根掛かり対策最終奥義!バイブレーションのダブルフックチューン
バイブレーションの永遠のテーマ。
『根掛かり対策。』
根掛かり対策に関する最新記事を更新しました。
また、ルアーのロスト率削減に関する記事もご参考にしてみてください。
バイブレーションだけでなく、様々なルアーに応用できる超簡単な根掛かり&ロスト率削減対策です。
本来、根掛かりするような場所は得意ではないバイブレーションですが、オカッパリからだとどうしても根掛かり対策が必要な場面って多いんじゃないかと思います。
だからといってバイブレーションを使わないのはとても勿体無いと思い、ダブルフックチューンのキモを研究報告書としてまとめました。
ありきたりではありますが、ダブルフックチューンキモとメリットとデメリット及び、どんな場面で投入するのか?また、デメリットをなるべく無くすためにはどうしたらいいかなど、シェアしていきたいと思います。
コンニチハ!
研究所のYoU太郎です。
根掛かりが気になって食わず嫌いしてる方が多いバイブレーションですが、使わないなんて勿体無いなと思い、最近はバイブレーションの記事ばかり書いてます。
今回は根掛かり対策に関する研究報告書を作成しましたので、ぜひご参加にしていただければと思います。
もくじ
どんなチューンなのか?
いたって簡単なチューンです。
は?これだけ?なんて思わないでください。
一応こだわりはあります…笑
1番簡単なのは、フロントフックをトリプルフックからダブルフックに変えます。
ただ、これだけです。
は?これだけ?って思ったでしょ?
すみません…
でも、YoU太郎のこだわりも少しだけ紹介させてください!
フックサイズを変える。
もともと付いているフックの1番手大きいサイズを付けています。
YoU太郎がよく使うバイブレーションはジャッカルのTNシリーズやレイドジャパンのレベルバイブが挙げられます。
TN60だったらもともとフロントに#6、リアに#8というサイズのフックが付いてますので、両方ともダブルフックチューンする場合はフロントに#4、リアに#6というサイズのフックに交換します。

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メリットデメリットのときに詳しく書きますが、基本的に変えるのはフロントのみです。リアはよほどの場面でない限りトリプルフックのままにしておくことがYoU太郎の場合は多いです。
ちなみに、レベルバイブのフックサイズは確かフロントもリアも共に#8くらいが付いていたはずなのでダブルフックチューンする場合はフロントを#6に交換します。

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もちろん、スプリットリングも外してください!
なぜフックサイズを変えるのか?
フックがトリプルからダブルに変わることで、一本少なくなります。
なのでフッキングしやすくするために1番手大きくしてます。
一度同じサイズのフックを付けてみたらわかるかと思いますが、同番手のフックだとかなり小さく見えますし、フロントフックの1番要である真下側の一本がなくなるので、なるべくフックポイントをバイブレーションの本体からはみ出させてあげたいので1番手大きくします。
軸径を気にします。
フックを選ぶとき、軸径を少し気にしました。
フックを折られてバラした事があるので、ダブルフックチューンする場合はフックの軸径を気にしました。
貫通性能を重視したいところなんですが、あまり細すぎると折れたり開いたりしやすいのは困ったものです。
特にベイトタックルで使うサイズのバイブレーション普通に中軸で折れなさそうな太さのものを選んだ方が無難です。
じゃ、貫通しなかったらそもそもバラすじゃん?と、なりますよね?
どんなフックを選ぶべきかは最後の方に書きたいと思います。
どんな場面で投入するの?
根掛かりする場所!
そりゃそうなんですけどね…笑
ただ、以前の記事でも書いたように、そもそもあきらかに根掛かりする恐れがある場所でバイブレーションを投入するのは得策ではありませんよね?
どうしたってバイブレーションの弱点は根掛かりしやすいことですもんね!バイブレーションの活躍の場は基本的にはフラットです。
と、言ってもタイトルである通り最終奥義なのです。
YoU太郎もあまり使いません。
それは、バイブレーションだけでなく、ハードルアーが根掛かる時って、だいたいボディが何かの隙間に挟まってしまう時が多いんですよね!
フックが刺さってしまうよりも断然多いです。
超クリアウォーターでばかり釣りをしていて、引っかかったらザブザブ取りに行っていたYoU太郎が言うんだから多分間違いないと思います。。。笑
それでもYoU太郎がダブルフックチューンを用いたい場合ってなんでしょう?
それはボトムに堆積した枯葉みたいなゴミを拾ってしまって、毎キャストきれいに取るのがおっくうになってしまった時です。
だから、ボックスに1個とかダブルフックチューンしたバイブレーションを入れておいて、そんな場所で使う程度です。
あまりやらないけど、完全にやらないことはないですよーって具合ですね!
フラットに沈物がある場合は注意。
もともとフラットになにか沈んでるのがわかってる場合にダブルフックチューンして根掛かりしないように気をつけます。
沈船みたいなわりとツルンとした物の場合は比較的大丈夫なんですが、硬い植物の根っこがあるとか、どのうや巾着みたいな物はダブルフックチューンしても根掛かりは避けられないかもしれませんので注意が必要です。
メリットとデメリットのおさらい
それでは、ダブルフックチューンのメリットとデメリットをおさらいしていきたいと思います。
メリットばかり目につくようならぜひ試した方が良いフィールドに通われていると思います。しかし、デメリットが気になるようならメインではトリプルフックのまま使用し、メインメインYoU太郎のような運用方法を試したり、アレンジしてみたりしてもよいかなと思います。
メリット
メリットその1
確かに根掛りは減る。
体感的にですが、確かに根掛りは減ったと思います。ゴツゴツした岩場を攻めるときなんかは効果ありでした!
メリットその2
ゴミを拾いにくい。
YoU太郎的にはこれの恩恵が大きく感じています。
なにより効率があがります。
ルアーを水面にビターンビターンしなくてもいいですし、寒いときにルアーについたゴミを手でチマチマ外す手間が省けます。こうした少しの効率アップが釣果アップを生むと思ってます。
ちなみに、バイブレーションがゴミを拾うのってフロントフックが多いので、デメリットのフッキング率低下を極力抑えるために、YoU太郎はフロントのみをダブルフック化して運用しています。
デメリット
デメリットその1
フッキング率が悪くなる。
フックの本数が少なくなるので当然こうなります。
妥協策としてはフロントのみダブルフックに変更し、1サイズ大きくすると気にならなくなります。
また、フックの軸径も気にしてみるといいかもしれません!次に、オススメフックの紹介をしていきます。
デメリットその2
結局ダブルフックチューンしても根掛かる。
ルアー自体が隙間に挟まったり、どうしてもバイブレーションの特性上根掛りを避けられないようなものもあります。
このへんは、練習とボトム情報の蓄積でカバーするしかないでしょう。
おすすめのダブルフック!
ダブルフックにすることで生まれるデメリットを極力抑えられるフックを選んでみました。
YoU太郎が使っているフックはリューギのピアスダブルです。
手に入りやすいし、表面のコーティングで抜群に刺さりが良いのはピアストレブルでも実証済ですもんね!
何を使っていいかわからなければ間違いないのはこれでしょう!!
軸径も程よく伸ばされたり折れたりしない安心感がありつつも、コーティングで貫通力は抜群!最高っす!
まとめ
チューンといっても簡単なもので、拍子抜けさせてしまって申し訳ありません。
でも、チューンするから完璧になるわけではなく、必ずデメリットもうまれてきますので、そこをうまく利用したり、抑えたりすることができるよう考えてやってみるのも面白いかもしれません!
それでは今日はこの辺で・・・
ではではー