【前編】スピナーベイトで釣れない人が守るべき10の掟
『スピナーベイトで釣れない。』
『スピナベって何で釣れるの?』
『スピナベの使い方を知りたい!』
そんな方に向けて、この記事を書いております。
この記事の最新版はコチラ!
コンニチハ!
研究所のYoU太郎です。
年末から引越しなどバタバタ忙しなくしててなかなか研究報告をUPできませんでした。
アクセス解析によると定期的に見に来て下さってる方もいらっしゃり嬉しい限りです。
出来るだけ更新できるよう頑張る所存でございます。
忙しないルアーといえばスピナーベイトですね!笑
無理やりこぎつけたななんて思ったそこのあなた!!!
その通りですよ!!!
ブレードがぐるぐるぐるぐる。
リールのハンドルもぐるぐるぐるぐる。
投げて回収投げて回収投げて回収の繰り返し…
ほら、忙しないですね!笑
(´・ω・`)
以前、ラバージグの研究報告書にも書きましたが、初心者が最も釣れないと感じるルアーの一つです。
餌の形をしていない?
あきらかにワイヤーとか偽物だってばれちゃうでしょ!?
クルクル回転して投げにくい?
そんなもったいない事を言って食わず嫌いなどせず騙されたと思って使って見てください!必ず幸せになれますよーなんて胡散臭い事を言って見ますが本当です。
そこで、スピナーベイトをまったく信じられない方、それでもスピナーベイトで釣って見たい方がまずやるべき事をまとめました。
ぜひ参考にしていただき、来るべきハイシーズンに備えてイメージトレーニングにお役立ていただければと思います!!
私は何でスピナーベイトが釣れるのか?1年間スピナーベイトだけで釣りをした経験があります。その後も使い続け、今では困ったときはスピナーベイトを投げてしまうほどスピナベを頼るようになりました。
当時から蓄積したスピナーベイトに関するノウハウを上記の記事にまとめました。YoU太郎のバス釣り研究所渾身の最新記事です。笑
ぜひ、ご一読下さい♪
前編ではスピナーベイトにとっつきやすくなる考え方も含めてます。
長くなるので記事を分けました。中編へのリンクを張っておきます^^
後編はこちらです。お時間のある時に少しずつ読み進めて下さい(*´ω`*)
【もくじ】
スピナベで始まるバス釣り
YoU太郎もスピナーベイトは信じられないタイプの人間でした。あのフォルムから魚が食いついてくるなんてまったく想像できませんでした。
だから食わず嫌いしてしまうのも理解できます。
しかし、こんなに釣れなさそうなスピナーベイトですが、どこのメーカーも必ずラインナップしてますよね?不思議じゃありませんか?
こんなに釣れなさそうなのにどこの会社も製造販売してるんですよ?
つまり、売れるから作るわけです。売れるという事は釣れるという事です。
あなたが釣れない釣れないと食わず嫌いしてる間にエキスパートの人達だけいい思いをしてるわけです。
悔しいですよね?
悔しくて悔しくて仕方がなかったYoU太郎はスピナーベイトでを理解する為に1年間スピナーベイトだけで釣りをした事があります。最初は本当に釣れなくて辛かった…
隣で釣りしてる人はライトリグで楽しそうに戯れてるのに自分は馬鹿みたいにスピナーベイトをぶん投げてただただ虚しく帰宅する。本当に辛かった…(2回目笑)
さすがに1年もみっちりスピナーベイトだけやり込むと、スピナーベイトだからこそ釣れるタイミングや、スピナーベイトだけどなんとか釣れるタイミングとか、スピナーベイトではどうにもならないタイミングをつかむ事が出来ました。
それを全てこの報告書で記すのには限界がありますし、皆さんの普段行かれるフィールドによって少しずつ違いもあると思います。
なので、スピナーベイトで釣りたい全ての方の参考になるように10項目で簡単にまとめました。皆さんは1年間スピナーベイトオンリーとかストイックな事をしなくてもいいです!笑
ただ、1〜3釣行くらいスピナーベイト投げ込むごとに読み返してみて下さい。こんなYoU太郎の文章ですが、やり込めばやり込んだだけ読み返すごとに新しい発見があると思います。
そして、スピナーベイトをマスターしたと思ったら僕にもその使い方をこっそり教えて下さい!こっそりですよ!!!こっそり!!!!!!
それでは、スピナーベイトで釣るための10の掟のはじまりですー(*´ω`*)
1. ハイシーズンに練習する
ハイシーズンに練習しましょう!
オススメは梅雨入りくらいから秋中盤くらいです。とにかく魚がアグレッシブに動ける時にたくさん投げて釣って下さい。
以前、真冬のスピナーベイトで釣る研究報告書をUPしました。
冬でもスピナーベイトで釣れます。ただ、確率的にすごく難しいという話です。冬場の活性に対してスピナーベイトではスピードが早すぎる事が多いから非常にタイミングとピンポイントを見抜く目がないと難しく心が折れてしまいます。
スピナーベイトで釣った事がない方はまずはハイシーズンにたくさん投げ込んで、どんな時にどうやって使ったらスピナーベイトで釣れるのかという経験値を積んで下さい。
これは普段から通われてるフィールドの癖があるので簡単に説明するのは難しいです。どんな障害物があって普段水がどれ程の透明度なのが、水深とかベイトの種類なとか、フィールドの癖みたいなのをよく観察しながら巻いてみて欲しいです(・Д・)
その中で…
どんな時にスピナーベイトで釣れたのか?
またはチェイスがあったのか?
いつもより透明度はどうだった?
流れはいつもより早かった?遅かった?
どの位置からどんな所に投げた?
いろいろ観察するべきポイントがあります。
キョロキョロしながらなるべくその時の状況を鮮明に記憶しておいた方が次に繋がると思います。
また、反応が無かったとしても、どんな状況だと反応が無かったのか?という事がわかるかと思います。
ただ単に釣れなかっただけではなく、釣れなかったら釣れなかったなりに観察すべきポイントがあります。
釣れない時にどうやったらスピナーベイトで絞り出せるかとかは応用なのです。スピナーベイトで釣れる状況がなんとなく掴めてきたら自ずと閃きがあるかと思います。
まずは、釣れるシーズンにスピナーベイトで釣れる状況をつかむ事!
つまりは!
そう言う事ですよ!
2. 流れ・濁りを見逃さない
じゃ、スピナーベイトで釣れる状況ってどんなんでしょうか?
YoU太郎が普段スピナーベイトを巻いた方がいいなと簡単に判断するような状況は、普段より流れが早い時。
もしくは増水して濁ってる時です。
『普段より』と言うのがとても大切です。
普段から流れが早い場合は更に流れが早くなったりした時。
んー
濁りはスピナーベイトで釣る上でとても大切だと考えてます。
YoU太郎的には普段からどれくらいの水深までボトムが見えてるのかなと言うところを気にしており、少しでも濁ってると感じたらスピナーベイトを投入していきます。
カラーについて少しだけ…
普段から濁ってるようなフィールドなら最初からスピナーベイトでいっちゃうときが多いですが、そんなフィールドが更に濁ったりしたらブレードシルバーからゴールドにしたり、スカートにチャートが入ってるものを選んだらします。
カラーに関してはそこまで悩む必要は無いと考えてます。が、普段から濁りがキツイようならスピナーベイトのラインナップ中にあるチャートやパールホワイトなどの目立つカラーを揃えていったらいいかと思います。
また、クリアなフィールドならクローム〜シルバー
茶色系の濁りならゴールド
白っちゃけた濁りならマジックで真っ黒に塗ったりもいいですね!
また、ベタ塗り系カラーブレードやメッキ系カラーブレードもありますが、シルバー、ゴールド、クロームあたりの3色を基本とし、普段の水質によってスカートのカラーを揃えていったらいいかなと思います。
スカートのカラーに関しては、水に馴染むけどぼやーっとシルエットが見えるようなカラーを基本に揃えてみて下さい。
あまりラインナップしてるモデルは無いですが、グリパン系は泥系の底質のポイントでボトムクロールしたりするとよく釣れた経験があります。
カラーに関しては人それぞれ考え方や理論があります。ご自身の理論を確立して、信頼できるカラーを揃える!サンデーアングラーならばここまで出来たら十二分に釣果が付いてくるはずです!
YoU太郎は背景や水の色とスカートの色が馴染むけど見える程度に合わせる?ですかね…感覚なので説明が難しい…
今回はここまでに留めておきますので、自身で通ってるフィールドのアタリカラーを研究してみるのも楽しいかもしれません。
また、ベイトフィッシュに合わせてそのベイトフィッシュカラーを選ぶのもありだと思います。まずは信じて投げられればという事です。
3. 必携
当然、スピナーベイトで釣ろうと思うなら常にバッグには数タイプのスピナーベイトは常備されてますよね?笑
できれば、上記でも少し触れましたが3タイプのブレードカラー。
いや、せめてゴールドとシルバーの2タイプ。
さらに、オカッパリからなら1/4oz、3/8oz!1/2ozは常備したい所。
いろんな種類のスピナーベイトで3/8ozをたくさん集めるというよりも、同じタイプでもいいのでヘッド重量の違うものを数種類持ってた方がいいかと思います。
ボートからなら1/4ozの代わりに3/4ozがあった方が便利です。
スカートカラーよりもヘッドサイズを揃えた方が釣果に繋がった経験が多いです。
また、シングルブレードのスピナーベイトってかなり使いやすく、YoU太郎はとても好きなんですけど、最近は売ってないしラインナップされてませんよね…
YoU太郎はタンデムブレードの上側のブレードを付けてる金具をニッパーで切ってシングルブレードチューンしますが、いきなりその勇気は出ないと思います。わざわざシングルブレードを作らなくても市販のダブルブレードの物で大丈夫です。
ただし、スピナーベイトで釣れるようになると勝手にチューンしたくなるので注意です。笑
4. 目に見えるレンジを引く
とにかくシャローの目に見えるレンジを巻いて見てください。
なぜかと言うと魚の目は通常上を見やすい位置に付いているからです。常に上を見上げてるので、目に見える浅いレンジを引いてあげれば魚の視界に入る可能性が上がるからと考えてます。
しかも、下から見上げたスピナーベイトは意外なほどにナチュラルな存在です。
手のひらに乗せたスピナーベイトはくの字に曲がったワイヤーやブレードによって偽物感満載ですが、スイミング中のスピナーベイトを下から見上げると揺らめくスカートによってブレード、ワイヤー、フックは隠されており、ブレードによる振動でスカートが揺らめきベイトフィッシュに見間違います。
そう考える事でとっつきやすくなりません?笑
ボトムクロールとかは応用。特にスピナーベイトで中層を刻んで狙うのは難しいです。逆にこれが出来たらかなりスピナーベイトをかなり使いこなせてると思います。
目に見えるレンジを巻く事で何が良いかと言うと、スピードの調整が勝手に出来る事です。
このスピナーベイトは自分のリールをこれくらいのスピード巻くとレンジをキープできると言う事が体感的にわかるのがとても大事です。
☆目に見えるレンジを丁寧に引いてくる。
☆少しブレードが水面を割る程度の表層を引いてくる。
☆スピナーベイトが見えなくなりそうなギリギリを引いてくる。
目に見えるレンジを引くと言ってもこれだけレンジコントロールが必要になります。後々少しずつレンジを刻むようになっていきますが、まずはこれが出来るようになったら好ましいです。
難しいと感じますか?難しいです。釣れなさそうと疑心暗鬼でスピナーベイトを投げてる状態でこれをやるのはメンタル的にも不可能に近いし、集中できませんよね?
なので、その状況での水の色で目に見えるレンジを引いてくる。これだけ考えてやってみてください。スピードも気にせず、その時結んでいるスピナーベイトが水面に飛び出すことなく、だいたい同じレンジをキープできるよう巻く。
竿先をブラさずに巻く。
一定のリズムで巻く。
ライトリグを丁寧に操るのとはジャンルが違いますが、それくらいの集中力でスピナーベイトのブレードの振動をディップで感じながら丁寧にやってみてください。
前編まとめ
本当は1記事でまとめるはずだったのですが、つい力が入ってしまいました…
スピナーベイトは間違いなく釣れる!釣りをする時間に対してかなり効率的に魚を拾っていけるタイプのルアーですので、ぜひサンデーアングラーにこそ価値があるルアーだと思ってます!
臆せずしっかり使いこなせるようになってマジもんのスッパー目指しましょうぜ!!
ではではー