YoU太郎のバス釣り研究所

YoU太郎のバス釣り研究所

副業でサラリーマンやってますが、普段は研究所でバス釣りの研究をしてます。お気に入りタックルのインプレと釣行記録のブログです!

信頼しているルアーをしょうかいします。。。

コンニチハ!

 

研究所のYoU太郎です。

 

お小遣いを頂いているお父さんという身分のYoU太郎は独身時代に比べて釣具への浪費額かガクッと落ちました。

このさみしい気持ち、わかっていただけますか?(°_°)

 

正直、釣行費も含めたら微妙なルアーを買ってる余裕はありません。

きっと、YoU太郎と同じお父さんバサーは皆んな同じ気持ちだと思います。

いや、同じです!

 

団結しましょう!笑

 

余裕が無いからこそ、信頼出来るルアーを選んでるつもりです!

そんなお父さんYoU太郎が仕事帰りにショップで何買ったかご興味がありましたら最後までお付き合い下さい…

 

 

 

 

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 ルアー

 

買うものと言えば、日頃から信頼して使っているルアーの補充くらいなものです。

あまり新しいものに手を出していないので、研究者として反省しています\(_ _)

 

ハイドアフップ HUシャッド 60SP

 

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もちろん中古です。

 

中古でもよくキズや塗装の状態などちゃんと確認して買えば後悔しない買い物ができると思います。

あと、カラー!

 

自分の好きなカラーがあった時だけ手を出します、

中古品は次来た時も売ってるかわからないから、カラーは二の次で気に入ってるルアーがあったら構わず買っていた時期がありましたが、今はカラーまと吟味して選んでます。

 

カラーは自分の好きなのを使えばいいんだって言うプロ程、自分なりの強烈な拘りがあるように思えます。

ネットで読んだ吉田幸二氏のお話はとてもタメになります。

いつか、自分の体験談と自分の言葉でお伝え出来たらと思ってます!

 

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自分なりの基準を見つけて、カラーも含めて賢く買い物してるつもりです…笑

 

 

 

 

ベビーシャッド60FC

これも自分的に信頼度の高いシャッドです。

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 これも中古品。

新古品て感じですね。はい。

この手のワイドウォブルリング系シャッドは無くてはならない存在で、主にソウルシャッドみたいなクランキングシャッドなんですけど、ソウルシャッドとは違った味付けでYoU太郎的にはこちらをメインに使ってます。

 

 

 

 

 

近々研究報告させて頂きます。

 

 

バンクシャッド

 

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最後に新品のバンクシャッドです。

これは初めて買いました。

 

シャッドばかり使ってて、少し思うところがあったので購入です。

カラーも少し派手目。

クリアウォーターばかりで釣りをしている自分としてはかなり強気なカラーですが、意外と水質によってはナチュラルに見えてるかなと思います。

カラー的には『いつもより』白濁りしてるなって時に活躍しそうだなと。

 

 

wwwyoyoyowww.hatenablog.com

 

カラーだけでなく、この手のクランキング系シャッドで、浅いレンジを通せる物を複数試している状態です。

 

 

 

 

シャッドの研究もいつか報告出来るよう頑張っています。

 

 

スプリットリングピンチ

 これは必需品ですね。

クランク、シャッド及びジャークベイトはフックサイズや形状、スプリットリングのサイズでサスペンド調整やアクションの質を変えたりと、かなり繊細な釣りです。

 

YoU太郎のシャッド探求に必要不可欠な存在。

だからこそ拘りたい!

 

しかし、スプリットリングピンチは失いやすい釣り道具ランキングトップ3には入りますorz笑

ちなみに、不動の一位はアイチューナー。。。

 

こいつはいつも船に乗る時のライジャケに付けているのですが、オカッパリでも使うので、オカッパリ用と船用で分けて使う事にしました。

 

 

 

 

 

よって、1つ補充!

 

 

まとめ

 

こんな所でYoU太郎の買い物に付き合って頂きありがとうございました。

買い物が大好きで、大型のショップだと一日中滞在できるYoUのくだらない日記にお付き合い頂きまして、ありがとうございました。

 

次の研究報告もよろしくお願いします!

 

ではではー

 

 

 

レジットデザインワイルドサイドのインプレッション

コンニチハ!

 

研究所のYoU太郎です。

 

昨年のバサーオールスタークラシックは凄かったですね!

JB TOP50でも大活躍を見せた北大祐選手が優勝されました。

 ちなみに、バサーオールスタークラシックは行かれましたか?
あいにく用事があり行けませんでした…


北大祐選手といえば、レジットデザインへ電撃移籍し、使ってるロッドはワイルドサイドになりました。移籍直後からのフィーバー的な大活躍劇はまだまだ記憶に新しく、ワタクシYoU太郎はワイルドサイドが発売当初から気になっておりました♪(´ε` )

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これくらいの価格帯ロッドに選択肢を増やしてくれた先駆けとなったワイルドサイドですが、買いなのか?

フロッグスペシャル!!!

 気になるところをインプレッションしてみたいと思います。

 

【もくじ】

スペック

まずはカタログ的なスペックからです。

レングス:6ft.9inch

自重:127g

アクション:ミディアムスロー

グリップ形状:ストレート

バット外径:13.9mm

ティップ外径:2.2mm

適合ウェイト:Max28g

適合ライン:PE40〜80lb

 

レジットデザイン ワイルドサイド WSC 69MH フロッグゲームスペシャル の事前情報ではフロッグだけでなく非常にバーサタイル性が高いということでした。

そこのところをメインにインプレッションしていきたいと思います。

 

スペシャルロッド?

このロッドには『フロッグスペシャル』というサブネームがついています。

しかし、フロッグ専用のガチムチロッドではありませんでした。

 

感覚として、負荷をかければかけただけ曲がるロッドだということがラインをガイドに通して1キャストしてすぐにわかります。

まるでキャスティングが上手くなったかのように感じるほどです。

 

懐が深い曲がり

このロッド.....
フロッグスペシャルというサブネームがありますが、私はこんないいロッドをフロッグのみに使うだなんてもったいないことしません!


メインで考えているのはスピナーベイト
オカッパリだったら3.5gのライトテキサスに大きめのワームってセッティングで使ったりします!曲がるのに張りがあるからワーム的な釣りも全然使えます。
使えるというよりか、快適という方がいいかももしれません。

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竿が曲がるってこういう事ですよ!ってのをこの価格で感じられるなんて…

今まで掛けてきたお金はと思うと、逆に哀しい…

 

キャスト数が釣果に差を生むスピナーベイトのような釣りではむしろ最高の1本になり得ます。

本当にフロッグスペシャルでなくても良かったのでは?と思う程です。笑

 

そして、アラミドヴェールの効果が感じられるトルク感。

 

曲がってから戻ろうとする力がかなり強い。

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 一瞬です…

 

ルアー重量も14g程度から扱いやすく、しっかり曲げて投げる感覚さえあれば少ない力でもすーーっと伸びていくように飛距離が出ます。

これは曲がるロッドならではです。

 

少ない力で飛距離出せると言うことは力を込めればもっと遠くまで飛んでいくことはもちろん、アキュラシーキャストも決まりやすいです。

このレングスでフロッグロッドがラインナップされただけでもフロッグを使えるシチュエーションがグッと増えただけではなく、かなりバーサタイル性がある低価格ロッドなので、市場的にも唯一無二のロッドなのかもしれません。

 

品薄になるのも頷けます。

 

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気になるバーサタイル性は?

正直、お店で触った感じは張りがあって担ぎ投げしか出来ないようなイメージでしたが、リールをつけて糸通してルアー結んで投げたらイメージが変わる。
ビックリ!

パンパンに張りがあるのに柔らかい!そんなイメージ!


YoU太郎的にロードランナーの使用感は柔らかいのに強いという印象がありますが、こちらはパンパンに張り積めているのに柔らかい。
そんな印象を持ちました。

 

10mくらいまでの距離でピンスポットに入れ込むような釣りでも使えますが、この価格帯ですのでWSC65MHと使い分けても面白いラインナップになってます。


ロングキャストしてスローロールするのが最高に使いやすく、ヘッドがボトムをかすめるのが手に取るようにわかります。

テキサスリグのようなワームの釣りにも張りが強いティップがもたれずにシャキシャキな使用感で非常に快適。

 

オカッパリでロッドが限られたり、ボートでならサブの何でもロッドで大活躍をしてくれています。

 

そして、とても気に入ったのが大型のトップ!

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さすがはフロッグをテクニカルにアクションさせるだけはあると!

これ、安物だな…と感じる部分が一切無い。

全てワイルドサイドで揃えてもいいかなと思うくらい溺愛してしまいました。

 

 

ただし…

テーパーはスローですが、クランクベイトやただ巻き系トップには少しティップの張りが強く感じます。

実際にクランクベイトのバイトを弾きます。

 

また、正直に言うと手に入れてすぐにフロッグが細かくテーブルターン出来るようなロッドではないと思います。

簡単に言うと、アクションさせるのには少しだけコツがいります。

 

その理由には、ティプの張りが強いから上手にラインスラッグを使ってあげなければルアーが水を噛む前に手前に寄って来るようなアクションになってしまいます。

 

ただ、スラッグを出すコツさえ掴めば(難しい事ではないので、釣り場で数投練習すれば出来ると思います!)フロッグだけでなく、大型ジャークベイトやトップなどのテクニカルなロッド操作を求められつつも、パワーを必要とする釣りに大活躍する事間違いなしです。

 

まとめ


レジットデザイン ワイルドサイド WSC 69MH フロッグゲームスペシャル LEGIT DESIGN WILD SIDE


北さんの活躍でトーナメントでも使えるって証明されたことですし、これからバンバン売れると思います。

 

所有感では無く本物の実釣性能のみを求めるのであれば最高の選択では無いかと思います。

コストパフォーマンス高すぎですね(°_°)

自分はショップへ買いに行った時に在庫がなかったので注文しました。(1ヶ月待ち.....)

いや、数日前まで並んでたんですよ?

店長曰く、『YoU太郎さんの見て行った後、数時間後に売れてしまいました…』と…

 

ちまたで言われている『曲がるロッド』とはどういうことなのか?

この価格帯で手に入れられることが出来るなんて嬉しい限りです。気になっているのであれば、確実に買いです!

ショップで触るだけではなくて、実際にキャスティングからランディングまでしてほしいロッドです。

 

それでは、次の研究報告まで!

ではではー

ワームの強さについての研究

コンニチハ!

 

研究所のYou太郎です。

 

ワームって沢山種類がありますよね…

さらに同じメーカーから同形状のサイズ違いとか含めると星の数程種類があります。

外国産も含めたらと思うと、もう選びきれません。

 

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そこで、YoU太郎が考える今回はワームの強さについての研究報告をしたいと思います。

今まで、ワームの強さについて考えた事が無かった方の参考になれば幸いです。

 

 

【もくじ】

 ワームの強さとは?

ワームの強さって何でしょうか?

 

例えば、クランクベイトの場合で考えて見ましょう。

クランクベイトはリップ形状、ボディ形状、重心バランス等の様々な要素でアクションの質が決まってきます。

アクションの質がブリブリ暴れて、かつ水をしっかり掴むのか?はたまたスルスルっと水をすり抜けてくるのか?

それによってルアー自身のアピール度の強弱が決まります。

 

*ちなみに、今回はカラーでのアピール度は考えずに、ルアーが持ってるサイズ感だったりアクションによって決まるアピール度の強弱の話です。

 

 

強さを決める要素

そこで、話をワームに戻します。

ワームのアピール度って何で決まるでしょうか…?

 

ボリューム

まず、わかりやすいのは全体の大きさです。

大きければ目立つ=アピール度が強い

小さければ目立たない=アピール度が弱い

 

大きければ魚が食べるのを躊躇してしまったり、ルアーを餌ではなく偽物だと見破ります。

小さければ偽物と見破りにくく、魚から発見されにくくなります。

 

この、ワームの強さ弱さと、現場の状況によってどのタイプのワームに反応が得られるかを探して行くのがワームの釣りです。

 

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濁っていたり流れが強ければ魚はワームを発見する事が難しいからワームを強くしていきます。

逆に、澄んでいてなかなか口を使わなければワームを弱くナチュラルにしていきます。

動き

次に、アクションの強さです。

ゲーリーグラブなんかはとてもアクションが大きいですよね!

テールが細かくハイピッチにピロピロパラパラ究極のハイレスポンスでとてもよく水を動かして波動を生み出しています。

そういうアクションのワームが強いワームです。

弱いワームとはその真逆のワームになります。

 

 

 

ワームがアクションする時の波動

YoU太郎的なワームのタイプ分けをするときの基準として、フックを刺すメインとなるボディとテールがそれぞれどんな形状をしているかで分けています。

 

振動を生むボディ

ボディとは、要は腹を刺す場所です。

簡単にまとめると、

 

メインボディが細い…
アピール力強め

メインボディが太い…
アピール力弱め

 

という塩梅になります。

細い方が振動しやすく、波動を生みやすいという事です。

逆に、太いボディでは振動が発生しにくく、力が弱いということになります。

ボディを振動させるテール

それでは、今度はテールのお話です。

 

テールが大きく派手に動く…
アピール力強め

テールが小さく地味に動く…
アピール力弱め

 

ボディとテールの組み合わせ

この組み合わせによって、そのワームが強アピールタイプで魚がカバーの中やゴチャゴチャしたところでも発見しやすいタイプなのか、弱アピールタイプでニュートラルな魚にも喰わせることの出来るワームなのかを大まかに分類しています。

 

テールが水を噛み、動いたそのバイブレーションをボディに伝え、ワーム全体で波動を産みます。


大きなアクションのテールはバイブレーションしやすい細身のボディと合わさればより強力な波動を発生させる。

 

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強力なツインパドルと細身なボディを組み合わせたノリーズのエスケープツインはワームの中でかなり強い部類のタイプになります。

 

繊細なピンテールにボリュームのあるボディではナチュラルな波動を作り出すという考えです。

 

マテリアルも考慮する

少し話は脱線しますが、ゲーリーグラブはボディが太いのになかなかの強波動タイプだと思いますが、あれはマテリアルが柔らかいことと、ずんぐりむっくりのボディを振動させるだけの強力なテールを持っているからです!

 

まとめ

なんとなくYoU太郎的に考えてるワームの強さが伝わりましたでしょうか?

 

これは、ストレートやスティック、クロー、ホッグ、グラブ、パドル、虫など上げたらキリが無くどうやって選別したらいいか悩ましいワームというジャンルをアピール力という観点から仕分けるための考え方です。

 

ヒロ内藤さんのDVDで見た内容を、実際にYoU太郎が濁り水で検証してみた結果でもあります。なので間違った情報では無いかなと…

 

自分なりに基準になるワームを使い込み、この状況ならもう少し弱く、この状況ならもっと強くなど、現場で迷わないためにぜひ参考にしていただければと思います!!

 

それではまた次回の研究報告まで!

ではではー

 

真っ直ぐ泳ぐシャッドが正義か?使い分けてこそ広がる奥深きシャッドの世界

コンニチハ!

研究所のYoU太郎です。

暑いですね。
集中豪雨とかやめて欲しいです。
毎年どこかで何かしらの自然災害による被害が出てます。

本当に悲しいですね(°_°)
天気予報を必ずチェックして出来るだけ備えた方がいいかもしれません。

 

 

 

それでは、今回の研究報告をさせて頂きます。
今回の研究課題はシャッドです。

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数年前のシャッドブームでは真っ直ぐ泳ぐシャッドが取り沙汰されてました。

本当に真っ直ぐ泳ぐシャッドが有能なのか?

今回はそんな内容の研究報告をしたいと思います!

真っ直ぐ泳がないシャッドとは?

それでは、真っ直ぐ泳ぐシャッドと真っ直ぐ泳がないシャッドについてですが…

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真っ直ぐ泳ぐシャッドは説明するまでもなくどんなものかわかると思いますが…

そうですね。
最近発売されてるものは大概真っ直ぐ泳ぐシャッドになります。

代表的なのがジャッカルのソウルシャッドです。他にはハイドアップのHUシャッドや、ラッキークラフトのベビーシャッドFC、レイドジャパンのレベルシャッドなどが挙げられます。

レベルシャッドに関する研究報告は以前に書きましたね☆

wwwyoyoyowww.hatenablog.com

 
要は、これらはリーリングしてある程度スピードを上げても真っ直ぐ泳ぐシャッドです。例え、ボトムやカバーにヒットさせても一瞬起動がそれますが直ぐに水を噛み、アクションを辞めない言わばクランクベイト的なシャッドです。

今回取り上げるのは真っ直ぐ泳がないシャッドです。
どんな物があるか上げてみます。


判別方法は…??

じゃあ、真っ直ぐ泳ぐシャッドと真っ直ぐ泳がないシャッドをどうやって判別したらいいの?

そんな疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。

YoU太郎的に簡単に判別する方法があるのですが、低重心で内部ウエイトが固定、もしくはマグネットで半固定されているものは真っ直ぐ泳ぐシャッドの割合が多く、移動重心の物やウエイトが固定されていても重心が高い物が比較的真っ直ぐ泳がないシャッドだと思ってます。
(例外もあると思って下さい。)


あと、リーフ型のリップが多いかもしれませんね!

後は泳がせてみて判断するのが1番早いです。(あたりまえか…笑)

 

真っ直ぐ泳がないとはどう言う事か?

最近のシャッドは真っ直ぐ泳ぐ事が正義かのように宣伝されているように思うのですが、必ずしもそう言うわけではありません。

真っ直ぐ泳がないと言うと非常に誤解を招くかと思います…(°_°)


いわゆる『真っ直ぐ泳がないシャッド』だって、しっかりトゥルーチューンしてあげれば真っ直ぐ泳ぎます。
(トゥルーチューンがしっかり出来ていて、ある程度真っ直ぐ泳ぐように調整して上げるのは釣り人側の最低条件で、それが出来ていることが前提で読んでもらってると思ってこの報告書を書いています。)

ここで言っている『真っ直ぐ泳がない』とは、回収するくらい高速に巻くとバランスを崩して左右にフラついたり、少し物にカスッただけで水面に飛び出てきてしまうタイプのシャッドの事を取り上げています。

そう言うシャッドはとにかくダート性能がピカイチです。
真っ直ぐ泳ぐシャッドには出来ないキレのあるダートが得意なシャッドなのです。

 

ベビーシャッド

まずはラッキークラフトのベビーシャッド。

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元祖ジャパニーズシャッドと言っても過言では無いような有名どころですね。

中のウエイトが暴れてトリッキーなキレのあるダートが得意です。

 

スーパースレッジ

次にスレッジシリーズ。

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スーパースレッジの他にウルトラスレッジやアイスクリームビルスレッジなどあります。

シャッドといえばこれでしょ?
と言うくらい有名です。


このシリーズは固定重心モデルと重心移動モデルがあります。
固定重心の方がより、真っ直ぐ泳がないという特徴がありますので、購入の際はよく確認してみて下さい!

ジレンマ

これはあまり使ってません…笑

スレッジが使い慣れているのでそこまで必要性を感じていないだけですが、スーパースティープモデルだけ使ってます!
しかし、自分の住んでる地域ではあまり売ってるのを見かけないので出し惜しんでるところがありますね…

特徴としては、スレッジの上位互換モデルというようなイメージです!

スレッジの固定重心モデルは飛距離が出にくいですが、こちらはスレッジのダート性能はそのままに、移動重心が内蔵されててとてもキレイな飛行姿勢で飛んでいきます。

スレッジの弱点を克服した最強のダーティングシャッドというわけです。

ただ、リップが折れやすいという諸刃の剣的な部分もありますので、ボックス内のストックには気をつけたいですね!


ちなみにYoU太郎はあまり使ってないのであまり参考にならないと思いますが、一度も折れたことありません!


## 真っ直ぐ泳がないとはどう言う事か?

最近のシャッドは真っ直ぐ泳ぐ事が正義かのように宣伝されているように思うのですが、必ずしもそう言うわけではありません。

真っ直ぐ泳がないと言うと非常に誤解を招くかと思います…(°_°)


いわゆる『真っ直ぐ泳がないシャッド』だって、しっかりトゥルーチューンしてあげれば真っ直ぐ泳ぎます。
(トゥルーチューンがしっかり出来ていて、ある程度真っ直ぐ泳ぐように調整して上げるのは釣り人側の最低条件で、それが出来ていることが前提で読んでもらってると思ってこの報告書を書いています。)

ここで言っている『真っ直ぐ泳がない』とは、回収するくらい高速に巻くとバランスを崩して左右にフラついたり、少し物にカスッただけで水面に飛び出てきてしまうタイプのシャッドの事を取り上げています。

そう言うシャッドはとにかくダート性能がピカイチです。
真っ直ぐ泳ぐシャッドには出来ないキレのあるダートが得意なシャッドなのです。

# どんな時に使うの?

このタイプのシャッドは出し時があります。

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それは…

 









魚のヤル気がある時です。

 

 

シャッドの特徴として、水中で静止させる事ができます。
例えば魚が
『水温が低くてエサは食べたいけど体が動かないんですぅ…』
そんな事を考えてるだろうなという時に使うシャッドがこのタイプです。

 

YoU太郎的に、魚の活性とヤル気と言うのは別だと思ってます。

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なので、シーズン的には真冬の厳寒期前のタイミングと、早春の少しだけ水温が上がり始めたタイミングがベストタイミングだと考えています。


真っ直ぐ泳ぐ安定したシャッドでは反応が薄い時に爆発的に聞く時があります。

ポーズ中に竿先にプンッて極小さく反応が伝わってきたりするとアドレナリンがドバーッと止まんないっす(°_°)

特に一本が貴重な時期に使うタイプのルアーなのでその後も興奮が止まらなく手の震えが止まらなくなりますね(о´∀`о)笑
ワームを凌ぐような釣果を叩き出すにはかなりの練度が必要ですが、練習する価値はあるかなと思ってます!


使い方は?

使い方をYoU太郎が偉そうに今更能書きを垂れるまでもなく周知のことだと思いますが、トゥイッチ&ポーズが基本になります。
リーリングで操作するよりもロッドワークでのアクションに魚が反応する事が多いです。

もちろん、魚のレンジに合わせなければいけないので、様々なタイプのシャッドを持っていた方が安心です!

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静止させる時間、トゥイッチのテンポ、届けるレンジが噛み合わせる事が出来れば実釣性能はハードプラグの中でもかなり高いポテンシャルを秘めてると思ってます。
(簡単に文章には出来ますが、これが気が遠くなる程難しい…)

特に、ダートさせる距離も非常に大事になってきます。
ジャーク一回で何cm飛ばすのか?
50cmくらい一気に飛ばすのか?
20cmくらいとテンポよく飛ばすか?
やり込んで自分の中で基準を作ってみて下さい。

例えば、ボートからならシャローフラットがあり、そこから一段落ちるブレイクラインがあったとします。
フラットの上は一回に50cmくらい飛ばすジャークで誘い、追う力のある魚を狙っていきます。
ブレイクに差し掛かったら50cmの中で2回もしくは3回ジャークさせたりと、細かさの調節をしてあげて下さい!

オカッパリならばその逆です。

シャッドを潜らせるためにブレイクラインの沖側にキャストして、リーリングで潜らせます。
ブレイクラインに差し掛かったところで細かくジャーク。
フラットの上にきた時は大きいジャークとか。

効率と、どれくらい追わせるかなどいろいろ試しながら釣っていくと1日の中でシャッドで釣れる魚が増えてくると思います!

 


まとめ

まだまだYoU太郎も道半ばにして先の見えないシャッドの探求ですが、とても楽しいです。

それはとにかく釣れるから!


他のハードプラグで1つに絞って1年釣りして来なさいって言われたらハナからやる気が無くなると思いますが、シャッドって人から見た見た目も小魚っぽくモチベーションが上がります。

とにかく数が釣れますし!

 


真っ直ぐ泳ぐシャッドだけが釣れるシャッドではないと思います。
この真っ直ぐ泳がないシャッドをダーティング系シャッドと当研究所では分類する事にします!


シャッドそれぞれの特徴とレンジを使い分けてこそ本当にシャッドというルアーを使いこなすと言う事なのではないでしょうか!?
クランクベイトやシャッドはリップで潜行深度とアクションが決まって来てしまいます。
なので、なるべく偏らないように沢山の種類のシャッドをボックスに忍ばせておいた方が楽しい思いが出来るかと思います!


シャッドの探求はとても楽しいです!

小さいシルエット故に沢山釣れますが、ある程度大きさのある魚を狙って釣るにはかなり熟練した知識とテクニックが必要です。

また、探求してわかった事があったらまとめて報させていただきますので、またこのブログを見に来ていただけたら嬉しいです!
そして、Twitterのフォローいただけたらとてもやる気がでます!
よろしくお願い致します!


ではではー

 

濁りの事を考える。

コンニチハ!

 

研究所のYoU太郎です。

 


今、この研究報告を読んでいただいている貴方は濁りをどうとらえますか??

 

んー濁ってるな.....

おー澄んでるな.....

それだけですか?

 

今回はインプレッション的な研究報告から離れ、少し『濁り』について考えてみたいと思います。

 

【もくじ】

濁りがどんな状況なのか?

濁っているとはどういうことなのか?

澄んでいるとはどういうことなのか?

そういうところから切り込んでいきたいと思います。

 

濁りという世界を人間で例えると

朝方、通勤時や通学時、濃霧に見回れた経験ありますか?

そんな時、いきなり目の前に車が現れたらギャーーー(/_;)/~~ですよね??

 

心霊スポットで真っ暗な部屋を進まないといけないとき、壁づたいに歩けた方が少しだけ安心感がありませんか?


濁って視界が悪いとき、お魚さんはストラクチャーやカバーにピッタリ付く、タイトに付くと言われる理由だと思ってます。

それが、魚にとって濁っている状況。

 

逆に、晴れ渡る空にサバンナの草原に一人でポツーン。

いつ肉食の動物に襲われるかわかりません。

木陰に隠れても木の上にライオンがいるかもしれません。

 

いつもビクビクしている緊張状態。

それが魚にとって澄んでいる状態。

 

なんとなく魚の気持ちになることができたでしょうか??笑

 

相対的にとは??

釣り場に立ち、水の色を見たらいつもよりにごってる!

いつもより澄んでる!

 

他だ単に濁ってる、澄んでいるではなくて、「いつもより」と言うのが大事だと考えています。

つまり、普段はどんな水の色をしているのかおぼえておく事が重要になってきます。

 

例えば、いつもクリアウォーターと言われているフィールドでは魚は目視に頼って行動する割合が多いと考えられます。

また、いつもマッディウォーターと言われているフィールドでは魚は目視の他に側線にも頼って行動しなければなりません。

 

普段から目に頼って行動していた魚にとって少しでも濁りが入ってくるとなにも見えないと感じるでしょう。

 

例えると、芦ノ湖のように澄んだ水のフィールドと霞ヶ浦のような普段から水に色がついたフィールドほど濁らなくても目が見えなく、餌を食べたくても見つけることが困難になってしまいます。

ベイトにも同じことがいえます。

 

逆に、普段から濁っている霞ヶ浦がいきなり芦ノ湖のように澄みわたったら普段から濁りに慣れている魚にとっては見えすぎて常に緊張状態が続き、精神疾患を患ってしまうかもしれません。

 

だから、『いつも』よりどれだけ濁ったのかが大切だということです

 

濁りによってルアーやカラーを使い分ける

普段、行きなれたフィールドで少し濁りが入った。もしくは、いつもよりっ澄んでいる。

そう判断することができたら、ルアーやカラーを変えたほうが釣果に繋がるという研究データがとれています。

 

普段、YoU太郎が行くフィールドはクリアリバーやクリアレイクです。

基本的にナチュラルカラーを好みます。

 

でも、雨の後や秋の若干濁ったタイミングでは少しカラーを派手にしたり、スピナーベイトのような振動・フラッシング・金属音などハイアピールでいつもの状態なら見向きもされないルアーを選びます。

 

濁りが入ったとき、YoU太郎的には非常にムフフだと感じています。
先日のカラーの話に戻りますが、見える見えないをうまく使うことで、食性以外の「反射」という要素を使って魚に口を使わせる事が出来ます!

wwwyoyoyowww.hatenablog.com

 

 

 濁りとは勝手に『見えない』という状況を作り出してくれるカバーだと捉えています。

 

もし、ライトリグが得意で、濁りに対してネガティブな印象を持たれている場合は、ハードルアーの絶好のタイミングだと思って使ってみてはいかがでしょうか??

 

いつもより少しだけ濁っている場合は、普段よく釣れるリグやルアーのカラーを派手にしてみる。

いつもよりかなり濁っている場合は、極端にハイアピールなルアーから入ってみる。

 

今回はかなり初心に戻った研究内容に感じられた方も多いかと思いますが、2017年をシャッドオンリーで過ごしているYoU太郎にとって、相対的に現場を見るという事の大切さを再認識しています。

 

この報告が読んでくれた方の何かの参考になれば幸いです。

 

ではではー

ワーミングクランクショットのフィネスカバークランキング

コンニチハ!
 
研究所のYou太郎です。
 
 
暑いです…ね!
ノロノロ台風の置き土産でかなり気温が上がってまして、今朝のニュースでは直射日光を浴びているのと木陰では20℃近く差があると言っていました。
台風の洪水災害だけでなく、熱中症にも注意が必要ですね。
 
バスも人と同様に、日差しが強ければ日陰に身を隠します。
また、日差しが強いという条件以外でも、濁りが入ったり、水温が下がったりと、活性を下げる要因やヤル気を無くすことが起こると物陰に身を寄せます。
 
そんな時に活躍するタイニークランクの使い方の研究報告をしたいと思います!
 
 

タイニークランクのタイミングとは

 
上記でも簡単に触れましたが、タイニークランクの出しどきとはなんなのか?
そこから始めます。
 
なかなか釣れない時、ハードルアーをワームに変えたり、ワームをどんどん小さく食べやすくして言った経験てありませんか?
 
タフッた時、小さいワームでセコ釣りで楽しんだ経験は誰でもあるものです。
 
でも、釣りをしている範囲が野池みたいに限られた小さい水域だったらそれでいいかもしれませんが、ある程度長さのある川や湖でこれをやってたら魚に出会う前に日が暮れてしまいます。
要は効率が著しく悪いわけです。
 
そこで登場するのが、タイニークランクベイトです。なぜなら、サイズが小さく、広範囲を線でスピーディに探れるからです。
 
 

ルアーは何を使うのか?

 
タイニークランクと言えども各社様々なタイニークランクをラインナップしてるのですが、フィネスカバークランキングおいて唯一無二の存在なのが、ノリーズのワーミングクランク ショットです。
 

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商品名にも『ワーミングクランク』と言うだけあって、フィネスカバー繰らんキングに特価したクランクベイトと言うことです
 
 

ワーミングクランクとは?

 
ワーミングクランクって聞きなれないフレーズだと思います。
You太郎的にはフィネスカバークランキング=ワーミングクランクと解釈しています。
 
魚の警戒心が高まったり、疲れていたり、マイナスの状況で活躍するのがこのクランキングメソッドです。
 
通常サイズのシャロークランクでゴリゴリ巻くカバークランキングは、カバーから出てこないけどヤル気がある魚を捕っていく釣りです。
フィネスカバークランキングはあくまでもカバーに着いてヤル気がない魚を騙していく釣りです。
 
 
 

ショットがなぜ適しているか?

 
 
なぜショットがカバークランキングに適しているのか?
星の数程あるクランクベイトの中で、なぜノリーズのワーミングクランクショットなのか?
 
それは....
 
上記に示したフィネスカバークランキングが必要になるタイミングを思い出して欲しいんですが、簡単に言うとタフった時ですよね?
プレッシャーがかかったり、急に濁って視界が悪くなったり、マイナスの要因が働いたとき、魚は物陰に身を寄せ隠れます。
 
しかも、大きい普通サイズのクランクベイトではビビって口を使わなくなり、活発に餌を追うこともしません。
小さいサイズのルアーをゆっくりアプローチしてあげる他ないわけです。
例えば劇濁りが発生してしまえばワームは魚が発見できるほど波動は生まれませんし、いくら目立つカラーを選んでも効率が悪いです。
 
そんなとき、ショットのスペックをもう一度確認していくと.....
1, 小さい
2, ゆっくり引ける
3, 目立つカラー
どうでしょう?
こんなタイミングでベストマッチではないですか?
 
濁ったら釣れる気がしなくなる方っていらっしゃるかと思います。
普段ライトリグを得意としているか他はそういう考えをしていると思います。
そういう方こそショットを取り入れるべきだと思います!!
 
 
さらに、ショットのリップ形状を見てみると、湾曲した特殊な形状をしていることがわかります。
これは、動き始めや、デッドスロー域でもしっかり水をつかみ、アクションに変えるためのリップなので、なぜこういったリップを搭載しているかというと、レスポンスを極限まで高めるからです。
 
葦が倒れ、ポケット状になっている隙間でも、ショットはお尻をフリフリアクションさせ、誘います。たとえ4番フックをリアに組んでいても、極狭い範囲でもしっかりアクションしてくれるのは、まさにショットだけです。
これが、このクランクの最大の武器です。そして、それを活かせるのはタフった状況のフィネスカバークランキングということです。
 
 

使い方は??

 
さて、フィネスカバークランキングとショットは愛称バッチリという研究結果はご理解していただいたと思うのですが、『じゃ、いったいどうやってやるのよ?』という疑問が浮かんできます。
 
そうなんです。
フィネスカバークランキングは通常のカバークランキングとは少し勝手がちがってくるのです。
 
フィネスカバークランキング=ワーミングクランクのやりかた~コツは、ロッドワークでゆっくり引っ張って来ること。
 
 
それに尽きます
 
 
 
まず、どんなカバーなのか見定めます。
レイダウンなのか?葦なのか?杭なのか?
 
次に濃さを見ます。
杭のような場合は簡単ですが、葦であったらどれくらいの規模なのか?クランクを通しても大丈夫なレベルか?
落とす場所は?
レイダウンなら枝っぷっりはどうか?通せるコースはあるか?
 
引っ掛からず、通しきるためには、何回もやってみて自分で経験値を増やすしかないです。
オカッパリならなるべく近距離で、ボートなら最悪取りに行ける場所へ、ためしに通してみてください。
やりきれるカバーなのかどうかは慣れたら目で見て判断できるようになります。
 
で、慣れる前にビックリすると思います。
『どこに投げても帰ってくるじゃん....』となるはずです。笑
 
カバーの濃さによって、リーリングでいけるのか、ロッドワークでかわしてくるか。どんどん効率が上がると思います。
 
そして、とにかくショットがアクションしているブルブルに意識を集中してください。
ブルブルが弱くなれば、ラインにカバーが擦れています。
もう少しブルブルが弱くなればショットがカバーに接触しようとしています。
 
接触する前にわかっていれば、止めて浮かせる事もできるし、ロッドワークでかわす事も容易です。
 
とにかくゆっくりです。
どんなにゆっくりやっても、こういう状況ならワームより効率がいいです。

タックルは?

 ショットのような小型クランクを使う場合、柔らかいロッドが必要不可欠かと思いがちですが、実は普通にプラッギングをするようなMLクラスのロッドで十分扱えます。Mクラスでも大丈夫です。
 
確かにノリーズのロードランナーハードベイトスペシャルにはショット専用のロッドがラインナップされています。
 
でも、それにとられず。手持ちのロッドで是非試して見てほしいです。
必ず捕れる魚が増えます。
 
 
それでは、このへんで研究報告をおわります。
 
 
ではではー
 
 
 
 
 

小さいボディに妥協無し!ワーミングクランクショットのインプレッション

コンニチハ!

 

研究所のYoU太郎です。

 

 

 

さてさて、魚を釣るために日夜研究を続けているのですが、やはり実釣性能の高いジャンルのルアーとしてタイニープラグが上げられます。

 

タフった時、ワームでは効率が悪い…しかし、フルサイズのプラグやスピナーベイトでは喰わない。そんな時に繰り出すのがタイニープラグであります。

 

今回こ研究テーマは、本来トーナメントを勝ち抜くために産み出された、元祖ジャパニーズタイニークランクのワーミングクランク ショットをインプレッションしたいと思います!

 

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【もくじ】

スペック

先ずはワーミングクランクショットのスペックです。

 

 (1), スペック

サイズ約: 43mm

ウエイト : 6.2g

潜行深度 : 0.8m(12lb フロロ)

潜行角度 : やや浅い潜行角度

静止姿勢 : 頭下がり

ウエイト : 固定重心

フ ッ ク: 前#6 後#4(現行モデルは前#8 後#5)

 

 

このルアーは、田辺師匠が本場のトーナメントプレッシャーでタフってもなんとか魚に口を使わせるために作り上げた、小さいシルエットでデカバスを獲る!!

という男気が溢れるクランクベイトなわけです。

 

ティファ時代からありましたし、ノリーズのルアーでも名作中の名作であり、かなりのロングセラーアイテムです。

どういう事かわかりますか?

 

本物だという事ですよ!

そういう事ですよ!

 

 

(2), カラーラインナップ

ノリーズのショットシリーズの中でも、特にカラーラインナップが特徴的なのが、このワーミングクランクショットというオリジナルモデルです。

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 写真は手持ちのショットの一部です。

チャート系、赤、クローム、オレンジ、ホワイトなど、強気のカラーが多くラインナップされています。

 

このほかにもピンクバックチャート(マッディインパクト)みたいなとにかくアピール力の高いカラーが多く、一瞬躊躇ってしまうような派手さです。

 

 何故、こんなカラーを多く揃えたのか?

そんな問い合わせがノリーズへ殺到してるんじゃないかと思える程の大胆さですが、これにはキッチリとしたカラーに対する考えがありまして…

 

タイニークランクは小さいです。

小さいからこそ、魚は発見する事が出来ないのです。

そこで、カラーを強くする事で魚から発見しやすくしています。

 でも、発見されてしまえば一口サイズで食べやすいですよ。

 

そういうカラーギミックを考慮したラインナップだという事を理解すれば、お店で並んでいるショットを見て、自分の通ってるフィールドに合ったカラーを躊躇せず選べるかと思います。

 

目安としては、普通サイズのクランクベイトに比べて1ランク目立つカラーで丁度いい塩梅です。

 

(3) , ボディ素材

ショットは樹脂で出来たクランクベイトです。

ただ、樹脂でも種類があり、ショットにはクリア系ABS樹脂と、ボーンホワイト系ABS樹脂の2種類の素材が採用されています。

(現行のTGショットではクリア系ABS樹脂のみかもしれません。2種類ラインナップされていたのはウエイトがタングステンになるマイナーチェンジ前モデルだと記憶しています。確かな情報は調査が完了するまで少しお待ちください!)

 

1, ボディ素材は2種類

何故、2種類ラインナップされているのかと言うと、素材の違いで微妙にアクションが変わって来ます。

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下のクリア系ABS樹脂ではおとなしいアクション。

上のボーンホワイト系ABS樹脂はクリア系ABS樹脂よりも浮力が高いのでレスポンスが良くなり、若干アクションも大きく派手になります。

 

どちらの素材でももハイレスポンスな高速ピッチのクランクに変わりはないですが、使われている樹脂でアクションに変化が現れる事を覚えておいて下さい。

 

素材の見分けですが、外から見ただけでは分かりにくいです…笑

 

リップの付け根(後刺し接着なのでボーンボディでもクリアリップ)からボディ素材が微妙に白く見えるか、透明かで判断するか、メーカーHPを確認するかです。

 

ただ、廃盤カラーの判別は難しいので、前者の方法で確認するのがベターかと思います。

 

2, 素材の使い分けは?

見分けられたらどうやって使い分けるのか?

 

 

 

 それは、水の濁り具合やカバーの濃さで使い分けます。

 

普段より濁っていればボーンホワイト系ABS樹脂、澄んでいればクリア系ABS樹脂をチョイスします。

 

また、カバーが濃ければボーンホワイト系ABS樹脂、隙間が多いカバーならクリア系ABS樹脂です。

 

ちなみに、YoU太郎はそこまでできません…笑

 

4, カラーと素材の関係

カラーも沢山あって、素材も2種類あったら選べないよ…

 

そんな声も聞こえて来ます。

いや、自分の声かもしれませんね…

 

 

ノリーズはそんな方のために、カラーと素材にある関係性を持たせています。

 

 

派手なカラーとボーンホワイト系ABS樹脂は濁ったりカバーが濃いとか、魚からルアーを発見しにくくなる要素が強い時に使います。

 

ナチュラルなカラーとクリア系ABS樹脂は水が澄んでいたり、カバーが薄い時に活躍します。

 

使うシチュエーションが共通している組み合わせで、素材とカラーを合わせています。

 

 

だから、通常はカラーを見て現場の状況に合わせて行けばOKなのです!

 

 

上の説明が無用になる程簡単でしたね……

 

 特殊なフックセッティング

 ワーミングクランクショットには特殊なフックセッティングが採用されています。

 

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左は現行のタングステンモデルと同じサイズのフックセッティング、右は従来モデルのフックセッティング。

 

従来モデルは小ちゃいボディサイズには異様なほど大きいリアフックが付いてます。これくらいのボディサイズなら前後8番フックがぶら下がっているのが通常かなと思います。

 

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これにはちゃんと意味があります。

 

 

 

 リアフックを大きくし、ルアー自体の重心を後方へ持って行く事で、飛行姿勢が安定し、狙った所へキャスティングを決める為です。

 

重心移動システムを搭載しているクランクと比較すると遜色無い飛距離が出ますし、何より固定重心だから動き出しが早い!ノリーズのロードランナーハードベイトスペシャルにショット専用ロッドがラインナップされてます。勿論、専用ロッドを使えば至極の使いやすさですが、このフックセッティングの為、普通のプラッギングロッドでも十分キャスティングが決まります。

 

 

水を掴んで離さないリップ形状

リアフックがこんなに大きくてなんで動き出しが早いのか?

普通ならクランクベイトはテールに重量物がくるとモタついて動き出しが鈍くなるはずなんですが、ショットは特殊なリップ形状で水噛みが良く、ほんの少しの水流でお尻を張り出します。

 

これがどんな効果を生むかというと、カバー内の狭いスポットでアピール出来るという事です。

同時に、凄くゆっくりしたリーリングでもアクションしますので、そういったリズムの時はカバーではなくても出動機会が多いタイニークランクと言えます。

 

まとめ

このまで、ワーミングクランクショットのスペック的な内容を並べてみました。

 

ボディ、リップ、カラー、フックセッティングと、全てにコンセプトがあって、一切妥協しないで作り込まれているのがわかります。

 

実際に、このサイズのクランクベイトは各社1つはラインナップされておりますが、その中でこれだけ低速域でのレスポンスに優れた物はショットだけです。

 

ショットではなし得ない性能で、代用品が無い特別なクランクベイト だという事です。

YoU太郎はボックスに1つは無いと代えがきかないので途方にくれる事もあります。

 

 

ボートでもオカッパリでも唯一無二の存在になると思います!

この研究報告を読んで、ショットをボックスに投入した方は必ず窮地を救われる時が来るはずです。

 

ワーミングクランクショットとはそう言うクランクベイトです!