バスの生態を知ることで釣果が爆上がりした秘密を公開します。
『魔法のルアーって無いんだって気付いた。』
『バスをもっとたくさん釣りたい。』
『人よりたくさん釣りたいんだよ!!!』
こんな方に向けて、この記事を書いております。
コンニチハ!
研究所のYoU太郎です。
バスの生態に関してどれくらい知ってますか?
そして、その知識をどれくらい釣りに活用できてますか?
今回は、YoU太郎か釣果を爆上げした事実を公開したいと思います。
おそらく、こういう内容の研究所報告書って重要がないからなかなか読んでもらえないことが多いんですよね…
世の中には『いつでもどこでも簡単に釣れちゃう魔法のルアー』に関する記事を書いた時の方が圧倒的にアクセス数が多いんです。
YoU太郎のバス釣り研究所ブログの中ではインプレッション系のページですね。
いろいろなブログやホームページを読んだ末にこのブログに辿り着いた方も多いんじゃないでしょうか?
他のサイトでおすすめしているルアーが年中無休で釣れ続いたことってありますか?
おそらく、釣れる時期とフィールドのコンディションが奇跡的に整ってタイミングでポロポロやっと釣れてる程度じゃないですか???
実際にYoU太郎がこういったバスの生態に関する知識を自分の釣りに取り入れるようになって釣果が安定するようになったし、ボウズ率が圧倒的に減りました。
正直釣り歴の半分くらいかかって自分の釣りに少し取り入れることができたかなって感じてます。
そんな膨大な時間を費やして取り入れたことを、実際の釣行記録と一緒に公開していきたいと思います!
今年の梅雨時期のYoU太郎流の釣り方を例にしつつ、ロジカルにバスを追い詰める思考の提案って感じです^ ^
それでは、スタートです!
【記事の内容】
釣行日
冒頭の写真とこの釣行日は関係ありません。紛らわしくてすみません…
今回の釣行は2019年6月下旬に差し掛かるタイミングです。
タイミング的には梅雨の長雨の影響をモロに食らったスモールマウスリバーへの挑戦でした。
準備段階で考えたこと
今年のYoU太郎が住む地域では梅雨らしい梅雨となり、しとしと長い時間雨が降り続くような日が続いてました。
ここで、予想できるのは水温の低下。
雨=釣れる!!=スピナベグリグリドッカーン
みたいな楽観的な思考で挑むと痛い目にあうパターンだなと思い、丁寧に誘えるようなタックルを準備していきます。
また、かなり長い雨が続いたので、川の増水が考えられました。
さすがに増水して急流が発生してしまってはライトリグの出しどころがなくなると判断して、フィネススピンは自宅待機。
急流の中でも誘える3点セットで挑みたいと考えます。
戦略1 クランク
クランクはクランクでも、タイニークランク。
小粒でバスからしても食べやすいシルエットに加え、シャッドよりも遅いスピードで引いてこれる優秀な逸材。
増水で濁っていてもそれなりのアクションでアピールできる存在感があるものを選択。
水の色がどんなものかわからないので、2色用意して特攻部隊として運用します。
戦略2 シャッド
タイニークランクの後方支援部隊として、シャッドを配備しました。
タイニークランクのゆっくりしたスピードにすら追いつかないくらい状況変化がバスに悪影響を与えていた時のための抑えとしてシャッド部隊を配備します。
シャッドは止めるという誘い方ができるので、その辺も含めて運用します。
戦略3 フットボール
敵地直撃型爆撃機として3/8ozと1/2ozのフットボールを配備しました。
フットボールは流量も水温低下も濁りも予想を上回った時の敵地強襲用部隊として配備しました。
短期間に起こった状況変化が激しすぎてバスが『チーン』状態ならバスの目の前にスッコーーーンと落として一瞬で食わせてやる最終手段です。
これが必要になるようならボウズと隣り合わせの厳しい状況だなと思ってました。
3/8ozを基本とし、流量によって流されてしまうようなら1/2ozに切り替えるような運用です。
現場の状況
梅雨の長雨が続いてかなり増水しており、川の特性上、予想以上に水温が下がっておりました。
バスの敵水温には程遠く、1週間前に比べて8℃以上も水温低下の中で曇りという水温上昇が見込めない日です。
時期的に、産卵の残りカスがまだいる状況でアフターのバスが大半を占めているような状況です。バスのポジション的にもちょっと難しいような印象ですね!
川の最上流部は少し濁りが残り、下流に行くに従って徐々に濁りが薄れていくような状況です。
流れはそこそこ早く、ライトリグではコントロールを失ってしまうくらい急流になってました。
YoU太郎の第一印象では、水温こそ予想以上の低下に面食らいましたが、濁りも流量も予想内程度って印象です。
使ったルアー
実際にYoU太郎がこの日に使ったルアーを紹介します。
このルアーだから釣れたというつもりはありません。
ただ、YoU太郎か使い込んで自分の中でそれぞれ出しどころを見出したルアー達ってことです。
フィールドはこんな状況だからバスはこういう気持ちかなってところを考慮してルアーを選んでいきます。なので、この釣行の次の日ならまた別のルアーを選んでいたかもしれないですね。
ルアーはモデルごとにそれぞれ特徴があります。
その辺も踏まえて紹介していきます。
タイニークランク
使ったタイニークランクはノリーズのワーミングクランクショットです。
このクランクベイトはめちゃくちゃ水噛みが強く、湾曲したリップがドッシリ水を捉えてアクションに変換します。
フロントフックはピアストレブル#6、リアフックはピアストレブル #4と、少し太軸のフックを背負わせてゆっくり引いてもバッチリ泳いでくれます。
濁りとカバーの中に回復したバスが潜んでいればと思い、トップバッターとして投げました。
タイニークランクといえばこれだろう!!という存在のクランクで、カバークランキングにも使えるし、ボトムに当ててもしっかり喰いつくので、こういった厳しい状況変化に対応できるタイニークランクらしいタイニークランクだと思ってます。
シャッド
シャッドは数タイプ用意しました。
泳ぎがワイドなラッキークラフトのベビーシャッドFCと非常にタイトなレイドジャパンのレベルシャッド。
さらにシャッドの中の抑えとして、ベビーシャッドを用意しました。
ワーミングクランクショットで取りこぼしたバスをベビシャFCでフォローしつつ、濁りの薄いところをレベルジャッドで探っていき、タイニークランクで獲りきれなかったバスを狙っていきます。
どちらも巻いて使った時に直進性が高く、しっかりボトムに喰いつくタイプのシャッドです。
キッチリとトゥルーチューンをしておくことを強くオススメします。
そして、ベビーシャッドはボトムに当てながら不規則な動きに反応するようなら使ってみようかなと思ってました。
フットボール
フットボールは数年前までよく使ってたんですが、川の底質が変わりなかなか使い所が難しくなってしまったので久しぶりの登板です。
ノリーズの ガンターオーバルを使います。
手持ちの中でアイの角度とボトムの姿勢が良いタイプを選びました。
ハイスピードフォールとボトム着底の安定感が大切だと思ったのでそこまで深く考えて選んでませんが、カラーはシルエットがハッキリするダーク系カラーを選びました。
トレーラーはピンテール系を選んで、水の抵抗を受け流して流されにくくすることと、フォールスピードを落とさないように意識しました。
釣果
結果的には3尾。
まずは一番最初に入った上流部の濁りが絡んだカバーでワーミングクランクショットをテロテロ巻いてコココッとバイトが入って釣れました。
思ってたよりサイズが小さく、梅雨が与えた影響は予想よりも厳しいと判断。
釣れたけどすぐにルアーをシャッドに変更します。
まずはベビーシャッドFCで濁りの中の釣りこぼしを狙っていくとすぐにチェイスがあります。
やはりショットのスピードについてこれてないか、濁りが足りずに見切られているのかバイトまでもう少しのところでUターンしてしまいます。
そこで、少し場所を休ませるために透明度が回復している下流部へ。
シャッドはレベルジャッドへ変更。
これは、水の透明度が上がったので、より見切られにくくするための選択です。
アクションがタイトで早く、ピッチ数が多いのでシルエットがぼやけ見切られにくいかなと。
レベルジャッドでボトムをコリコリしてるとドスッと明確なバイトが入ったのでフッキングを決めます。
そこそこ大きな40cmのバス。
正解はこれかなと思いながらボトムのタッチ感が違うベビーシャッドとローテーションしながら探るも、1匹小さいのを追加して終了です。
フットボールは数投しかしてません!!笑
ネタバレ
YoU太郎がバスを狙う時に意識していることは、バスの体のメカニズムや、生態です。
この釣行日の状況に『水温が8℃低下した』 と書きましたが、それがバスにとったらどんな状況なのかわかっていないと水温が8℃低下した事実を水温計で知ることができてもその情報をうまく使うことができません。
さらに、濁りの中でバスの目がどんな風に見えているのか想像できないとルアー選択や、カラー選択に自信が持てません。
自分がどんなにルアーやタックルの知識があったとしても宝の持ち腐れになってしまいます。
現に、この日は私以外のアングラーをこの釣り場で見かけましたが誰も釣れてませんでした。
高級なダ◯ワのロッドに高級なシ◯ノのリールを乗せたお兄さんも釣れてません。
おそらく、この記事で解説していることをないがしろにして所有欲を満たす方向へ走ってしまったのかななんて思いました。
魔法のルアーは存在しません。
でも、釣り人それぞれが使いこなすことによって全てのルアーが魔法のルアーになり得ると考えてます。
それには、タックルやルアーの知識はもちろんのこと、上記の記事内で解説しているように、バスの生態についても知る必要がありますよって話です。
どんなルアーでも釣れるって話ではないです。
ちゃんと知って、使いこなすことでどんなルアーでも活躍できるってこと^ ^
この記事が面白いなと思ってくださったらTwitterのフォローをお願いします。 ブログ更新情報や、最新の釣果情報はTwitterで発進しております。
ではではー