【後編】スピナーベイトで釣れない人が守るべき10の掟
コンニチハ!
研究所のYoU太郎です。
さて、長くなってしまいましたスピナーベイトで釣れない人が守るべきルールも後編まできました。
今回はYoU太郎溺愛のスピナーベイトも紹介してます。
風が吹いたらスピナーベイトですが、風が吹かなくてもスピナーベイト巻いてきました。風邪ひいてもスピナーベイト巻いてきました。
そんなワタクシの研究報告を読んで、スピナーベイトのいいところだけ!味わって見てください!
そして、まだ前編を読んでない方にとって【後編】は少し応用編になってますので、【前編】からお読み頂くとより理解が深まるかと思います 。
さらに【中編】をお読み頂くと、より魚に近づけるかなと思います!
【もくじ】
8. ゾーンを絞っていく
釣り場に着いてスピナーベイトを投げ始めた時は何も状況がわからなくても、数十投するうちに魚からの反応が返ってきたり返ってこなかったりで、だんだん状況がつかめてくると思います。
また、風向きが分かってきたり、流れやシェードなどの魚が付きそうな位置がが見えてくるとだんだんとスピナベを巻いて魚を誘いたいゾーンと早く回収して次を投げたいゾーンが分かってきます。
そうやって釣れそうだなと思うゾーンをどんどん小さく絞り込んでいき、効率と確率を上げていきます。
これがルアーで釣る為にとても重要な事です。
スピナベで絞っていき、それでも釣れなければライトリグを入れてみたりもできます。
できればこの記事を読んでスピナベで 釣って頂きたいですが、釣果第一なので笑!何で釣ってもええのです!笑
もし、見えてるレンジを巻いていてバスがじゃれついてきたり、チェイスがあったら最大のヒントです。
そのバスはどんなところから飛び出してきました?
見えないレンジから浮いてきました?
岩陰から飛び出してきました?
どんな岩陰ですか?
流れが当たってますか?
岩陰一つとってもいろんなシチュエーションが考えられますので、それと同じような条件のポイントを巡ってタイミングを変えて入り直したりするのも良いですね!
9. ワイヤーチューン
クランクやシャッドなどリップがついたルアーのトゥルーチューンはされてますか??
基本的にはトゥルーチューンしてまっすぐ泳ぐよう調節してあげることで始めてリップ付きルアーは本来の潜行深度まで到達する事ができたり、設計者の狙ったアクションを演出します。
それと同じ事がスピナーベイトにも言えます。
ん?スピナベにリップなんかねぇーじゃん?
むむ…
たしかに…
確かにスピナーベイトにリップはありませんが、ヘッドの重量とブレードの大きさによるバランスで左右どちらかに倒れて泳いだりします。
チョイ投げして高速で回収して見てください。
ヘッドとブレードが真っ直ぐ一直線上に泳いでくればトゥルーチューンの必要はありませんが、ヘッドに対してブレードが左右どちらかに倒れながら戻ってきたらトゥルーチューンが必要です。
どうやってトゥルーチューンするのかと言うと、アングラーから見てブレードが右に倒れるならアッパーアームを右に倒す。逆に左に倒れるようなら左に倒す。
そうやって少しずつ真っ直ぐ泳ぐまでアッパーアームに癖をつけてあげるだけオッケーです。曲げる方向は傾く方向と同じ方向に曲げるのがミソです。
クランクのアイチューンとは逆と覚えたら忘れないかも!
これをやるとやらないとではかなり釣果に差が出ます。
巻きスピードの許容範囲がかなり変わるからです。
また、スピナーベイトのロアアームとアッパーアームの角度を小さくするとさらに早く巻いても浮き上がりにくくなります。
あまり曲げすぎるとブレードがフックに当たりすぎてしまいますので、ほんの少しの調整しかできませんが、スピード調整という意味ではかなり効果的です。
さらに深い水深を通したい時や浅いレンジでももっと早く巻いていきたい場合はかなり有効です。
逆に広げると浮き上がりやすくなりますのでスピードを抑えられます。やり過ぎると回転しますので程々に調節してみてください。
10. 釣れるスピナーベイトを使う
釣れるスピナーベイトというと語弊がありますね…笑
YoU太郎は買った殆どのスピナーベイトで魚をキャッチしてますので、市販のスピナーベイトで釣れないものはまず無いと思います。
じゃ、結局どれ買ったらええねん?という方に向けて、独断と偏見ですがいつも使ってるスピナーベイトを簡単に紹介します。
クリスタルSシリーズ
言わずと知れたクリスタルSシリーズ。
と、言うか、このシリーズだけでオールオッケーだよ!ってくらいのラインナップがありますから、ここから始めたらいいかと思います。
オリジナルのクリスタルS、ディーパーレンジ、シャローロールと、代表的な3タイプに加えて、スーパースローロールやウィンドレンジ、パワーロールと、現行品でもかなりのタイプがあります。
それだけスピナーベイトに力を入れてるメーカーであり、スピナーベイトを知り尽くした人達が作り上げた名品ばかりなので、まず間違いないシリーズです。
オカッパリからでもボートからでも使いやすいモデルを簡単に紹介していきます。
オリジナル
まずはオリジナルのクリスタルSです。
タンデムウィローで細めのワイヤーでヘッドの振動をしっかり手元に伝えてくれるので非常に使いやすく壊れにくいモデルです。
このメーカーのスピナーベイトVブレードという平たいブレードが装着されてますので、波動も強く、強烈なブラッシングも特徴的です。
色んなメーカーのスピナーベイトと比べると比較的浮き上がりやすくなってますので、浅いレンジを引きやすく、シャローが多い水に色が付いているような水域では基準のスピナーベイトになりやすいかと思います。
また、ブレードの回転レスポンスが極めて良く、巻き始めの本の一瞬で水を噛み、回転を始めるので、狭いカバーでも非常に使いやすく、YoU太郎の中で落ちパク率No.1スピナベになってます…
リアブレードをワンサイズ大きくしたり小さくしたりしてもいいですし、大きなトレーラーを付けてもバランスを崩さない優秀なスピナーベイトです。
トレーラーフックを付けない方がいい事が多かったです。
ディーパーレンジ
ディーパーレンジはダブルウィローの少し深めの水深を静かに下がるような時に使います。
オリジナルよりも浮き上がりがかなり抑えられてるので同じレンジを引く場合は少し巻きスピードを上げないといけません。
また、ヘッド形状もワイヤー形状も独自の設計になってます。こういうところもスピナーベイトに対する熱意が他メーカーとは違うな!と感じてしまいますよね_(┐「ε:)_
ディーパーレンジは振動も控えめなのでクリアな水域のウィードフラットをスローロールしたり、オリジナルとのレンジやスピード調整で使い分けていくといいかと思います。
シャローロール
オリジナルと比べるとヘッド形状は流用してそうですが、ワイヤーは別設計となっていて、スイム姿勢がとても良く、かなり浮き上がりやすいスピナーベイトです。
普段より強い濁りが入った時に、カバーへ寄り添ってしまってる魚に対してタイトにタイトにアプローチできるスピナーベイトです。
魚にとって普段より視界が遮られるような状況で投入するスピナーベイトには、カバーに対するすり抜け性能も魚に気づかせる強烈な波動とフラッシングのインパクトも必要になってきます。
その両方を併せ持ったのがシャローロールです。
正直、他メーカーのスピナーベイトはヘッドとワイヤーは共通で、ブレードだけタンデムウィローだったりダブルウィローだったりという設計ですが、シャローロールやディーパーレンジは専用に作られてますので、完成度が違います。
ハイピッチャー
ノリーズ にはウィンドレンジというコンパクトスピナーベイトがあります。
ただ、それがあまり売ってません…
なのでハイピッチャーを使ってます!
単純にコンパクトなのでバイブレーションも小さめ、フラッシングも小さめ。
でも、基本はスピナーベイトだからルアー自体のアピール力は決して低くない。
コンパクトスピナーベイト全般に言える事だとおもいますが、浮き上がりにくいのでレンジキープがしやすい。
ハイピッチャーはどこでも売っていて、ヘッドの重さも沢山選べる。
使いやすくて壊れにくい。そして、どこでも手に入る。
本当にスピナーベイトで釣れるか疑心暗鬼な方はこれから試して見たらいいと思います。
Dゾーンもとてもオススメなんですが、いかんせんワイヤーが弱くてなかなかオススメしにくい…
OSPのルアーは良く釣れて壊れにくくどこでも買えるという_(┐「ε:)_とても使いやすくて好感が持てます_(┐「ε:)_
後編まとめ
釣れる気がしてきましたか?
そんな気がしてきて釣りに行きたくなって頂けたらこの研究報告書を作成した甲斐があります。
タックルセレクトの記事も後々上げて行きますので、もしご参考にして頂けるなら御一読ください(o^^o)
もし、この記事を読んでスピナーベイトで釣れましたら一報下さい!
ヤル気が!!!!!
出ます!!!!!!!
それでは次回の研究報告もよろしくお願いします!
ではではー