YoU太郎のバス釣り研究所

YoU太郎のバス釣り研究所

副業でサラリーマンやってますが、普段は研究所でバス釣りの研究をしてます。お気に入りタックルのインプレと釣行記録のブログです!

鬼努力してシャッドを使い込んだ結果、ドン引きするくらい釣れるようになった。

『シャッドでもっと釣果を伸ばしたい。』

『シャッドの圧倒的威力を体感したい。』

『バスの生態を利用してもっと釣果を伸ばしたい。』

こんな方に向けて、この記事を書いております。

 

この記事の最新版はコチラ!

bassuniv.com

 

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コンニチハ!

研究所のYoU太郎です。

 

YoU太郎は数年前、1年間シャッドのみでバス釣りをするというストイックなチャレンジをしておりました。

 

なぜシャッドだったのかというと、シャッドが好きだからです。笑

 

それと、トーナメントでウイニングルアーになるので、間違いなく実釣性能が高いだろうと思っていたからです。

 

実際にシャッド生活をしていると大変なことばかりでしたが、だんだんと『釣果』という形で結果が表れてきました。

 

確か、期間は2017年冬~2019年春まで。

 

最初はマジで釣れませんでしたよ...

 

シャッドって冬使うもんだろ?なんで釣れねぇの?って思考停止状態です。

 

そんな状態から、今ではシャッドは必ずボックスに入れるというか、シャッド専用BOXを必ず持ち歩くくらいまでシャッドを信頼するようになってしまいました。


この記事の最後まで読むことで、シャッドを使って釣るためのヒントがかなり見つかるかと思います。

 

今回は、【シャッド全く釣れねぇじゃん】→【シャッド持ってないと不安だ】という思考になるまでの物語です。

 

 

その模様を赤裸々にお伝えしたいと思います。

 

 それでは、スタートです!!

【記事の内容】

たくさんのシャッドを買いそろえた。

そりゃもう手に入る国産のシャッドはほとんど買って試しました。 

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どれが自分と相性のいいシャッドか?

 

どのシャッドを基準にボックスの構成を考えようか?

 

わくわくを抑えきれなかったのを今でも覚えてます。

巻きシャッドが釣れるんだろ?

シャッドの使い方はあらかた調べました。

 

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当時、パブロシャッドが発売するかどうかってタイミングで、山木プロが早巻きで使うといいんだよってTVでやってたのを見て、YoU太郎は『早巻き信者』となるのでした。

 

早く巻いたほうがいいんでしょ?

山木プロの当時のシャッドの使い方の解説では、早く巻いてる俺かっこいいだろ?とでも言わんばかりに早巻き押しでした。

 

実際にそれでバンバン釣りますし。

 

早ければ早いほうがバスを騙せると思ったYoU太郎は、リールから火が出るくらい早く巻き増した。

 

結果的に釣れず、どんどんドツボにはまっていきます。

中層で巻くのが正解なんでしょ?

おそらく、シャッド生活を始めてから半年くらいはマジで釣れなかった記憶があります。

 

当時、資格試験にむけて勉強していたっていうのと、第一子誕生とが重なってなかなか釣りに行けなかったことを差し引いても釣れない期間が長かったと記憶しています。

 

そこで、いろいろとネット情報を駆使してシャッドに関するノウハウを頭に叩き込みました。

 

その中でも印象的だったのは、シャッドを『中層で使う』とか、『バスの目線よりちょい上を通す』って言葉でした。

 

正直、中層ってなんだよ?

 

ボトムから1mmでも離れたらそれは中層だよな?

 

スマホでシャッドの使い方を検索しては、あいまいなことしかネットには書いてないなって落胆した記憶しかありません。

 

実際にボトムにつけないように巻く工夫をしたり、潜行深度が浅いシャッドをで1日やりきってみたり...

 

マジで試行錯誤の時期でしたね。

なぜ釣れないんだ...

なにをやっても釣れないんですよ。

 

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トホホですよ

 

いや、ポロポロ釣果はあるんですよ?

 

でも、釣れ方が自分のイメージとシンクロせず、なんでバスが釣れたのかわからない状態です。

 

そこで、ほんの少しシャッドしか使わないってルールをやぶってスピナーベイトを使った時があります。

 

シャッド1年生活をやる数年前にスピナベ1年生活をやったことがありました。

 

なので、スピナベが活躍するタイミングを見定めて投入です。

 

するとあっさり釣れるんですよね。

 

な・ん・で・だ?

 

苛立ちすら覚えました。笑

 

そこで、YoU太郎は一度気持ちを改め、ハードベイトで釣るための極意は何なんだ?ってとこから再スタートすることを決めました。

 

中でもクランクベイトでバスを反応させる方法なんかが参考になったと記憶しています。

 

その極意とは?

たとえば、自動車の教習所で習ったことを思い出してほしいんですが、事故を起こさないために理解しなければならない3つの要素って何だったか覚えてます?

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それは...

  1. 認知
  2. 判断
  3. 行動

です。

 

認知はバスにルアーの存在を気付かせることです。そもそもバスにルアーの存在を気付いてもらえなければ勝負は始まりません。

 

次に判断です。判断は、バスがルアーを食べちゃおっかな?どうしようかなって判断すること。偽物ってばれてしまってはなかなか食べてもらえないので、偽物ってばれないようにする工夫が必要ってことです。

 

最後に行動。行動は実際にルアーを口で咥えたり、口の中に吸い込むこと。バスの動きに対してシャッドの泳ぎが早すぎると追いつけづに食べてもらえませんが、遅すぎても見切られます。

 

このことは、スピナベ生活のときに見たDVDで勉強したことでした。

 

これをシャッドに当てはめて考えていきます。

キッカケはサイト

本当にきっかけは河口湖でのサイトフィッシングでした。

 

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確かGWの次の週だったと思います。

 

朝からシャローに残ったアフターバスを狙ってランガンしてましたが、なかなか食べてらえず、ことごとくダメでした。

 

そこで、リアクションサイトを試みます。

 

要は、見つけたバスの進行方向にシャッドを投げ、バスの通り道にある障害物にシャッドを隠しておきます。そして、バスが通りかかったときにパッとシャッドを飛び出させ、ビックリしたバスに口を使わせるってテクニックです。

 

朝からいろいろな角度からシャッドのサイトを試みていたんですが、この1匹で開眼したって思いました。

 

バスに接近するまでシャッドの存在に気付かれては警戒されるし、驚く距離感でシャッドを飛び出させなければなりません。

 

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キャストテクニックだったり、バスの動きから回遊ルートの予測だったり、シャッドを使いこなすテクニックすべてがシンクロしたときにバスが釣れると。

 

そう思いました。

 

つまり、シャッドはハードルアーだったってことです。

 

基本に立ち返る

その後は気が狂ったようにシャッドを使いました。

 

なんか迷いがなくなったというか、使い方がわかったからあとは精度を高めるだけって気がして、シャッドに対するネガティブな印象は皆無でした。

 

基本はやっぱりゆっくりですね。

 

ボトムをとって、ゆっくり丁寧にズル引きするようにボトムを感じながら探ってくることです。

 

釣れだす

当然的外れな使い方をしていないので、どんどん釣れます。

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まるで、バスの目の前を通ったシャッドに吸引されてるかの如く釣れ続けました。

 

キッカケをつかんでしまったことで、今までたまたま釣れていたマグレがなぜ引き起ったのかが分かったきがしました。当時のメモを見ると状況が一致するんですよね...

釣れない理由はこれだった

人間側のテクニックありきで考えていたこと。

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それに尽きます。

 

正直、小学生のとき、シャッドで意味わからないほど釣った記憶があります。もう、シャッドはエサなんじゃないかって思えるほど。

 

学校が終わって夕方少しの時間だけ池に行き、シャッドで20匹くらい釣って帰るみたいな...

 

そりゃもうシャッドはエサって認識になっちゃいますよね。笑

 

あと、youtubeなどで見た早巻きの件もあります。

 

よく、『バスの最高遊泳速度は人間がリールを巻くスピードなんかよりよっぽど速いからどんなに早く巻いてもバスは追いつける』っていう人いますが、その解説は本当に不親切だと思います。

 

バスがシャッドを発見し、食べようって判断してから動き出すまでの時間で、シャッドがバスから遠ざかってしまえばそもそもバスは諦めて追おうとしません。

 

特に敵水温から離れれば離れるほどこの状況は躊躇に現れます。

 

つまり、バスの生態的なことを無視してシャッドを使ってもバスは釣れませんよってことです。

 

バスの生態に関しては、こちらの記事をご一読ください。

note.mu

釣りに使えるバスの生態に関するアレコレをまとめました。たくさんの論文や書籍をよみあさり、超クリアウォーターで実際にYoU太郎が釣ったり観察したりして精査した内容です。

開眼した

開眼したキッカケはサイトでしたが、その後サイトだけでなくブラインドでも何でもかんでもシャッドで釣ろうとしました。

 

その中で、上記で紹介した記事の内容をふまえ、バスの生態的なメカニズムを利用して釣ることができるようになり、釣果は周りがドン引きするくらい上がりました。

 

今までは自分でもドン引きするくらい釣れてなかったのに。笑

 

先行者がいても関係なし!

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ちなみに、この写真は、後から入ってきたアングラーさんに写真を撮ってもらいました。『あ、人がきたからあの見えてるバス釣って写真撮ってもらお♪』的な。笑

 

むしろ、シャッドを使いこなしてしまえば、先行者がいたら写真撮ってもらえるからラッキーくらいに考えられるようになると思いますよ。

まとめ

 シャッド1年生活をまとめます。

  1. メディアの情報を鵜呑みにしない。
  2. シャッドはハードベイト。
  3. 騙す工夫をする。
  4. 生態を理解して利用する。

です。

 

正直、バスの生態に関する記事は売れ行きが悪いし、実際にこれを読んだだけではもしかしたらそこそこ釣った経験がない方がいきなり読んでも釣果に繋げるためのアイディアが浮かんでこない場合が多いかと思います。

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なので、もっとバスの生態を理解して利用する例を知ってもらいたいがために、シャッドの入門書を書きました。

 

下記にリンクを貼っておきます。

 

『バスの生態を利用して』シャッドで釣るためのノウハウを詰め込んだ内容です。まだシャッドで釣ったことがないんですって方には少し内容が濃すぎて眠くなるかもしれません。

note.mu

入門書とありますが、トゥイッチやポンプリトリーブなど、基本的なシャッドの使い方はある程度できるけど、もっとシャッドでバスを釣りたいって方に向けたステップアップのための記事です。

 

シャッドだけではなく、その他のハードベイトを使って釣るための原点でもあると考えています。

 

シャッドで釣れるようになると、厳しい状況でのバス釣りの難易度が少し下がるのでハイプレッシャーなフィールドで釣りをされてる方には超おすすめです。

 

ぜひご購読くださいね(^^♪

 

ではではー