これを選べば間違いなし!研究所厳選のおすすめシャッド5選。
『シャッドで釣りたい。』
『どのシャッドを選べはいいかわからない。』
『使いやすいシャッドが知りたい。』
そんな方に向けて、この記事を書いています。
コンニチハ!
研究所のYoU太郎です。
シャッドってたくさん種類がありますよね^ ^
正直、これからバス釣りを始める人にとったら選択肢が多すぎてどれを買ったらいいか悩むところです。
そして、トーナメントシーンでウイニングルアーにもなる数少ないハードルアーの一つでもあります。
YoU太郎は数年前、そんなシャッドの魅力に取り憑かれ、シャッドの探求をするために1年間シャッドのみでバス釣りをしました。
ワームも使わず、ラバージグも、スピナーベイトも、トップウォーターも使わずに…まさに『シャッドだけ!』。それはそれは辛かった…笑
そんな中、どこに行っても使いやすい万能型シャッドと、使いにくさはあるものの条件さえ整えば劇的な釣果がでる特化型シャッドがあるんだなと感じ、万能型シャッドをメインに使い、要所要所で特化型シャッドを投入するスタイルに落ち着きました。
そこで今回は……
『どんなシャッドが1番釣れるの・・・?』
そんな風に、どのシャッドを買えばいいのか悩んでいる方に向けて、当研究所がおすすめする、どんな場所でも使いやすいシャッドを、YoU太郎のインプレッションとともにご紹介していきたいと思います!
シャッドオンリー釣行によって得た経験を元に、ボートからでも、オカッパリからでも使いやすいシャッドを厳選したつもりです。
この記事が、あなたの素敵なシャッドライフの一助となれば幸いです。
それでは!スタートです^ ^
【もくじ】
ハイカットSP
1番誰にでもおすすめできるのはO.S.PのハイカットSPです。
何故か釣れるルアーです。
ソウルシャッドやスーパースレッジで流し、ショートバイトに見舞われ、ハイカットへローテーションして釣れたこともあります。
そんなハイカットの良いところは、ハニカム構造によってプラスチックの板厚を限界まで薄く軽量化しており、かなり細身のボディに対してオリジナルのプレート型形状をしたメインウエイトで可能な限り最大限低重心に設計されているところです。
また、重心は固定されてますので、重心移動システムが搭載されたシャッドのように内部レールみたいな複雑な構造をしていません。
ハイカットは『非常に細身で、薄く、軽量で限界まで低重心』というレーシングカーのようなシャッドで、どんな巻きスピードでもしっかり泳ぎ、どんなにバランスを崩しても復元力が高く、常に安定した泳ぎをしてくれます。
他のシャッドなら暴れて水面に飛び出してしまうような、10lbくらいのシャッドを使うにしては太めのフロロラインで強めのジャーキングのようなロッドワークを入れても、バランスを崩し切らず、狙ったレンジをキープしてくれます。
レンジをキープしやすいということは、狙ったレンジを長い間トレースすることができるので、それだけバスへの遭遇率も高いです。
さらに、非常に細かく振幅の速いアクションさで、プレッシャーにも強く、自分が別のシャッドで一度流した後でもフォローで入れることで同じエリアからもう1尾を絞り出すこともできます。
さらにさらに、シャッドというとリップ先端が尖ったリーフ型のリップが多いのですが、ハイカットはリップ先端が丸いラウンド型のリップです。これによって、ボトムや障害物にヒットした時にバランスを崩し切らず、舐めるように叩いてくることができます。
いいことばかり書いては魔法のシャッドと誤解されてしまいますので、ハイカットの悪いところも書いておきます。
ハイカット悪いところとは、いいところと表裏一体で、アクションが非常に弱いところ。細かく高速で振幅するので、アクション自体は非常にナチュラルでアピール力は乏しい。
そういうシャッドだと知らないで普段から濁りの強いフィールドで使ってしまうと、バスがハイカットの存在に気づきにくく、ただただ効率の悪いルアーになってしまいます。
まさにシャッドというジャンルのルアーのいいところをさらに尖らせた高性能なシャッドということです。アピール力が弱いからこそ、他のシャッドのフォローとしての運用も可能です。
具体的な使い方としては、ゆっくりタダ巻き、高速巻き、トゥイッチング、ボトムでのシャッドストローイング。
同じハイカットシリーズの中にハイカットFといフローティングモデルもあります。こちらはハイカットSPのアクションレスポンスをさらに上げたような仕上がりになっており、ハイカットSPよりも同じレンジ~浅いレンジを攻略する場合に非常に使いやすいので、覚えていたらシャッド購入の際に参考にしてみてください。
浮力を生かしたシャロー攻略も視野に入れることができます。
ソウルシャッド シリーズ
続いて、YoU太郎が一番気に入って使っているシャッドがソウルシャッドです。
58SPというモデルが一番最初に発売されたオリジナルサイズです。
たしか2010年くらいに発売されました。
発売と同時に『巻きシャッド』という言葉が流行ったのを今でも覚えたます。今まで、シャッドはトゥィッチしてゆっくりじっくり使うルアーっていう認識でしたが、巻きシャッドは、シャッドをクランクベイトみたいに巻いて使うというテクニックで、今までの常識をくつがえした存在です。
潜行深度別に細かくモデルが分かれていて、自分の通うフィールドに合わせて選ぶことができます。
個人的には、ソウルシャッドシリーズの58SP、58SRSP、62DRが使いやすいので、常に一軍ボックスには入れておくようにしています。
具体的な使用用途は、いろいろなスピードでのタダ巻き、緩急をつけたヒュンヒュン巻き、ポンプリトリーブ、段巻き、ボトムでのシャッドストローイング。
それぞれ、使用感とともにご紹介します。
2-1 ソウルシャッド58SP
だいたい1.5m~2mくらいのボトムを狙う場合に使います。
程よく急潜行してくれますが、軽くトゥイッチしながらゆっくり巻くと、さらに急潜行してくれます。
比較的大き目のロール混じりのアクションで、巻いて使うにはぴったりのモデルです。
ハイカットと違い、手元に強めのプルプル感が伝わってくるから、「今、自分が何をしているのか」がわかりやすく、誰にでも優しく使いやすいシャッドになります。
アクションは大きく、スピードの変化に対してアクションの大きさも変化しやすいので、タダ巻きだけではなく緩急をつけたリーリングをしても面白いです。
マグネット式重心移動システムを搭載しているので、キレイな飛行姿勢で、どんな状況でも簡単に安定した飛距離を約束してくれます。
リップが長くサスペンドモデルしかラインナップがありませんが、根掛かりしにくい部類のシャッドです。ボトムに何か沈んでるのがわかっていれば、丁寧に巻いてくるだけでクランクベイトのようにスルスルかわしてきてくれます。
とにかく誰でも使いやすいシャッドなのですが、やはり巻いて使う事を意識して設計されているようなので、トゥイッチしてもキレキレのダートをするというほどではなく、少しヤボッたいダートをします。だからと言って強くジャークすると、泳ぎが破城して、場合によってはそれが良いときもありますが、その多くはバスに警戒心を与えてしまうことが多いんじゃないかと感じています。
しかし、トゥイッチングで全然使えないのかというとそんなことはなく、適度なトゥイッチングをしてあげれば、移動距離の短いダートを見せてくれ、バスが追いつけない時はこういうアクションの方が結果的に釣れたりします。
いつでもどこでも使えるシャッドとして、おひとつボックスに入れておくことをおすすめします。
場所を選ばずどんどん使ってもらいたいシャッドです!!
2-2 ソウルシャッド58SR SP
次にソウルシャッドシリーズの浅い潜行深度を持ったモデルです。
58SRSPは水深1.5mよりも浅いレンジを狙うときに使います。
YoU太郎は主にオカッパリで使うことが多いですが、ボートでも湖が減水した時や、春先のシャローを狙わなきゃいけない時の手ごまの一つとして使ってます。
オリジナルの58SPと比べると、アクションの質や、シャッド自体のコンセプトは同じなのですが、潜行角度がゆるやかで最大潜行深度も浅いので、あまり地形変化のないフラットエリアに岩が点在するような場合に威力を発揮します。
あと、若干ですが、オリジナルモデルよりもダート性能はいいと感じてます。
オリジナルモデルに使い慣れて、自分の行くフィールドに条件がマッチしそうなら購入の検討をしてみてはいかがでしょうか?
かなりいい仕事をしてくれると思いますよ!!
2-3 ソウルシャッド62DR
ソウルシャッドシリーズの最後にお勧めするのはオリジナルモデルのお兄さん的存在の62DRです。
こちらもオリジナルモデルと同様のコンセプトですが、YoU太郎は2.5mまでの水深を狙う場合に使用します。
ボートからの使用がメインですが、オカッパリでも深い場所を狙うときや、近距離で一気にボトムに到達させたいようなキツイ地形変化を攻める場合に使います。
しっかりボトムに喰いついて、狙ったレンジをトレースできるので、重宝しています。
これだけでかなりのエリアを探る事ができると思います!!
isワスプ55
イマカツのiSワスプシリーズも非常に優秀なシャッドで、さすがシャッドマスターの大先生が作り上げたシャッドだなという印象です。
ハイカットのように非常にタイトなアクションをしてくれ、どんなスピードでもバッチリ泳いでくれます。ハイカットは細かいタイトなお尻を振るウォブリングアクションですが、ワスプはかなりロールの割合が大きいアクションです。
YoU太郎的にはこういうロールが強いシャッドは、バスがシャッドより下から見たときに色彩変化の効果が高いと思っているので、バスの目線より上を通してあげることを考えながら使います。
そんなisワスプには数タイプのモデルがあるんですが、比較的手に入りやすく、スピニングでもベイトフィネスでも使いやすい50mmと55mmのボディサイズのものをご紹介します。
どちらも、巻き感が非常に軽く、スルスル巻けてしまいます。巻き出しに対して一瞬で水をとらえアクションを開始してくれるので、デッドスローリトリーブで使う事が多いです。と、いうか川の緩やかな流れに漂わせてるだけなのにフリンフリンフリンフリンって僅かにアクションしてしまうほどです。
スピードを上げていくとほんの少し左右に揺れるように泳ぎ、それがバイトトリガーにもなっています。
どちらのモデルも軽いトゥイッチングのようなロッドワークにも反応して、キレのあるダートアクションを してくれるのですが、このデッドスロー引きでのレスポンスが優秀すぎて、早巻き性能や、ダート性能が霞んでしまうくらい素敵なシャッドです。
ハイカットとは少し毛色の違う高性能なシャッドという印象です。
先に紹介したハイカットやソウルシャッドはボトムの凸凹した場所の凹の部分まで探るように使うんですけど、ワスプに関しては凸の上っ面をスピーディーに探るような使い方にも使います。
永遠に続く石積みエリアを素早くチェックするようなときに活躍するでしょう。
具体的な使用用途は、超デッドスローのタダ巻き、トゥイッチング、高速巻き。
50mmモデルとはレンジで使い分けてます。
50mmは1.5m〜2mくらいを狙うとき、55mは2〜2.5mを狙うときに使い分けます。
YoU太郎は50mmも55mmもスピニングで使用してますが、55mmの方が1gくらい重たいのでベイトフィネスでもなんとか扱えます。
50mm同様に非常に高性能なシャッドです。
ワスプを手に入れたことで、一軍落ちしたシャッドが数種類あります。「もう、これワスプでいいじゃん...」みたいな☆ミ
サイズ感で50mmと使い分けても良いと思います。
小さなサイズですが、意外と集魚力も高めで、遠くからピューーーーっと追尾してくる姿も見ました。
何でもできるシャッドで、ベイトフィネス・スピニングとタックルの幅も広いので、おすすめの1本です!
ハイカットとタイプ違いの高性能シャッドです!!
ジレンマ60SP
エバーグリーンでスーパースレッジを作り上げた大先生がイマカツで作ったもう一つのシャッド。
ワスプは巻いて使うことも視野に入れた高性能シャッドですが、ジレンマシリーズはダーティング性能に特化したモデルです。
C.B.Sという固定重心モデルがあります。これは、メインウエイトのひとつをシャッドの背中部分で固定したタイプです。これによってただでさえ細身でバランスを崩しにくいシャッドが高重心になってさらにバランスを崩しやすく設計されています。
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このことによって、非常に弱いロッドワークでのトゥイッチングでもキレイにダートしてくれます。
『非常に弱い力』でダートするのが追尾してきたバスに対して最後の食わせの誘いとしてとても有効で、ラインの糸鳴りがしないくらい弱いトゥイッチにも反応してくれるくらいダート性能が高いです。
同タイプにスーパースレッジがあるんですが、C.B.Sモデルでもジレンマの方が安定して飛距離を出しやすいと感じてます。今から買うならジレンマの方が完全におすすめです。
弱点として、リップの付け根の強度が弱いのか、雑にボトムへゴリゴリしてるといつか折れてしまいます。それが心配ならスーパースレッジを...笑
ただ、ほんの少しキャスタビリティがいいだけと思うなかれ、このサイズのシャッドプラグにおいて50cm~1mも平均的に遠くに飛ばせるのはベイトフィネスで使うことを考えた場合非常に大きなメリットです。
ジレンマもスレッジも共に重心移動モデルもありますが、残念ながらそれでは他のシャッドの方が使いやすいことが多いっす。。。
少し特化型のシャッドの部類に入るかと思いますが、上記のハイカット・ソウル・ワスプと一緒に使い分けていきたいシャッドです。
当研究所ではなくてはならないジャンルのシャッドとして位置づけられてます。
ベビーシャッド60SP
おすすめのシャッドを紹介しなさいと言われたとして、ベビシャを紹介しない人はいないと思います。
『元祖』国産シャッドといえばこれ!
トゥイッチでは移動距離の少ないキレのあるダートアクション。
そんなロッドワークを駆使して使うのもいいんですが、この子は何といっても通常スピードくらいのリトリーブ系テクニックととても相性がいいシャッドです。
お腹のメインウエイトが固定されておらず、何かにぶつかったときや、ポンプリトリーブでの泳ぎだしの時なんかに、ほんの少しバランスを崩します。その微妙にアンバランスなところというか、安定しきっていないところがこの子の最大の特徴です。
スローリトリーブでもキビキビ動き、非常にタイトでナチュラルなアクションです。
アクションの変化に対してお腹のウエイトボールの遊びでバランスを崩し、それがバイトトリガーになります。
具体的な使い方は、ポンプリトリーブ、ストップ&ゴー、タダ巻き、ヒュンヒュン巻き、トゥィッチング。
チャラチャラしたラトルと言い、早巻きが若干苦手なところといい、設計が古い感は否めませんが、ハイシーズンでは子バスハンターにもなりますのでおすすめです。
元祖というか、もはや今更語る必要も無い殿堂入りした伝説のシャッドですな!!
まとめ
釣れそうなシャッドはみつかりましたか?
当研究所がおすすめするシャッドをまとめます。
- O.S.P ハイカットSP
- ジャッカル ソウルシャッド
- イマカツ isワスプ
- イマカツ ジレンマ
- ラッキークラフト ベビーシャッド
どれもこれも有名なシャッドです。
どこでも手に入ると思います。
お気に入りのカラーがどうしても欲しい場合はネット通販をおすすめします。実店舗よりもどこかしらに在庫がある可能性が高いですからね!
どんなシャッドを使ったらいいかわからない!?そんな方は、この5タイプの中から選び、使い倒してみてください。そうすると少しづつ不満も出てくると思います。そうしたら、その不満を解決するシャッドを手に入れて使い分けたらよいのです。
そうやって、使いこなした手持ちのシャッドを増やしていき、自分だけのシャッドボックスを作っていきましょう。
そして、シャッドをシステマチックに運用する。そうなることを目標にシャッドライフを送って行ってもらえればと思います。
ではではー