然水温もドンッと上がって来ます。そういう時に真冬のバスも上ずっていて、更には冷たい水が溜まる下の層にはなかなか行きたくありません。
そう言う状況を考えると、スピナーベイトを凄く浅いレンジで巻く事で長い長い冬の中、一瞬だけテンションが上がる魚を獲っていくためのスピナーベイトセッティッングなのです。
トレーラーの選択
それではどんなワームをトレーラーにしたらいいのか?ということですが、先程簡単に紹介したOSPのリアクショントレーラーのような二本のピロピロ細いテールがついたタイプのトレーラー用ワームではまだまだ水噛みとボリュームが足りません。
YoU太郎が推奨するのは、ケイテックのスイングインパクトファットというシャッドテールワームです。
具体的なサイズは3.8inch。ここで、スイングインパクトファットのインプレッションを少しだけしてみます(・∀・)
スイングインパクトファット
ワイドウォブル主体のシャッドテールワーム。
ワイドウォブルの中に少しタイトなロールが混じり、オフセットフックのフックポイントをボディに埋め込むような刺し方でセッティングする事でかなりウィードレス効果が高く、ウィードエリアをナチュラルに巻いてこれるのが強みだと感じてます。
非常にシビアな設計をされていて、フックがほんの少し傾いてセットされただけでバランスを崩しやすく、釣り人に厳しいワームだけど、本当によく釣れる。しかし、ネイルシンカーをインサーティングする位置、フックを真っ直ぐ刺すためのセンターラインも明確で、作り手の優しさと熱意が伝わってくる。
林さんの作ったワームは本当に好きです。他にも大好きなワームとジグがありますが、話が長くなるので別の機会に紹介します。
太く見えるが、程々に深めのリブが入ったリングボディなので、実際にはそこまで太く無く水をよく噛み、振動によるアピールが強めでウィードに紛れながら引いて来てもアピールは強めだと感じてます。
このリブが本当によく水に絡んで、ノーシンカーでも引き抵抗とテールが揺れている振動を感じることができ、丁寧な釣りを意識する事ができます。
しかし、かなりナチュラルなカラーにして周りの景色と同化させる事も出来るので、なかなかリアクション効果もあり使いやすくて溺愛しております。
他にも大好きな要素はあるのですが、ワーム単体のインプレッションは別の報告書でまとめますのでトレーラーの話に戻しましょう…(・∀・)笑
なぜスイパクファットか?
なぜ一般的なトレーラー用ワームではなくスイングインパクトファットというボリューミーなワームをトレーラーにセットするのか考えて行きます。
上記の簡単なインプレッションでも書きましたが、非常に水噛みが良くワイドなウォブルアクションが主体だと言うのが1番の理由です。
水噛みが非常に良いので、スピナーベイトの浮き上がりを最大限に強くします。
そして、ブレードの振動がワイヤーを通してベッドに伝わり、ヘッドを縦に振動させるようなバイブレーションを発生させますが、それにプラスしてワイドなウォブルアクションのトレーラーを着けることによって横方向の振動も加わりとても複雑な動きをします。
クリスタルSの強力なバイブレーションに掻き消されずしっかりウォブルしてくれるスイングインパクトファットじゃないとこの釣りは成立しません!(YoU太郎の手持ちのワームでは…笑)
狙う場所は?
冬だからといって水の動かない場所でこの大型トレーラーのついたスピナーベイトを投げても結果はなかなか付いてこないと思います。
冬でもこういう日は流れの効いてるところに出て、積極的に餌を待ち構えます。
そういうヤル気のある魚を狙っていくのがこの釣りです。
水温も上がりヤル気があると言っても、やはり冬は冬なので魚も活発に動けませんが、クリスタルS +スイングインパクトファットの組み合わせで超絶トロ巻きが出来るので、待ち構えてる魚の上を通してあげる事で魚を引っ張りあげる事が出来るわけです。
出来れば勇気を出してハイシーズン中にガンガンスピナーベイトを通すような超一等地の表層から数cmのところを何度も何度も通して見ると結果が出ます(・∀・)
真冬にスピナーベイト巻いて下からモンドリうって魚が湧いてきたらおしっこ漏れるくらいドキドキしますわよ(*´ω`*)
まとめ
異常気象ってとても嫌な気分ですよね。(この先地球はどうなってしまうんやろ…)
しかし、そこを逆手にとっていつもとは違う釣りを展開する事で楽しい週末を送ってみるのも乙なのかなと!
スイングインパクトファットやクリスタルSの組み合わせだけではないかもしれません!皆さんの行かれるフィールドにも狙い目のレンジがあるかと思います。
これを1つの参考例としていろいろ組み合わせて真冬の厳しい釣りをエンジョイしましょー
それでは次回の研究報告もよろしくお願いします(・∀・)
ではではー
【WILDHUNCH】絶対的存在!ワイルドハンチのインプレッション
コンニチハ!
研究所のYoU太郎です。
今年は寒くなるのが早い気がしますね。
皆さま風邪などひかれてませんでしょうか?YoU太郎家は息子の風邪が蔓延して嫁もYoU太郎も鼻水ズピズピしながら過ごしてます。
そんな中でも釣り場に足を運んでるストイックな方には頭が上がりません^ ^
今回は少し時期的に遅いですが、ミッドクランクのインプレッションをしたいと思います。
はい!
皆大好きなワイルドハンチです。
非常に今更感もありますが、YoU太郎がどうやって他のクランクと使い分けてるのか等も含めてインプレッションしていきますので是非最後まで読んで頂ければと!!思います!!!
【もくじ】
スペック
レングス : 52mm
ウエイト : 9.6g
フック : 前#7(横)後#5(横)
リング : 前後#3
リップ : ラウンド
重心 : 固定
ラトル : サイレント(ラトルインモデル有)
2016年のシーズン終盤にはウイニングルアーになったのはまだまだ記憶に新しいですよね。
スペックのみを見ると非常に特徴の無さそうな普通のクランクベイトに見えますが、なぜ市場に残り売れ続けているのか?
つまり、それだけ実績があり、使いやすく手に入りやすいという事に加え、大手メーカーの宣伝力もあり認知度も高い。
今や日本の代表的なミッドクランクになってしまったワイルドハンチを少しずつ紐解いていきたいと思います!
特徴
スペックだけ見たら普通のミッドクランクです。そこにどんな釣れるギミックが隠されているのか?
よく観察しているととても特徴的なクランクです。
リップとラインアイ
まず目を引くのが肉厚で高剛性のラウンドリップです。
なぜこんなに分厚いリップがついてるのか?気になりますよね…
本来クランクはハイピッチでハイレスポンスであるほど良いというような風潮がありました。その為、強度ギリギリまでリップを薄くして、アクションのキレを出そうとしていましたが、ワイルドハンチには全く逆を行くリップが搭載されています。
それはラインアイの位置に原因があります。
他のクランクベイト(ショットフルサイズ)と比べると、ラインアイの位置がかなりリップの先端側に寄っていることがわかります。
ワイヤーでボディ本体とアイが繋がってるわけではないので、ワイルドハンチのリップは実用的な強度を保つ為に根元付近に厚みを持たせなければならなかったと考えてます。
しかし、ただ厚みを持たせただけではただの運動能力の低いクランクベイトになってしまいますが、リップ付け根の形状とラインアイより前方に窪みを持たせる事で、しっかり水を噛ませる事ができ、付け根の形状で水圧を受けた後はしっかりボディ後方に水流を逃がせるよう工夫されてます。
ノタノタアクションと潜行角度
正直言って、イヴォーク1.2やブリッツシリーズのようにハイピッチに小気味良く泳ぐ事は出来ません。
細身タイプのボディによる高重心系のボディ形状、リップ形状とラインアイの位置からして非常にローピッチのタイトなウォブルアクションをするクランクベイトです。
なので、ネットによく書かれてるほどカバークランキングが得意かと言われたらYoU太郎的には『そんなにカバーには強くない!』と思っています。
カバークランクで使われるクランクベイトはレスポンスの高さと激しいアクションで時にはカバーをなぎ倒すようにしてかわしてきますが、ワイルドハンチはどちらかと言うと大型のリップに頼ってカバーからフックを守りながら抜けてくるタイプのクランクベイトになります。
さらに、YoU太郎が1番気に入ってるのが潜行角度です。
かなりリップの先端にラインアイがありますので凄く潜行角度が浅くなります。
潜行深度は1〜1.5m程度を攻めやすいですが、ボートからでは潜行角度が浅い為かなり浅い場所を狙う事しか出来ません。ミッドクランクとして紹介してますが、リップが大きく見た目的にミッドクランクのように見えますが、使い方としてはシャロークランクで使うようなレンジでの使用がメインになります。
あ、潜行角度が浅いって言うのは決してネガティブな意味ではなく、良くも悪くもそう言う特徴があると言うことです。
逆三角形ボディによる低重心化
カバーには強くないと書きましたが、決してバランスが悪くガンガン根掛かるかと言うとそんな事は無く、ボディを逆三角形にして背中側に空気部屋を大きく取り、細身系のクランクの中ではかなり安定した泳ぎをしますので、何でもかんでもカバーに突っ込ませるような使い方をしなければ結構器用に攻める事ができると感じてます。
次項ではどんな場所で使いやすいかをYoU太郎が感じている範囲で紹介して行きます!
有効な出し所
かなり浅い潜行角度なのでフラットエリア攻略が主な任務になります。また、バタバタ激しくアクションするタイプでは無いので、比較的クリアな水域でも見切られる事無く活躍してくれています。
コレクターさん泣かせの豊富なカラーラインナップがありますので、必ず好みの一色が見つかるのも魅力の1つです!
ウィードフラット
YoU太郎がクランクボックスに配備させているワイルドハンチはクリアなウィードフラットが主な主戦場となっています。
イヴォーク1.2も非常に使いやすいですが、水の色を見て透明度が高いと感じればワイルドハンチを選択していきます。
レンジと透明度を加味ながらもう少し深めを狙いたくて、濁りが入っていればRTO1.5や1.0、0.7も選択肢の中に入ってきます。
ワイルドハンチはノタノタしたローピッチアクションで、テールのキック力を生かしてウィードを掻き分けるように面を舐めてきますのでとても使いやすく感じてます!
フラットごろた石エリア
ゴツゴツした岩が点在するようなフラットや、ブレイクラインの上側を狙うとか、乱杭エリアを流す時に有効なエリアです。
フラットエリアならどんなところでも使いやすいですね!
当研究所職員(YoU太郎の幼馴染)曰く、立木エリアの中層攻略でも実績が高いそうですが、YoU太郎の行くフィールドに立木なんかありませんので、なかなかそう言う経験はできておりません。参考としてください^ ^
ブリッツ系は結構急潜行しますので、フラットではなくもっと地形変化があっても使いやすいですが、1番の使い分けは止めたりスピードの変化をつけてテクニカルに使うならばブリッツシリーズで、少しのスピード変化を加える程度で巻き続ける場合はワイルドハンチが有効な場合が多いです。
シーズン
春先の様なクランクベイトが活躍するシーズンと、秋の様な巻物シーズンで使いやすく、普段からクリアな水域では濁り始めのタイミングが良く、普段は濁っているならクリアアップしてきたタイミングが出し時だと感じてます。
秋のターンオーバーが収束し始めたタイミングなんかでウィードの枯れはじめたエリアを狙うのがとても好きです( ^ω^ )
オカッパリ
岸に立って沖に投げて手前に引いてくるにしたがってどんどん浅くなるオカッパリにおいてこれ以上に使いやすいクランクはなかなか無いんじゃないかなと思います!
ワイルドハンチがこれだけ有名になり、釣れると言われる要因はこれかな!笑
濁りや通すカバーによってイヴォーク1.2と使い分けて見ると楽しいと思います。
まとめ
ブリッツシリーズやイヴォーク1.2などアクションレスポンスが良く、ハイピッチで安定しているのがクランクベイトの正義だと思っていたYoU太郎が衝撃を受けたクランクベイトがワイルドハンチでした。
(ブリッツ、イヴォーク1.2のインプレリンク貼っておきます^ ^)
さらに、物に接触したとき、ボディを倒しながら舐める様にカバーをかわしてくるタイプのクランクベイトですがこの時の動きが非常に生々しく絶妙で、気持ち悪ささえ感じます…笑(これ以上は語れません。実際に見てみてください!笑)
総合的に見てオカッパリがメインの日本で使いやすく、とても完成度が高いのでフックサイズを前後#4にしたり、16lbの太糸を合わせてもしっかり泳ぎます。
発売から長い月日を経て、非常に使い分けがしやすく他の強豪国産クランクベイトが犇めき合う中で確固たる地位と実績を築き上げた名作クランクになります。今や国産クランクを代表するような認知度ですよね(*´・ω・`)b
今更YoU太郎が偉そうにインプレッションしても『そんなん知ってるよ!』と言う様な内容だったら申し訳ありませんが、ご参考にして頂ければ幸いです。
それでは、次回の研究報告もよろしくお願い致します!
ではではー