『巻きシャッド』で輝く!研究所厳選おすすめムービング系シャッド。
『シャッドについて知りたい。』
『巻きシャッドを極めたい。』
『巻きで使うシャッドが欲しい。』
そんな方に向けて、この記事を書いております。
コンニチハ!
研究所のYoU太郎です。
私は以前、シャッドの魅力に取り憑かれもっとシャッドで釣りたいと思い『1年間シャッドのみでバス釣る』という探求を試みました。
シャッドのいいところって『程よく曖昧な存在感』だと思ってます。でも、曖昧で、いろいろな餌に化けてしまうからゆえ、おざなりになりがちなシャッド自体の選択術。
いろいろな使い方を試して、自分の使い方があってないのか?タックルバランスが悪いのか?様々な釣れない要因を探し、釣れるようになる模索をしている過程で気付いたのは、『シャッド自体がその状況に当てはまっているのか?』というところです。
以前、【シャッドの使い方応用編】で、シャッドを3タイプにジャンル分けして運用する事で『より、システマチック』に効率よく活用できると簡単ながら説明させていただきました。
(まだの方は、ぜひこちらを先にお読みになってからこの記事へ進んでください。この記事はシャッドの使い方応用編を呼んでいることを前提に書いています。)
より、シャッドをシステマチックに効率よく運用していくために、今回は【巻いて使うシャッド】に絞って研究報告をさせていただきます。
是非、最後までお付き合いください。
また、TwitterとFacebookもやっております。不定期更新なブログですので、更新した際には最新情報をお届けできるかと思います。
それでは、研究報告を始めます!
<もくじ>
巻きシャッドとは
応用編で、シャッドを大きく3つのタイプに分けて考えましょうというお話をしました。
- ムービング系シャッド
- ダーティング系シャッド
- クローラー系シャッド
その中で、リールをタダ巻きしたり、ストップ&ゴーやポンプリトリーブなど、ラインを張り続けてアクションさせるような誘い方で使うシャッドを【巻きシャッド】と呼んでいます。
YoU太郎の中ではそういったタダ巻き系のテクニックで使うシャッドのジャンル分けとして【ムービング系シャッド】と呼んでいます。
巻きシャッドとかよくわからないけど、使いやすくてよく釣れるシャッドが欲しい方向けに研究所が厳選した誰が使っても活躍するシャッドを紹介している記事がありますので、そちらをご一読いただけると幸いです。
釣りうまだけでなく、初心者にも使っていただきたいシャッドです!
本当に、YoU太郎が勝手に『ムービング系』 と読んでるだけです。
世間一般では巻きシャッドと呼ばれてると思います。
巻きシャッド=ムービング系シャッド
と、考えて頂いて構いません。ただ、他のシャッドとネーミングの統一性を図っているだけですので、わかりやすいほうでどうぞ!
こういった、タダ巻きのような非常にシンプルなアクションで誘ってバイトに持ち込まなければならない使い方では、通常アクションの良いものを厳選して選んであげなければいけません。
ウォブルが強いか、ロールが強いかで出しどころも変わってくるのですが、YoU太郎の行くフィールドではウォブルの方が割合的に強いシャッドを好んで使ってます。
さらに3タイプに分けて考える
シャッドというジャンルのルアーを大きく3つのタイプにわけ、【ムービング系シャッド】に分類したシャッド達をさらに3つのタイプに分けます。
それは、アクションの質やタダ巻きアクションの他にどんな特徴があるのかで分類していきます。
現在手に入る現行品のシャッドの多くは、YoU太郎的にはほとんどがムービング系シャッドに属していると捉えています。その中で、各ルアーメーカーが自分たちの技術を結集させ、それぞれタイプの違う特徴を持ったシャッドを開発しています。
同じジャンルのシャッドではありますが、【基本編】【応用編】でも説明したような使い方でシャッドを運用していくことを考えたとき、ムービング系シャッドをさらに3タイプに分けることで、より細かく、いろいろな状況で使い分けていくことができると思います。
ムービング系シャッドをYoU太郎がさらに3つに分類すると以下の通りになります。
- 高性能型シャッド
- クランキング型シャッド
- カバー型シャッド
この3タイプの特徴を生かして、普段通うフィールドにアジャストできるベストな選択を考えていきましょう。
2-1 高性能型シャッド
高性能型シャッドとは、タダ巻きで使ったときの安定性はもとより、トゥイッチングでの反応値も非常に高いシャッドです。
つまり、何でもこなせるオールラウンダー的なシャッド。
超高速巻きにも対応しつつ、デッドスローでもレスポンスが高い。それでいてトゥイッチした時にキレのあるダートをみせる。
非常に使い勝手の良いシャッドです。
主に低水温期などのバスの活性が下がってしまった時にいろいろなテクニックを駆使して何とかバイトを引き出そうとするシャッドでもあります。
基本的にタイトなアクションになる傾向があり、それゆえアピール力が低いことがデメリットであります。
デメリットさえ理解できれば、非常にタイトで細かなハイピッチアクションは非常に喰わせ能力の高いデメリットと表裏一体のメリットとも言えます。
当研究所厳選のおすすめムービング系高性能型シャッドをインプレッションと共にご紹介しています。コチラもぜひチェックしてみてください。
2-2 クランキング型シャッド
クランキング系シャッドはタダ巻き系テクニック専用機です。
アクションレスポンスが高かったり、そもそもタダ巻きでのアクションが魅力的なシャッドはここに分類されます。
弱点として、トゥイッチしてもあまりダートせずに、その場でボヤッとした平打ちするだけみたいな不器用さはあるんですがが、クランキング系シャッドは安定感がよく、ボトムにカツカツ当ててもバランスを崩しにくいタイプです。
使い方として、タダ巻きやポンプリトリーブなんかで使います。
その時に、完全にまっすぐ泳ぐのがいいのか?スピードが上がると左右にフラつくのがいいのか?または、スピードの増減によってアクション変化が大きい方がいいのか?
その場面場面で効果的なものを選択していきます。
例えば、ウィードがちょぼちょぼ生え始めたサンドバーのフラットなら、直進安定性の高いモデルを使います。
直進安定性がいいと、比較的ウィードも拾いにくいのと、ボトムのウィードに引掛けてハングオフするようなときも外しやすく完全にスタックしないので優秀です。
ミディアムリトリーブで引っかかるものを探していき、スタックしたら止める。その後はロッドティップでツンツンしてほぐすように外し、また巻きだす。みたいな使い方で釣っていきます。巻き出しもゆっくりだんだん加速していくように巻くことで、引っかかった障害物にボケーッと潜んでるバスが思わず飛び出してくる。みたいなイメージで使います。
超高速巻きテクニックが有名になりましたが、あれは少し特殊な使い方です。シャッドはそれだけではありません。超高速巻きができる安定感があるから、いろんな巻き方ができると捉えてみてください。
あまりロッドワークを使わずシャッドの能力に頼って巻き切るような、シャッドに効率を求めるときに使うタイプでで、主に春の終わりくらいに本領を発揮する現代のど真ん中のシャッドですね!
当研究所厳選のおすすめムービング系クランキング型シャッドをインプレッションと共にご紹介しています。コチラもぜひチェックしてみてください。
2-3 カバー型シャッド
カバー型シャッドはフローティングシャッドのものが多いです。
主にやることはカバークランキングと一緒です。
ただ、シャッドなので、プレッシャーやクリアウォーターでも使いやすく、投入場面は少なくありません。
カバー回避能力が高いシャッドを選ぶ。これにつきますね!笑
クランクベイトと比べると動きがタイトですが、シャッドの中では少しワイドに水をかき分けるようなアクションの物を選ぶとカバーに絡めても抜けてきやすいので、ささ濁りくらいであればこちらの方が使いやすいと思います。
さらに、同じモデルでも深度別にラインナップがあるようならシステム化もしやすく使いやすいかと思います。根掛りしやすい場所なら年中使いたくなるシャッドでクランクベイトとシャッドの隙間を埋めるニッチですが今となっては無くてはならない存在までなり上がったシャッドです。
当研究所厳選のおすすめムービング系カバー型シャッドをインプレッションと共にご紹介しています。コチラもぜひチェックしてみてください。
まとめ
今回の記事のチェックポイントをまとめます。
- ムービング系シャッドは3タイプに分けられる。
- それぞれに特徴がある。
- 時期、状況に合わせてベストチョイスをする。
ただたんにシャッドを投げれば釣れるような時代ではありません。自分の目の前に広がる状況にアジャストさせて本当の威力を発揮します。