キャスティングによるジグ・テキで魚を捕るための最初の4歩目(フッキング編)
コンニチハ!
研究所のYoU太郎です。
引き続きジグやテキサスで釣るための研究報告なんですが、今回はフッキングについて!
巻物のようにロッド頼みのノセるような巻きあわせではデカイ魚のの硬い口にフックを貫通させる事はできません。
自分からしっかりフックポイントに力を伝えなければならない最後の段階です。
しかし、これが出来れば魚まで後少し!
エキサイティングな瞬間のフッキング。
その一瞬の動作をしっかり行う事で、魚を手にすることが出来るのか否かが決まります。
一歩目から3歩目まで読んで頂いた方のみここから先に進んで下さいね!いきなり4歩目を読んでもチンプンカンプンだと思います!
1歩目ではジグとテキサスの使い分けに触れています。
どちらが釣れるかではありませんよ?
自分の目の前に広がるフィールドではどちらが使いやすいかで選んでみて下さい!
さらに、ジグには様々なヘッド形状があります!
ヘッド形状でも使い分けられたらさらなる1匹を呼び込むことが出来るかと思います!
さてさて!
本題のフッキングの話に入りましょう(*´ω`*)
もくじ
フッキング
フッキングについてです。
ジグやテキサスのフッキングはスピナーベイトなど巻物のフッキングと少し違います。巻物は常にラインを張った状態でのフッキングは向こう合わせというか、ロッドの性能に依存する要素が多いですが、ジグやテキサスなどのラインスラックが出ている釣りは人間側がしっかりフッキングをしてあげる必要があります。
アタリがあったら?
あたりがあったらまずやることは、魚に違和感を与えずにしっかり口の中に吸い込ませる事です。
アタリが手元に伝わったらまずロッドを倒し操作してる時以上にラインスラックを作ってください。アタリがあっても引っ張り続けてしまうと、魚が違和感を感じてワームを離してしまいます。
アタリがあってからもラインスラックは大事です。2歩目、3歩目でも触れてますので、今一度ご確認下さい。
3歩目ではロッドの操作にまつわるラインスラックの報告書です。
さらに内容の濃いものになってるかと思います。
フッキングの最終準備その1
ラインスラックを作ったら季節にもよりますが、1~3テンポ置いてからシャカシャカシャカシャカとラインスラックを巻き取ります。しっかりラインスラックが巻き取れないとフッキングの力がスラックに吸収されてしまい、すっぽ抜けます。
どれくらい回収するのかというと、完全に回収してラインが張ってしまうとNGなので、ラインスラックの80%くらい回収するようなイメージです。
完全にラインスラックを巻き取ってしまうと、せっかく魚が口の中にワームを入れてくれたのに人間側に引っ張られる事で違和感を感じて吐き出してしまいます。
極力魚に違和感を持たれず、確実に魚の口にワームが入っているかを、ドキドキしながらティップに聞いてみて下さい!
フッキングの最終準備その2
ラインスラックを巻き取ったら優しくラインをティップで引っ張りしっかりワームを食い込んでいるか確認します。
しっかり食い込んでいればグーーーっと重く感じます。まだ食い込んでいなければプンプンプンプンと魚が口でワームをハミハミしています。
フッキング!
しっかり食い込んでいることを確認したらそのまま親の敵を打つつもりでフッキングしてください。
コツはしっかりロッドをバットまで曲げる事です。そのためにしっかり出したラインスラックを回収し、力が抜けないようにします。
それさえ意識してればフッキングはほぼ確実に決まるでしょう!
いろんなアタリがあります!
アタリって、魚の活性やヤル気、状況でいろいろな違和感として手元に伝わってきます。
場合によってはラインにしか現れず、よそ見してたら既に吐き出されてアタリにすら気付かないということもあるかもしれません。
この感覚は全て経験ですし、何回もフッキングを決めるからこそ水中をイメージすることができます。アタリの出方で魚が大きいか小さいか予想できますし、食い込んでいるか、まだ違和感を感じて口の中に完全に入れずにハミハミして餌かどうか確認してるのかわかるようになります。
イメージ
ここまでの全ての行程をロッドを操作しながら水中をイメージしてやってみてください。
なれないうちはゆっくりと、じれったく感じるくらいゆっくりです。
ボトムの起伏や固さを感じ、ゆっくり丁寧にボトムをきっちり這わせます。
ボトムがどんな状態なのかイメージしながらズルズルしてください。アタリを取るためにワームを引っ張りジクジク誘うのではなく、ボトムの状態を確認しているついでに魚の反応を得られるくらいの気持ちでいるのが魚を釣る一番の近道かも知れません。
そして、アタリがあったら魚に違和感を与えずラインスラックを回収します。
そして、魚がしっかり食い込んでいるかティップに聞いてみてください。
その後フッキング動作に入りますが、ここまでイメージをしながら丁寧にやらないとアタリを感じた瞬間にビックリしてへなちょこフッキングをしてしまいます。
このへなちょこフッキングをビックリアワセと言いますが、見ていて恥ずかしいです。慣れないうちは、キャスティングの前に『アタリがあったらまずラインスラックを出す』と一回冷静になってから投げるといいかなと...
運動オンチの女の子に必ず釣ってもらわなければいけないとき、毎回予習させてからキャスティングさせました。これは、どうしてもビックリアワセしてしまう場合の究極の最終手段です。
(たぶん皆さんはここまでしなくても大丈夫だと思います!笑)
この釣りで必ず揃たい物
慣れないとフッキングが遅れてワームを飲まれて喉の奥にフックが刺さってしまいますので、絶対にオエオエ棒と長いプライヤーは必携です。
クランクオタクがアイチューナーを必ず携帯しているのと同じくらい大事です。
絶対に必携です..
それと、これは絶対に組みたい専用タックル。
バーサタイルロッドでもいいですが、やはり専用タックルでないと取れないアタリや感じれないボトム感。
クランキングロッドとジグロッドはそれぞれ専用タックルの優位性があると思います。バーサタイルロッドでもいいでずが、専用タックルを組むことで見えてくるものがあると思ってます!!
まとめ
フッキングは魚を取れるかどうか一瞬で決まる居合のような動作です。
魚を掛けられるだけ食い込ませられてるか?
魚を掛けられる間合いまでラインスラックを回収できてるか?
魚を掛けられるだけのパワーを出せるか?
1番慎重になりたいけど大胆に行かないとバレます。失敗したらとても悔しいし、その日の最初で最後の魚信かもしれませよね?
失敗しないためにも、しっかりイメージして実践してみて下さい!
それでは次回の研究報告まで!
ではではー