釣果爆上げトップウォーターのカラー選択!戦略的カラーローテーション。
『トップウォーターのカラーローテ法を知りたい。』
『楽しいトップはもういいや。』
『トップだから釣れる状況でもっと釣りたい。』
こんな方に向けて、この記事を書いております。
コンニチハ!
研究所のYoU太郎です。
梅雨から夏にかけてトップウォーター全盛期になります。
トップで釣れると楽しいですよね。
バスからの激しい反応を目視しつつ、戯れることができる楽しいルアーなんですが、いつバスが反応してくれるかわからない状況で使うよりも、狙って釣っていけたらもっと楽しいです。
トップウォーターしか使わない人種を『トッパ―』と言います。
スペシャリストともなると奇天烈な模様がペイントされたおもちゃのようなルアーで釣ってしまうというか、その奇想天外なルアーだからこそ釣れる時を知っているわけです。
ちなみに私は...
その域ではないんですけど、それなりにカラー選択の基準を元にルアーとカラーを選び、バスを釣ることができています。
それでは、今回はどんな基準をもってトップウォーターのカラーを選び、バスを釣っているのかというところを深堀していきたいと思います。
それでは、スタートです。
【記事の内容】
やっぱり夏!なんですよね。
トップの季節はやっぱり夏。
植物も育ち、シェードの中にバスが入りますが、ボトムべったりというよりかは少し浮いた状態になります。
もちろん、そうじゃないタイミングもありますが、これが『夏』の基本だと思ってください。
浮くというと、梅雨時期はどうか?
産卵後のアフター状態のバスは浮きます。
もちろん、そうじゃないタイミングもありますが、これが『アフター』の基本だと思ってください。
でも、夏程トップに反応がいいとは言い切れないのが梅雨のアフターバス。
釣り方はいろいろありますが、やっぱり本番は夏です。
カラーなんて好きな色を...
よく、カラーなんて好きなのを使うのがいいんだよ!
と、あたかもカラーに関しては思考停止してOK的な発言をする人は多いです。
いや、否定はしません。
大きなくくりでみたら、この基準自体YoU太郎の好みと言われてしまえばそれまでです。
でも、よりバスを釣るためには、数あるカラーを使い分けて、それぞれの色に意味を持たせてもいいんじゃないかなと。
その方が『今はコレ!』っていう風に、自分に明確な理由付けをして投げることができますからね!
そのほうが、信じて巻ける。
つまり、釣れるということですヨ!
基本色
基本となる色があります。
結構どのジャンルのカラーもYoU太郎はこの3色に大きく分けて考えています。
ちなみに、ワームは結構グリーンパンプキン系の茶色いカラーの消費量が多いですが、ハードルアーはもうちょっと多くのカラーを使い分けてます。
- 黒系
- 白・シルバー系
- チャート・ゴールド系
基本となるカラーです。
ルアーのジャンルによっては背中と側面とお腹の色彩変化を気にしますが、トップではだいたいこれくらいシンプルに考えています。
どこの色を気にするべきか?
じゃ、どこの部分のカラーを見たらいいのかな?と。
それは、ルアー側面とお腹のカラーです。
トップウォーターの性質上、ルアーの背中側がバスに見られることって少ないんですよね。
ザラとかドッグウォークさせたときに回転しちゃいそうなくらいロールするようなタイプなら背中の色まで気にします。
でも、バドやクローラー系などのタダ巻き系トップや、ポッパーなどのあまりロールしないタイプのトップはそこまで気にしなくても大丈夫ですね。
背中がバスから見えにくいタイプのルアーは人の目から見たときの視認性を高めるカラーが塗られてると使いやすかったりするんですよね!
ポッパーの口が目立つ色なのは元々は視認性を高めるためだったようですしね^ ^
選択基準
トップウォーターのカラー選択の基準は天候と水質によって変わります。
基本的にバスはトップウォーターを下から見上げるので、バスからしたら常に逆行下でルアーを目視するということになります。
- 晴れて光量が多いとき。
- ローライトで光量が少ないとき。
- 普段よりも水が澄んでいるとき。
- 普段よりも水が濁っているとき。
こんな変化に伴って、選ぶカラーも変わります。
ベタ塗り系カラー
カラーに限らず、ベタ塗りされたトップはシルエットが際立ちます。
常に水に色が付いているフィールドならこちらのタイプからカラーを選ぶことが多いです。
あと、ウッド素材などでどうしてもベタ塗りにせざるを得ないようなルアーもですね。
シルエットが際立つとは書きましたが、しっかりカラーの効果はありますので、あくまでも基準としてください。
クリアウォーターでも、そこそこ深い水深からバスを浮かせてこないといけない時は、ベタ塗り系のポッパーを使ったりします。
クリア系カラー
光が通過するのでシルエットがぼやけ、水に馴染みやすいのがクリア系カラーです。
普段から透明度の高いフィールドで釣りをしているならこちらのタイプから選びます。
とはいっても、トップウォーターの種類によっては、ベタ塗りよりも効果的なときもありますし、あくまでも基準としてください。
例えば、超小型のトップは使い方的に、サイトフィッシングで使う事を想定してカラーを選ぶとき、濁りがあってもバスに違和感を与えたくないのでクリア系カラーでシルエットをぼかし、見切られにくくするみたいな選び方もあります。
使い方次第でいろいろ考えて選んでみるのも楽しいっす。
色の使い分け
上記で基本の3色をご紹介しましたが、どんな時にどの色をせんたくするのか?
もう少し詳しく解説していきます。
シルエット系
シルエットを際立たせたいとき真っ先に選ぶのは黒系。
濁り、ローライト、カバー際などで、バスがルアーを発見しにくいと判断した時に使います。
黒系のトップはベタ塗りの場合が多く、基本的に目立つ色として認識しています。特に白っぽく濁った時にめちゃくちゃハマるカラーだと感じています。
注意点として、バスとにらめっこになった場合は見切られることが多い...
しかし、絶対必要な色です。
ステルス系
バスから見たときにシルエットをぼかして見切られにくくするためのカラーです。
こちらは水の色や、時間帯で使い分けています。
そこに加えてベタ塗り系なのか、クリア系なのかを、いつも通っているフィールドの水質によってどちらを基準とするのかを考えていきます。
クリアウォーター・日中
とくに見切られやすい状況では白・シルバー系を使います。
基本的にYoU太郎はこのカラーを基準に考えて、カラー選択をしていきます。
バスからしたら水面にもやもや波紋がたって、その中心に何かあるってくらいにしか見えていないと思っています。
白は晴天無風、シルバーは少し風があるような状況で使いますが、このへんの微調整は好みいいかなと。
白・シルバー系でもまだ騙せていないと思ったら無色透明のクリアカラーを持っていてもいいかもしれませんね♪
なかなか釣れるカラーです!
マッディウォーター・夕方
常に茶色っぽく濁っていたり、夕焼けのキレイな日はチャートやゴールドを使います。
マッディウォーターでのチャートは、クリアウォーターで白を使ったときのように見えていると感じています。
まとめ
それでは、トップウォーターのカラー選択基準についてまとめます。
- カラーは水の色、天候、時間帯で使い分ける。
- 黒系、白・シルバー系、チャート・ゴールド系の3種類。
- 3種類の中でもベタ塗り系、クリアカラーで考える。
- 普段通っているフィールドの水色に合わせて揃える。
- 使うシチュエーションでそれぞれカラーを考える。
水の色に関しては、フィールドによって若干差異があると思います。
赤茶っぽく濁ったり、白っぽく濁ったり...
その中で、馴染む色なのか、シルエットがハッキリする色なのかを想像しながらショップで選んでみてください。
『好きな色を使えばいい』とは少し不親切だと思いませんか?
だったらあんなにカラーラインナップしているのはなぜですかと...
こんな風に考えればムダなカラーを買わずに済みますもんね!
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ではではー