ワイルドサイドのベイトフィネスロッドを暴く!1番ワイルドサイドらしいWSC64Lのインプレッション
研究所のYoU太郎です。
前回報告させていただいたワイルドサイドWSC69MHのインプレッションが好評でしたので気になっている方が非常に多いシリーズだということがわかりました。
今回もレジットデザインのロッド『ワイルドサイド』のインプレッション型研究報告なんですが、このシリーズで一番人気がある番手ってなんなんでしょうか?
個人的にはグラスモデルのクランキングロッドも気になるけど、今YoU太郎が一番興味があるのがスピニングモデルですね.....
このアラミドヴェールが巻かれたブランクとライトパワー系のロッドはたぶん相性がいいというか、アラミドの効果が感じ取れやすいんだと思います。
しかも、コストパフォーマンスの高いワイルドサイドに3種類から用途別に選べるベイトフィネスモデルがラインナップされています。
と、言うことで今回は一番アラミドの効果を実感しやすいであろうワイルドサイドのベイトフィネスモデルであるWSC64Lをインプレッションしたいと思います!
【もくじ】
カタログスペック
まずは、お決まりのカタログ的なスペックから。
レングス:6ft.4inch
自重:94g
アクション:ミディアムファスト
グリップ形状:セパレート
バット外径:8.8mm
ティップ外径:1.4mm
適合ウェイト:1..8~10g
適合ライン:6〜12lb
レジットデザインには3タイプのベイトフィネスロッドがラインナップされております。ちなみに、このロッド以外はWSC67L+,WSC610L+という番手です。
その中でも一番繊細なのがこの、WSC64Lです。
第一印象
今回はAmazonでの購入でした。
WSC69MHが非常によかったので手に取るまでもなく購入です。
買ってから時間が経ってますが、それなりに使い込んでのインプレなので、YoU太郎の主観もあるかとは思いますが、信頼性はあるかなと思ってます!
まず、届いてさわってみて感じたのが、
★意外とシャープであること。
★軽すぎないか.....??
少し心配でした。
ネット情報では折れたという方が何名かいらっしゃたので。
適正ルアーごとのインプレッション
糸を通して投げてみると、シャープさの中に弾力性的なものを感じました。
非常に高弾性ロッドのようなシャープさを感じたのですが、アラミド繊維の効果なのかとても曲がってから戻ろうとする底力(反発力)のようなものを感じました。
ロッドを扱う常識外のことをしなければまず折れの心配はないかと思います。
それでは、YoU太郎個人的に感じている使いやすいと感じたリグをご紹介します。
ワッキー系リグ
ネコ、ノーシンカーワッキー共に操作感がダイレクトで使っていて非常にコントローラブルですね(*´・ω・`)b
4.5インチから上のストレートワームとの相性がいいと思います。
ピッチングも気持ちいいです。
スモラバ
やはりスモラバとの相性は抜群です。
YoU太郎が溺愛しているノリーズのロードランナーストラクチャーシリーズのベイトフィネスロッドと比較すると、ダイレクトな使用感です。
ティップに少しだけ弛緩性がありつつもスモラバをハングオフさせるだけの張りが残っていますので、メリハリの聞いた誘いが可能です。
ベイトフィネスと呼ばれているジャンルで使うようなリグは総合的に使いやすいという評価ができるタイプのロッドです。
ライトリグは満遍なく満足できるロッドという事です。
ライトプラッギング
5g以上がベストです。
ベントミノーのような小型のトップやシャッド、プロップベイトなど、ティップがしなやかなのでキャスティングが容易です。
メーカーによったら、これでプラッギング専用ですとラインナップされるかもしれないですね!
アラミド繊維の力だと思います。
ただ、さすがに厳寒期のプラッギングではバイトを弾きますね。
たぶん、魚が触れたことも気付かないでしょう。
基本的にはワーミングにベクトルを向けたモデルで、ティップに弛緩性があるのでプラッギングにも高次元で対応できていると言うことです。
例えば、シャッドをグラススピニングやオールソリッドで巻かなければならないような究極の状況では弾くし、ロッド単独では張りがあるので曲げにくく、点に落とすというようなキャスティングには向かないという意味です。
(キャスティングに関しては練習と慣れがあるかと思いますが、1日中これだけ使っていたらかなり制度の高いキャストをビシビシを決められると思いますが、例えばボートでソリッドティップのスピニングから持ち変えた1投目だったり、ベイトリールに慣れてない初心者では難しいかなという程度です。そこまで求めないならキャスティングがやりやすいタイプです。)
線で狙っていくような状況なら全然投げやすいですし、5g以上のウエイトがあればロッドも曲がるので特段キャスティングがしにくいという印象は無いですが、YoU太郎はプラッギングにロードランナーのハードベイトスペシャルを使う事が多いのでどうしても比較してしまいます。
以前、何かの研究報告に書きましたが、ハードベイトスペシャルが異常なだけで、WSC64Lは普通に使いやすいです。
逆に言ったら厳寒期などの究極の状況でなければ対応できてしまう恐ろしいバランスということで、YoU太郎的にはこれ1本で対応できてしまう状況が多すぎると思っています。
どんなシチュエーションで活躍するのか?
これはですね、カバーの周辺から地形変化で大活躍する1本です。
カバー内や、カバー際はWSC610L+やWSC67L+が主戦場となるでしょうが、そこ以外はこのWSC64Lが大活躍ですね!
ライトリグからプラッギングまで幅広く使えるという事です。
カバー周辺と書きましたが、ウィードであればダウンショットやガード付マス針のネコリグなんかも絡めていけます。
と、言うか程よくウィードに引っかけられて、ハングオフできるので相性がいいと感じています。
使い分ける
先程も書きましたが、ワイルドサイド中のベイトフィネス3機種のなかでカバーの濃さで使い分けができますので、ご自身で普段行かれるフィールドにマッチした1本が必ずあるかと思います。
カバーベイトフィネスの王道
ブッシュや枝っぷりの良いレイダウンにノーシンカーのスティックワームやリーダーレスダウンショットを絡めていく釣りにはベイトフィネスのラインナップ中一番強くて長いWST610L+がベスト!
ベイトフィネスのド真ん中
悩んだらWST67L+がよいかと!
葦際やオーバーハングでの提灯釣りなど、WST610L+よりも若干柔らかく操作性がよいのでナチュラルな誘いができます。
単純にカバーが薄いのであれば自然な誘いができるのは確実にWST67L+ですね!釣り比べたら差が出るかと思います。
軽量ものを何でもというならこれ!
間違いなくWST64L一択になるかと思います。
地形変化をスモラバやネコリグで探ったり、リップラップをシャッドで広範囲に流したり、ピンポイントにダウンショットを打ち込んだり、シャープだけどよく曲がるワイルドサイドの特徴が一番分かりやすい1本です。
まとめ
WSC64Lだけでなくワイルドサイドのベイトフィネス機種の紹介になってしまいましたね.....笑
しかし、冒頭にも書いた通り、一番ワイルドサイドらしさがわかる番手なのではと感じています。
シャープだけど曲がる不思議なロッドです。
もし、気になっているのであれば、最初の1本に選んでも面白いかもしれませんね!
大小さまざまなサイズがよく釣れるライトリグや小型プラグを幅広く使えるWSC64Lはぜひともおかっぱりメインの初心者の方にこそ手にとっていただきたいです。
気持ちよく曲がるのでキャスティングのコツを掴むにも最適なのではと。
さらに、価格的にもかなり良心的です。
一度使ったら癖になるようなタイプです。
言い方を変えたら好き嫌いが別れるかもしれません。
でも、この価格ですから.....笑
と、上級者は割りきれるかもですね!
参考になりましたでしょうか??
今回はこのへんで失礼します。
それでは次回の研究報告まで!
ではではー