【ROAD RUNNER STRUCTURE ST640M-Ft】ロードランナーの血統を継ぐベイトフィネスロッドとは?ST640M-Ftのインプレッション
コンニチハ。
研究所のYoU太郎です。
研究報告が滞っており、大変申し訳ありませんでした。1度書き込んだ報告書を誤って消去してしまい途方に暮れていました(;ω;)笑
こまめに下書き保存しなきゃですね…
いや、本当にヘコみました。笑
さてさて、最近はなかなか家族サービスと資格の勉強で全然釣りに行けてません。
しかし…完全に釣りをしていないかというとそれは嘘で…笑
会社の帰りに2時間だけのオカッパリなんかやってたりします(о´∀`о)
他にもクローラーベイトやミドストなんかで釣果が出てますが、今回はそのミドストに使ったノリーズのベイトフィネスロッドST640M-Ftのインプレをしたいと思います!
さて!
今回の研究課題はベイトフィネスロッドである、ノリーズ ロードランナーストラクチャーシリーズのST640M-Ft!
ベイトフィネスってとても今更感があるし、最新のモデルではありません。
しかし、ノリーズのベイトフィネスロッドは発売当初から他メーカーのベイトフィネスロッドとは一線を画する存在感がありました。
でも残念なのがネットにあまりST640M-Ftのインプレサイトがありません。(YoU太郎調べ笑)
サラリーマンアングラーにとってロッドを買うって大きなイベントであるし、財布に与えるダメージもかなり大きいと思います。だからこそ、ロッド選びは慎重になってしまうし、しっかり調べてから買うべきだと思ってます!
このインプレが、ベイトフィネスロッドでお悩み中の貴方の役に立てば幸いです。
【もくじ】
カタログスペック
まずはカタログスペックてす。
レングス : 6ft,4in 6フィート4インチ
パワー : M / Ft ミィディアム / ソリッドティップ
テーパー : EX-Fast
ライン : 6lb〜16lb
ウェイト : 1/32〜1/2
ティップ径 : 1.3mm
バット径 : 11.6mm
自重 : 125g
グリップ : 210mm セパレートグリップ
メーカーHP見たらわかると思いますが、カタログ的なスペックはこんな所です。
ベイトフィネスロッドとしては少し短いタイプに分類されるでしょうか?YoU太郎個人的には非常に使いやすいレングスですね!
じゃ、いったいどんなリグを使えるの?そんな疑問にお答えする研究報告もしております!
合わせて読んで頂けると幸いです!
特徴は??
そして、ソリッドティップという事。しかも、ソリッド部がかなり長い。
早春のもっさりした動きの鈍いバスの口からワームをこぼさないようにフッキングさせるには、オールソリッドのようなロングソリッドティップでじゃないとせっかくのバイトを弾いてしまいます。(下の写真は山間部の3月3日です。クソ冷たかったです…でも、バイトを弾かず獲れました。)
ここが注目する所!
注目して欲しいのがティップ径とバット径です。
11mmを超えるかなり太いバットからギューッとハイアングルに絞られてソリッド部に連結してあり、ソリッド部の先端径は1.3mmです。
エクストラファーストテーパーになってますので、かなり操作性がいいというのはカタログを見ただけでわかるかと思います。
インプレッション
いやいやいや、しかし、ソリッドティップでしょ?しかもかなり長いロングソリッドティップなんでしょ?かなりダルいんじゃないの?
と、オールソリッドロッドを使った事がある方はそんなことを思われるかもしれません。
高感度なオールソリッド???
使用感としては、手元は急テーパーのチューブラーなので、操作感は抜群です。しかし、リグ側は長いソリッド部がオールソリッドと同様の食い込みの良さを演出しています。
つまり、オールソリッドの少しモッチリとした反発の遅い操作感を、高弾性カーボンチューブラーで支えてパリッとした操作感に仕上げているという事です。
あまり感度という人それぞれの曖昧な表現は文章でしか伝えられないブログでは微妙だと思ってますが、かなり感度の高いオールソリッドを使ってる感覚です。
しかも、6.4ftというオールソリッドでは重すぎて現実的に不可能なレングスですからね!
ベイトフィネスロッドでは少し短い〜標準クラスのレングスですが、オールソリッドではこのレングスになるとかなり長い部類に入ります。
こうやって文章にすると今まで相反する性能だったものを融合させたような魔法の竿な気がしますし、胡散臭くも感じます。
自分で文章を作っていてもそう感じます…笑
しかし、数年間使い込んだYoU太郎自身が実際に感じている事なので間違いないです!!
いい事ばかり書いておりますが、ソリッドならではのクセと言うか、知らないと致命的になりかねないデメリットも当然あります。
このロッドを選ぶのであれば必ず知らなければならない注意点をまとめた研究報告に一度目を通してみて下さい!
気になるのは自重くらいだけど…
自重は最近のロッドとしては軽くはない部類に入ってしまいます。
軽量・高感度をウリにしたロッドだと自重が二桁台ですもんね…
そんなロッドはなかなか手の届かない定価設定にならざる得ないような最新技術の詰まった化学の結晶か、カタログスペックだけを追い求めたただの使いにくい棒です…
ノリーズ ロードランナーシリーズ全てに言える事ですが、このロッドのバランスは重心とグリップの長さで調整されており、リールを着けて釣りをする事で初めて軽く感じるセッティングになってます。
ガイドセッティングはセミマイクロガイドとなっており、ライトリグをピッチングやキャスティングするときは糸抜けが良く、操作感がタイトで極小のマイクロガイドよりマイルドだけど大径ガイドほどアバウトではないセッティングですね。
ここは、さすがノリーズのものづくりだなと強く感じる部分だと思うのと同時に好みが分かれるかもしれないです。
YoU太郎個人的には大好きです(о´∀`о)
コンセプトはカバーベイトフィネス
ラインのキャパシティはカバーでの使用を考えているので当然太糸を背負えつつ、6lbというライトラインを守るクッション性があるので、かなり懐の深いベイトフィネスロッドだと言えます。
実際、リューギのインフィニ3/0フックを14lbでガッツリ上顎貫通させたりできるし、カバーに放り込んでも安心感あるロッドで、ベイトフィネスロッドの中でもバットパワーはトップクラスでしょう。
かといって、カバー以外で使い道がないかと言ったら全然そんな事は無くて、オープンウォーターでのベイトミドストやネコリグ、スモラバ、ワッキー系のリグにもベスト!
特にヘビーダウンショットではよだれが垂れるほどのフィーリングです。
結局はオープンウォーター操作する釣りでも、カバーへ撃ち込む釣りでも両方使える幅の広いロッドでした!
結局は使い手の技量次第だし、好みもあります。
丁寧に、繊細にならこのモデル。
もっとダイレクトに、動きにメリハリを出したいなら別のモデルがあります。
適材適所ですね!
結局どんなモデルを選んでも高価な物なので、お父さんのお小遣いで後悔しない買い物をしたいですよね(о´∀`о)
各メーカーのベイトフィネスロッドは2010年頃のベイトフィネス発足時からモデルチェンジを繰り返して来ましたが、どのメーカーも数本はベイトフィネスというカテゴリーのロッドをラインナップに加えています。
なんとなくロッドを選ぶのではなく、自分に合ったロッドを選んでみてはいかがでしょうか!!
それでは、研究報告を終わります。
ではではー