ワーミングクランクショットのフィネスカバークランキング
コンニチハ!
研究所のYou太郎です。
暑いです…ね!
ノロノロ台風の置き土産でかなり気温が上がってまして、今朝のニュースでは直射日光を浴びているのと木陰では20℃近く差があると言っていました。
台風の洪水災害だけでなく、熱中症にも注意が必要ですね。
バスも人と同様に、日差しが強ければ日陰に身を隠します。
また、日差しが強いという条件以外でも、濁りが入ったり、水温が下がったりと、活性を下げる要因やヤル気を無くすことが起こると物陰に身を寄せます。
そんな時に活躍するタイニークランクの使い方の研究報告をしたいと思います!
タイニークランクのタイミングとは
上記でも簡単に触れましたが、タイニークランクの出しどきとはなんなのか?
そこから始めます。
なかなか釣れない時、ハードルアーをワームに変えたり、ワームをどんどん小さく食べやすくして言った経験てありませんか?
タフッた時、小さいワームでセコ釣りで楽しんだ経験は誰でもあるものです。
でも、釣りをしている範囲が野池みたいに限られた小さい水域だったらそれでいいかもしれませんが、ある程度長さのある川や湖でこれをやってたら魚に出会う前に日が暮れてしまいます。
要は効率が著しく悪いわけです。
そこで登場するのが、タイニークランクベイトです。なぜなら、サイズが小さく、広範囲を線でスピーディに探れるからです。
ルアーは何を使うのか?
タイニークランクと言えども各社様々なタイニークランクをラインナップしてるのですが、フィネスカバークランキングおいて唯一無二の存在なのが、ノリーズのワーミングクランク ショットです。
商品名にも『ワーミングクランク』と言うだけあって、フィネスカバー繰らんキングに特価したクランクベイトと言うことです
ワーミングクランクとは?
ワーミングクランクって聞きなれないフレーズだと思います。
You太郎的にはフィネスカバークランキング=ワーミングクランクと解釈しています。
魚の警戒心が高まったり、疲れていたり、マイナスの状況で活躍するのがこのクランキングメソッドです。
通常サイズのシャロークランクでゴリゴリ巻くカバークランキングは、カバーから出てこないけどヤル気がある魚を捕っていく釣りです。
フィネスカバークランキングはあくまでもカバーに着いてヤル気がない魚を騙していく釣りです。
ショットがなぜ適しているか?
なぜショットがカバークランキングに適しているのか?
星の数程あるクランクベイトの中で、なぜノリーズのワーミングクランクショットなのか?
それは....
上記に示したフィネスカバークランキングが必要になるタイミングを思い出して欲しいんですが、簡単に言うとタフった時ですよね?
プレッシャーがかかったり、急に濁って視界が悪くなったり、マイナスの要因が働いたとき、魚は物陰に身を寄せ隠れます。
しかも、大きい普通サイズのクランクベイトではビビって口を使わなくなり、活発に餌を追うこともしません。
小さいサイズのルアーをゆっくりアプローチしてあげる他ないわけです。
例えば劇濁りが発生してしまえばワームは魚が発見できるほど波動は生まれませんし、いくら目立つカラーを選んでも効率が悪いです。
そんなとき、ショットのスペックをもう一度確認していくと.....
1, 小さい
2, ゆっくり引ける
3, 目立つカラー
どうでしょう?
こんなタイミングでベストマッチではないですか?
濁ったら釣れる気がしなくなる方っていらっしゃるかと思います。
普段ライトリグを得意としているか他はそういう考えをしていると思います。
そういう方こそショットを取り入れるべきだと思います!!
さらに、ショットのリップ形状を見てみると、湾曲した特殊な形状をしていることがわかります。
これは、動き始めや、デッドスロー域でもしっかり水をつかみ、アクションに変えるためのリップなので、なぜこういったリップを搭載しているかというと、レスポンスを極限まで高めるからです。
葦が倒れ、ポケット状になっている隙間でも、ショットはお尻をフリフリアクションさせ、誘います。たとえ4番フックをリアに組んでいても、極狭い範囲でもしっかりアクションしてくれるのは、まさにショットだけです。
これが、このクランクの最大の武器です。そして、それを活かせるのはタフった状況のフィネスカバークランキングということです。
使い方は??
さて、フィネスカバークランキングとショットは愛称バッチリという研究結果はご理解していただいたと思うのですが、『じゃ、いったいどうやってやるのよ?』という疑問が浮かんできます。
そうなんです。
フィネスカバークランキングは通常のカバークランキングとは少し勝手がちがってくるのです。
フィネスカバークランキング=ワーミングクランクのやりかた~コツは、ロッドワークでゆっくり引っ張って来ること。
それに尽きます
まず、どんなカバーなのか見定めます。
レイダウンなのか?葦なのか?杭なのか?
次に濃さを見ます。
杭のような場合は簡単ですが、葦であったらどれくらいの規模なのか?クランクを通しても大丈夫なレベルか?
落とす場所は?
レイダウンなら枝っぷっりはどうか?通せるコースはあるか?
引っ掛からず、通しきるためには、何回もやってみて自分で経験値を増やすしかないです。
オカッパリならなるべく近距離で、ボートなら最悪取りに行ける場所へ、ためしに通してみてください。
やりきれるカバーなのかどうかは慣れたら目で見て判断できるようになります。
で、慣れる前にビックリすると思います。
『どこに投げても帰ってくるじゃん....』となるはずです。笑
カバーの濃さによって、リーリングでいけるのか、ロッドワークでかわしてくるか。どんどん効率が上がると思います。
そして、とにかくショットがアクションしているブルブルに意識を集中してください。
ブルブルが弱くなれば、ラインにカバーが擦れています。
もう少しブルブルが弱くなればショットがカバーに接触しようとしています。
接触する前にわかっていれば、止めて浮かせる事もできるし、ロッドワークでかわす事も容易です。
とにかくゆっくりです。
どんなにゆっくりやっても、こういう状況ならワームより効率がいいです。
タックルは?
ショットのような小型クランクを使う場合、柔らかいロッドが必要不可欠かと思いがちですが、実は普通にプラッギングをするようなMLクラスのロッドで十分扱えます。Mクラスでも大丈夫です。
でも、それにとられず。手持ちのロッドで是非試して見てほしいです。
必ず捕れる魚が増えます。
それでは、このへんで研究報告をおわります。
ではではー