濁りの事を考える。
コンニチハ!
研究所のYoU太郎です。
今、この研究報告を読んでいただいている貴方は濁りをどうとらえますか??
んー濁ってるな.....
おー澄んでるな.....
それだけですか?
今回はインプレッション的な研究報告から離れ、少し『濁り』について考えてみたいと思います。
【もくじ】
濁りがどんな状況なのか?
濁っているとはどういうことなのか?
澄んでいるとはどういうことなのか?
そういうところから切り込んでいきたいと思います。
濁りという世界を人間で例えると
朝方、通勤時や通学時、濃霧に見回れた経験ありますか?
そんな時、いきなり目の前に車が現れたらギャーーー(/_;)/~~ですよね??
心霊スポットで真っ暗な部屋を進まないといけないとき、壁づたいに歩けた方が少しだけ安心感がありませんか?
濁って視界が悪いとき、お魚さんはストラクチャーやカバーにピッタリ付く、タイトに付くと言われる理由だと思ってます。
それが、魚にとって濁っている状況。
逆に、晴れ渡る空にサバンナの草原に一人でポツーン。
いつ肉食の動物に襲われるかわかりません。
木陰に隠れても木の上にライオンがいるかもしれません。
いつもビクビクしている緊張状態。
それが魚にとって澄んでいる状態。
なんとなく魚の気持ちになることができたでしょうか??笑
相対的にとは??
釣り場に立ち、水の色を見たらいつもよりにごってる!
いつもより澄んでる!
他だ単に濁ってる、澄んでいるではなくて、「いつもより」と言うのが大事だと考えています。
つまり、普段はどんな水の色をしているのかおぼえておく事が重要になってきます。
例えば、いつもクリアウォーターと言われているフィールドでは魚は目視に頼って行動する割合が多いと考えられます。
また、いつもマッディウォーターと言われているフィールドでは魚は目視の他に側線にも頼って行動しなければなりません。
普段から目に頼って行動していた魚にとって少しでも濁りが入ってくるとなにも見えないと感じるでしょう。
例えると、芦ノ湖のように澄んだ水のフィールドと霞ヶ浦のような普段から水に色がついたフィールドほど濁らなくても目が見えなく、餌を食べたくても見つけることが困難になってしまいます。
ベイトにも同じことがいえます。
逆に、普段から濁っている霞ヶ浦がいきなり芦ノ湖のように澄みわたったら普段から濁りに慣れている魚にとっては見えすぎて常に緊張状態が続き、精神疾患を患ってしまうかもしれません。
だから、『いつも』よりどれだけ濁ったのかが大切だということです
濁りによってルアーやカラーを使い分ける
普段、行きなれたフィールドで少し濁りが入った。もしくは、いつもよりっ澄んでいる。
そう判断することができたら、ルアーやカラーを変えたほうが釣果に繋がるという研究データがとれています。
普段、YoU太郎が行くフィールドはクリアリバーやクリアレイクです。
基本的にナチュラルカラーを好みます。
でも、雨の後や秋の若干濁ったタイミングでは少しカラーを派手にしたり、スピナーベイトのような振動・フラッシング・金属音などハイアピールでいつもの状態なら見向きもされないルアーを選びます。
濁りが入ったとき、YoU太郎的には非常にムフフだと感じています。
先日のカラーの話に戻りますが、見える見えないをうまく使うことで、食性以外の「反射」という要素を使って魚に口を使わせる事が出来ます!
濁りとは勝手に『見えない』という状況を作り出してくれるカバーだと捉えています。
もし、ライトリグが得意で、濁りに対してネガティブな印象を持たれている場合は、ハードルアーの絶好のタイミングだと思って使ってみてはいかがでしょうか??
いつもより少しだけ濁っている場合は、普段よく釣れるリグやルアーのカラーを派手にしてみる。
いつもよりかなり濁っている場合は、極端にハイアピールなルアーから入ってみる。
今回はかなり初心に戻った研究内容に感じられた方も多いかと思いますが、2017年をシャッドオンリーで過ごしているYoU太郎にとって、相対的に現場を見るという事の大切さを再認識しています。
この報告が読んでくれた方の何かの参考になれば幸いです。
ではではー
ワーミングクランクショットのフィネスカバークランキング
タイニークランクのタイミングとは
ルアーは何を使うのか?
ワーミングクランクとは?
ショットがなぜ適しているか?
使い方は??
タックルは?
小さいボディに妥協無し!ワーミングクランクショットのインプレッション
コンニチハ!
研究所のYoU太郎です。
さてさて、魚を釣るために日夜研究を続けているのですが、やはり実釣性能の高いジャンルのルアーとしてタイニープラグが上げられます。
タフった時、ワームでは効率が悪い…しかし、フルサイズのプラグやスピナーベイトでは喰わない。そんな時に繰り出すのがタイニープラグであります。
今回こ研究テーマは、本来トーナメントを勝ち抜くために産み出された、元祖ジャパニーズタイニークランクのワーミングクランク ショットをインプレッションしたいと思います!
【もくじ】
スペック
先ずはワーミングクランクショットのスペックです。
(1), スペック
サイズ約: 43mm
ウエイト : 6.2g
潜行深度 : 0.8m(12lb フロロ)
潜行角度 : やや浅い潜行角度
静止姿勢 : 頭下がり
ウエイト : 固定重心
フ ッ ク: 前#6 後#4(現行モデルは前#8 後#5)
このルアーは、田辺師匠が本場のトーナメントプレッシャーでタフってもなんとか魚に口を使わせるために作り上げた、小さいシルエットでデカバスを獲る!!
という男気が溢れるクランクベイトなわけです。
ティファ時代からありましたし、ノリーズのルアーでも名作中の名作であり、かなりのロングセラーアイテムです。
どういう事かわかりますか?
本物だという事ですよ!
そういう事ですよ!
(2), カラーラインナップ
ノリーズのショットシリーズの中でも、特にカラーラインナップが特徴的なのが、このワーミングクランクショットというオリジナルモデルです。
写真は手持ちのショットの一部です。
チャート系、赤、クローム、オレンジ、ホワイトなど、強気のカラーが多くラインナップされています。
このほかにもピンクバックチャート(マッディインパクト)みたいなとにかくアピール力の高いカラーが多く、一瞬躊躇ってしまうような派手さです。
何故、こんなカラーを多く揃えたのか?
そんな問い合わせがノリーズへ殺到してるんじゃないかと思える程の大胆さですが、これにはキッチリとしたカラーに対する考えがありまして…
タイニークランクは小さいです。
小さいからこそ、魚は発見する事が出来ないのです。
そこで、カラーを強くする事で魚から発見しやすくしています。
でも、発見されてしまえば一口サイズで食べやすいですよ。
そういうカラーギミックを考慮したラインナップだという事を理解すれば、お店で並んでいるショットを見て、自分の通ってるフィールドに合ったカラーを躊躇せず選べるかと思います。
目安としては、普通サイズのクランクベイトに比べて1ランク目立つカラーで丁度いい塩梅です。
(3) , ボディ素材
ショットは樹脂で出来たクランクベイトです。
ただ、樹脂でも種類があり、ショットにはクリア系ABS樹脂と、ボーンホワイト系ABS樹脂の2種類の素材が採用されています。
(現行のTGショットではクリア系ABS樹脂のみかもしれません。2種類ラインナップされていたのはウエイトがタングステンになるマイナーチェンジ前モデルだと記憶しています。確かな情報は調査が完了するまで少しお待ちください!)
1, ボディ素材は2種類
何故、2種類ラインナップされているのかと言うと、素材の違いで微妙にアクションが変わって来ます。
下のクリア系ABS樹脂ではおとなしいアクション。
上のボーンホワイト系ABS樹脂はクリア系ABS樹脂よりも浮力が高いのでレスポンスが良くなり、若干アクションも大きく派手になります。
どちらの素材でももハイレスポンスな高速ピッチのクランクに変わりはないですが、使われている樹脂でアクションに変化が現れる事を覚えておいて下さい。
素材の見分けですが、外から見ただけでは分かりにくいです…笑
リップの付け根(後刺し接着なのでボーンボディでもクリアリップ)からボディ素材が微妙に白く見えるか、透明かで判断するか、メーカーHPを確認するかです。
ただ、廃盤カラーの判別は難しいので、前者の方法で確認するのがベターかと思います。
2, 素材の使い分けは?
見分けられたらどうやって使い分けるのか?
それは、水の濁り具合やカバーの濃さで使い分けます。
普段より濁っていればボーンホワイト系ABS樹脂、澄んでいればクリア系ABS樹脂をチョイスします。
また、カバーが濃ければボーンホワイト系ABS樹脂、隙間が多いカバーならクリア系ABS樹脂です。
ちなみに、YoU太郎はそこまでできません…笑
4, カラーと素材の関係
カラーも沢山あって、素材も2種類あったら選べないよ…
そんな声も聞こえて来ます。
いや、自分の声かもしれませんね…
ノリーズはそんな方のために、カラーと素材にある関係性を持たせています。
派手なカラーとボーンホワイト系ABS樹脂は濁ったりカバーが濃いとか、魚からルアーを発見しにくくなる要素が強い時に使います。
ナチュラルなカラーとクリア系ABS樹脂は水が澄んでいたり、カバーが薄い時に活躍します。
使うシチュエーションが共通している組み合わせで、素材とカラーを合わせています。
だから、通常はカラーを見て現場の状況に合わせて行けばOKなのです!
上の説明が無用になる程簡単でしたね……
特殊なフックセッティング
ワーミングクランクショットには特殊なフックセッティングが採用されています。
左は現行のタングステンモデルと同じサイズのフックセッティング、右は従来モデルのフックセッティング。
従来モデルは小ちゃいボディサイズには異様なほど大きいリアフックが付いてます。これくらいのボディサイズなら前後8番フックがぶら下がっているのが通常かなと思います。
これにはちゃんと意味があります。
リアフックを大きくし、ルアー自体の重心を後方へ持って行く事で、飛行姿勢が安定し、狙った所へキャスティングを決める為です。
重心移動システムを搭載しているクランクと比較すると遜色無い飛距離が出ますし、何より固定重心だから動き出しが早い!ノリーズのロードランナーハードベイトスペシャルにショット専用ロッドがラインナップされてます。勿論、専用ロッドを使えば至極の使いやすさですが、このフックセッティングの為、普通のプラッギングロッドでも十分キャスティングが決まります。
水を掴んで離さないリップ形状
リアフックがこんなに大きくてなんで動き出しが早いのか?
普通ならクランクベイトはテールに重量物がくるとモタついて動き出しが鈍くなるはずなんですが、ショットは特殊なリップ形状で水噛みが良く、ほんの少しの水流でお尻を張り出します。
これがどんな効果を生むかというと、カバー内の狭いスポットでアピール出来るという事です。
同時に、凄くゆっくりしたリーリングでもアクションしますので、そういったリズムの時はカバーではなくても出動機会が多いタイニークランクと言えます。
まとめ
このまで、ワーミングクランクショットのスペック的な内容を並べてみました。
ボディ、リップ、カラー、フックセッティングと、全てにコンセプトがあって、一切妥協しないで作り込まれているのがわかります。
実際に、このサイズのクランクベイトは各社1つはラインナップされておりますが、その中でこれだけ低速域でのレスポンスに優れた物はショットだけです。
ショットではなし得ない性能で、代用品が無い特別なクランクベイト だという事です。
YoU太郎はボックスに1つは無いと代えがきかないので途方にくれる事もあります。
ボートでもオカッパリでも唯一無二の存在になると思います!
この研究報告を読んで、ショットをボックスに投入した方は必ず窮地を救われる時が来るはずです。
ワーミングクランクショットとはそう言うクランクベイトです!
【ROAD RUNNER STRUCTURE ST640M-Ft】これだけは知っておきたい!ST640M-Ftの注意点
コンニチハ!
研究所のYoU太郎です。
これだけは知っておきたいST640M-Ftの注意点だなんて少し恐い題名にしてみました。
そして、いつもはくだらない世間話的な内容で入るのに、今回はいきなり本題に入ります。
ノリーズのベイトフィネスロッドであるST640M-Ft。
以前の研究報告を読んで頂ければわかるかと思いますが、これはとても素晴らしいベイトフィネスロッドです。
しかし、使い方を誤ると獲れる魚も獲れなくなってしまうテクニカルなロッドなのです。
今回の研究報告は、このロッドを選ぶにあたって真剣にお伝えしなければならないことなんです…
この研究成果を読んで頂いてる方の中には、初めてのベイトフィネスロッドで悩まれてる方もいらっしゃるかもしれません。そんな方には特にお伝えしたく、この研究報告書を作成致しました。
が、実際はそんなに難しい事ではないし、オールソリッドロッドや、ソリッド部が長いソリッドティップならではの特性でもありますので、知っていて損は無い内容になるかと思います!
是非、今回も最後までお付き合い頂ければ幸いです(о´∀`о)
カタログからは読み取れない事
カタログからは読み取れない注意点をまとめました!
この事に注意すればとても有意義なバスフィッシングライフを送る事が出来ると…思います!
通常、メーカーは自社製品を売るために製品の素晴らしい部分をふんだんにPRします。カタログはその結晶みたいなものです。当然ですがメーカーは自社製品の悪口をカタログに載せたりはしません。
そんなところまで知ってから書いたいのであれば消費者自身が調べないといけない訳です。
今回はそんな部分を紹介したいと思います。
(1), フッキングに関する事
まずはフッキングの事です。このロッドではフッキングに少しだけコツがいります。
簡単に言うと、大きいストロークでスイープにフッキングして下さいと言う事です。タイトラインになればなるほどです!
なぜそんな必要があるのか少しだけ説明していきます。
1, オールソリッドの宿命
ST640M-Ftはインプレッション記事で紹介した通り、かなりソリッド部が長いソリッドティップロッドなので、オールソリッドの特性がかなり表に出てます。
なので、ソリッドロッドの特性を理解しておけば、釣り場で首を傾げる事は少なくなるということです。
まず、オールソリッドロッドでフッキングすると、フッキングパワーが伝わらないとか、ペナペナするという表現をされる方がいらっしゃいますが、そう感じてしまうのはソリッドの反発するスピードがチューブラーより遅いからです。
実際はしっかりとした復元力はありますので、魚は浮いてきます。でも、そのタイミングがチューブラーロッドに比べて少しだけ遅いのでパワーが無く感じられてしまってるだけなのです。
その反発スピードが遅いソリッド部が長いST640M-Ftでフッキングを決めるには守ってほしい事があるのです。
オールソリッドでのフッキングと同じようにスイープにフッキング動作を行う事です。特に細いラインを使用してる場合は注意が必要です。
2, チューブラーロッドとオールソリッドロッドのとの違い
チューブラーのジグロッドでは『バッチーン』とラインスラッグを巻き取ってから思いっきりフッキングしますよね?
オールソリッドでそれをやってしまうと曲がってから戻るのが遅いので短い瞬間的な合わせだとロッドの反発力を活かしきれずにフッキング動作が終了してしまいます。
そうならないようにラインスラッグを巻き取ってからスイープに長いロッドストロークでフッキング動作を行なわないとバラしの原因になります。
つまり、オールソリッドで瞬発的なフッキングは厳禁という事です!
オールソリッドを愛用しているプロのフッキングを見てみると分かりますが、少しだけフッキング動作が大きくなってます。
ほんの少しです。
いや、ほんの少しの違いなんですけど、意識の違いでこれだけ劇的な変化があるのかとYoU太郎は舌を巻きました!笑
これさえ理解できればしなやかに曲がる特性ゆえに魚は暴れないし、中が詰まってるので折れない強靭なブランクスなわけなんです!!(о´∀`о)
3, それではST640M-Ftだとどうなるのか?
ここで、本題に入ります。
ST640M-Ftはチューブラーの操作感とオールソリッドの食い込みを両立させたいいとこ取りのロッドなのですが、このロッドでチューブラーロッドのような瞬間的なフッキングをしてしまうとどうなるのか?
高弾性ハイテーパーチューブラーとロングソリッドの組み合わせであるST640M-Ftは、両方の特性を併せ持っていますので、チューブラーロッドでやるようなフッキングをしてしまうとアワセ切れが発生してしまいます。
ようは、短い瞬間的な合わせだと、ソリッド部のクッション特性が働き出す前にチューブラー部に負荷がかかってしまうのです。
わかりやすく言うと、細いラインを組んだパンチングロッドで思いっきりフッキングしてるようなもんです。
んー
わかりにくいですね?
わかりますか?
文章力が無いのが申し訳ないです…
なので……
基本的にどんなフッキングもスイープに大きいストロークでフッキングする事をオススメします。
ちなみにこのロッドを使い始めた時、YoU太郎は12lbのフロロラインを何度もアワセ切ってました。
(お魚さんゴメンね…)
長いストロークが取れないときやミドスト中のようにラインスラッグが沢山出てる時なんかはリーリングしながらフッキングするなどの工夫が必要です。
アタリがあった時に冷静でいられる精神力が必要です。笑
ビックリアワセとか厳禁ですね!
初心者には少し厳しくも感じるロッドかもしれませんね。
でも、この研究報告を読んでいれば安心です。
現場で思い出して下さい!
保管について…
オールソリッド同様、保管でも少しだけ気を使う事があります。
壁なんかに立てかけて長期保管や、夏などの部屋・車内保管はソリッド部が反ってしまうこともあるので、ロッドスタンドに立て掛けたり、チューブラー部を支えるよう注意した方が精神衛生上よろしいかと思います。
ソリッドの宿命ですね…
これは仕方のないソリッドの性質という事で、少しだけ意識する部分だと思います。と、言うか、グラスロッドだってそうですし、カーボンロッドだって同じです。
手軽に買える方はいいかもしれませんが、サラリーマンお父さんアングラーにとって可愛くない値段なので道具は大切に使いたいです…
もし反ってしまったら、トップガイドにタコ糸を結んで、天井から吊る下げて保管してみると治る事もあるそうです。
気をつけましょう…
いや、ソリッドだから気を付ける事でもないですね(о´∀`о)
愛用のタックルはキッチリ保管すべきという事です!
まとめ
最後にまとめます。
ST640M-Ftは幅広いリグへの懐の広さと、繊細なロングソリッドを持っている為、かなりタフった状況で活躍するロッドです。
このロッドがボートデッキを組む時に抑えの切り札になり得るフィールドもたくさんあると思います。
さらに、フッキングにさえ注意すればソリッドの食い込みの良さとチューブラーの操作性という相反する性能を一本に詰め込んでいる為、ボートに必ず乗せても邪魔にならないような一本になりえます。
タイプ的にはスモラバをクイックに積極的に操作すると言うよりかは、本当にナチュラルに、違和感なくクワセるような…
かつ、カバーを絡めて大胆に打ち込むようなベイトフィネスロッドです。
バイトフィネスロッドといつカテゴリーでも使用感はどのモデルも違います。
ST640M-Ftはスピニングっぽいベイトフィネスロッドっぽくも感じる時があります!けど、全体的なイメージとしてはかなり繊細なジグロッドがスピニング並みにライトになった感じです。
スピニングとベイトの間という言い方でもいいかもしれませんね。ま、それがベイトフィネスという事なんでしょうけど…(どっちとも取れると感じさせてくれるのがロングカーボンソリッドの特性という事かもしれません。)
でも、どんなにティップが繊細なチューブラーベイトロッドも敵わないし、ソリッド部が短いソリッドティップのベイトフィネスロッドとも違います。
もしかしたらイメージが出来ず最初は戸惑うかもしれません。
しかし、使いこなしたら…と言うか、小慣れたら手放す事ができない最高のベイトフィネスロッドになります。ちなみに、YoU太郎は2本所有してます…笑
それだけ溺愛してます。
YoU太郎が勝手に思う 相性が良さそうなフィールドは、
・シャローがメインの川
・ちょうちん釣りやスティープバンクでミドストが活躍するリザーバー
・例外として、ウィードレイクでのシャッディング
もちろん、この懐の深さを利用してオカッパリの最終兵器として導入してもいいかもしれません。
特に、すれっからしたフィールドに通う関東のオカッパリオンリーな方なんかは相性ピッタリかもしれませんね!
このロッドに興味を持たれて、最高の一本になってもらえたらYoU太郎の研究も報われます。
一報頂けたら嬉しいです。
Twitterともリンク出来ましたので、フォローして頂けると嬉しいです!ヤル気がでます!!!
【ROAD RUNNER STRUCTURE ST640M-Ft 】ノリーズのベイトフィネスロッドはロードランナーと言えるだけの懐の深さがあるのか?
コンニチハ!
研究所のYoU太郎です。
ベイトフィネスって何なの?
あれは確か2010年頃、Basserという雑誌の表紙を飾って一世を風靡したカテゴリーです。
当時、ベイトフィネスは何なのか?
そんな議論がネット上で繰り広げられておりました。
YoU太郎は思いました。
人それぞれ何でもいいじゃん笑 と…
ゆとり世代だという事がバレましたね((((;゚Д゚)))))))笑
そんなゆとり研究所から今回も熱い研究報告をしたいと思います!
今回は、以前インプレッションしたノリーズのベイトフィネスロッドST640M-Ftでどんなリグが使えるのか?
適合ウエイトは?
そもそもノリーズのロードランナーでベイトフィネス?と疑ってる方もまだまだいらっしゃるかもしれません。
ロードランナーストラクチャーシリーズがワームの釣りにどれ程特化されているのか?
ワームへの懐の深さが如何程か?
そんな研究報告を、YoU太郎のインプレッションと共にお届けしたいと思います!
【もくじ】
いったいどんなリグに使えるの?
さっそく、YoU太郎がどんなリグにこのロッドを使っているのか?その説明と、使用感をお伝えしていきます。
(1), スモールラバージグ
まずはベイトフィネスで使うリグの代表ですね。笑
ボトムのズル引きでは1.8g前後をメインに使います。2.7gまでですね。ほとんど1.8gです。
これだけ軽いスモラバでもロングソリッドティップがリグの自重で曲がり、軽快にピッチングできるし、キャスティングもこなします。
スモラバのボトムでのアクションて、何かに引っ掛けてピョンと外すとかクイックな操作の繰り返しで、外す時に引っ掛けている障害物からあまり離さず跳ねさせたいですよね?
これよりスモラバが重たいと、操作感がダルくなりやりにくくなりスタックが増えます。スタックしたリグをハングオフさせる感触もこの程度のウエイトがやりやすいです。
ボトムでの使用の参考ウェイトだと思ってください。
そういう使い方が好みの場合はまた別のタイプのベイトフィネスロッドがあります。
しかし、ST640M-Ftは1.8g前後であれば底質を感じたりできるし、例えば岩盤に沿ってフォールさせないと喰わないような状況でも岩盤のエッジを感じて垂直フォールとかも出来ます。
軽めのスモラバなら最高に使いやすいです。
ちなみに、ちょうちん釣りやベイトミドストやジグヘッドワッキーはでは3.5gくらいを使います。これくらいのウエイトがピッチングではコントロールしやすく、回収もこなせる範囲です。
ちなみに、他社のベイトミドストロッドはミドスト専用で、他に使い道と言えばプラッギングくらいかなって竿もありますが、これはミドストのようなスラッグを操るような釣りも高次元でできる高度なワーミングロッドという事です。
ようは、ボトムでは軽い、中層では重いスモラバ・ジグヘッドが使いやすいという事です。
トレーラーは2.5〜3inchくらいが相性がいいかと!
それと、ベイトフィネスロッドでやるミドストでは釣れる魚が一回り大きくなるように思います。
これはなぜか?と言われると確信は持てませんが、結果として必ず一回り大きい魚が食べて来てくれます。これはもしかしたらYou太郎が個人的に感じてるだけかもしれませんが、実際に釣れてきているので何かしらの要因があるのかもしれません。
最後のは参考程度に読み流してください!
(2), ネコリグ
続いてネコリグです。この竿の得意なリグの1つだと思います。
0.9g〜1.3gのネイルシンカーを入れた5inch未満のストレートワームを使う事が多いです。
ネコリグに関してはもう少し重いシンカーも背負えると思います。
が、YoU太郎の行くフィールドではこれくらいのシンカーで充分な為、これくらいに留めております。
ネコリグを何かに引っ掛けて長時間シェイクしながらゆっくりハングオフとか本当にやりやすいです。
それだけ弛緩性のあるティップという事です。
リアクションネコ的な使い方も出来ますし、太めのラインなら軽くカバーを絡めても心配無いです。ソリッドティップだからリアクション気味に使っても掛かる!
特に相性が良く感じたのがウィードへのタッチです。
ガード付きのマス針でウィードに絡めた時に、ウィードを切る訳ではなく『ほぐす』
という行為が素手でやってるような感覚で出来ます。プリプリプリってウィードからほぐれる感覚がバイトに変わる瞬間がたまらなく気持ちいい!
これは是非体験してほしい部分です。
(3), ヘビーダウンショット
ネコリグ同様に、これもすこぶるやりやすい。
具体的なシンカーウェイトは2.7g以上で、3.5gがど真ん中って感じです。
少し2.7gでは軽く感じてます。
ワームは4inchのアライブシャッドやシャッドインパクトを使い、4inchくらいまでを合わせられます。シャッドテールワームなら3inchくらいまで。
ティップの遊びとシンカーのバランスが3.5gくらいでベストマッチだと感じており、ズル引いた時にボトムの起伏をシンカーで感じ、ティップが自然とワームにアクションを与えてくれるかのような。
人側がシェイクしたりして不自然なアクションを与えるわけではないので、ダウンショットでの魚が圧倒的に増えました。
いや、自分にダウンショットのズル引きの破壊力を教えてくれた竿ですね!
このロッドを手に入れた当時はほとんどスモラバとネコリグにしか使っていませんでしたが、今ではネコリグとダウンショットを使う事が多いかもしれません。
リアクション気味にボトムで跳ねさせてもいいし、ズル引きもいいし、厳寒期の放置でもとてもいい仕事をしてくれています。
そして、去年からかなり可能性を感じているのがリーダーレスダウンショットです。3inchくらいのクローワームをつけてかなり釣果が上がってます!
(4), ノーシンカーリグ
これは言うまでもなく…ですね。笑
あまりバルキーなバックスライド系にはもっといい竿があるのでわざわざこのロッドでは使いませんが、シャッドインパクト4inchやノーシンカーワッキーなど、相性がいいですね。
ノーシンカーの表層高速引きなんかでもソリッドティップの食い込みの良さで、なかなか弾いたりしませんので重宝してます。
ノーシンカーでもフォールの釣りではなく、スティックワームを積極的に操作していく釣りで活躍する事間違いなしです。もちろん、フリーフォールやカーブフォールでのラインスラッグを操る釣りでも、弛緩性のあるティップですので活躍しないわけが無いんですけどね!
イカなどのノーシンカーのズル引きがとても気持ちいい(о´∀`о)笑
なかなかそんなベイトフィネスロッドはないですよ!
(5), いやいや、それだけじゃないんです!
これはYoU太郎が個人的に思ってる事なんですけど、このロッドはかなり高次元なところでプラッギングもこなせると言う事です。
そんな事言ったらノリーズの将軍様に怒られてしまうかと思いますが、本当の事です。
例えば、ウィードレイクでのシャッディングとか。
小型のトップとか。
バーチカルなメタルバイブなんかも得意だし、YoU太郎は4gのメタルジグにシングルフックとワームを着けてカバーに突っ込んだりしてます。
ストラクチャーシリーズはワーム特化型と謳っていますが、他のメーカーと同程度にプラッギングもできると言う事なんですよ。
ノリーズにはハードベイトスペシャルというハードルアーに特化したロッドがラインナップされてるので、ハードルアーをメインに使うロッドが欲しい場合はそちらから選んだら間違いなく最高の一本に出会えると思います。
他のメーカーの『ハードルアーにも相性がいいよー』と謳われてるロッドと同様にそつなくこなせるよと、でもワームの使用については妥協してませんよって具合ですね!
中途半端なバーサタイル性を持たせたロッドではなく、あくまでもワーミングスペシャルロッドで、そつなくハードベイトも使えるよ!
でも、ハードベイトをやり込みたいならハードベイトスペシャルから選んでね!
と、いう事ですよ!
ちなみに、厳寒期のシャッディングのような究極の条件で、オールソリッドやグラススピニング以外太刀打ちできませんって状況ではやはりそれなりの専門ロッドでシャッディングしてください。
さすがにバイトを弾きますし、もしかしたらバイトに気付いていないこともあるかと思います。もちろんハードベイトスペシャルと比べたらいけませんよ?他のベイトフィッシュ系ロッドに比べたらという事です。
やり込むなら専用ロッドの方が段違いですが、バーサタイルを謳ってるタイプよりはという意味です。
そう言った究極の状況以外ではかなり相性がいいです!
まとめ
つまり、YoU太郎的にどんなロッドなのか?
前回の報告書よりも端的にまとめると、ライトワーミングのスペシャルバーサタイルロッドだという事。
かなりフィネスに寄ったベイトフィネスロッドで、ボトムでの操作感、中層での操作感、ラインスラッグの制御と、どれを取っても高次元で使えます。
さらに、シャッドのようなライトプラッギングもこなします。
(プラグに関しては、ロードランナーハードベイトスペシャルというスペシャルロッドがあります。ここでは、他のベイトフィネスロッドと比べてと言う意味です。)
ベイトフィネスロッドにもタイプがあります。
・ダイレクトな操作感がウリのモデル
・中層攻略をメインにセッティングしたモデル
・丁寧に喰わせるモデル
このST640M-Ftというロッドは丁寧に喰わせるモデルだと感じてます。
まさに、フィネスフィッシング!
魚が必ずいる!と思えるピンに一撃でライトリグを撃ち込み、丁寧に誘う。確かに釣りのスピードはスローダウンしてしまいそうなイメージですが、それを効率的にできる知識とテクニックがあれば自然と体に馴染み、自分の体の一部のようなロッドになってくれると思います!
参考になりましたでしょうか??
それでは、これにて研究報告を終わります!
ではではー
【ROAD RUNNER STRUCTURE ST640M-Ft】ロードランナーの血統を継ぐベイトフィネスロッドとは?ST640M-Ftのインプレッション
コンニチハ。
研究所のYoU太郎です。
研究報告が滞っており、大変申し訳ありませんでした。1度書き込んだ報告書を誤って消去してしまい途方に暮れていました(;ω;)笑
こまめに下書き保存しなきゃですね…
いや、本当にヘコみました。笑
さてさて、最近はなかなか家族サービスと資格の勉強で全然釣りに行けてません。
しかし…完全に釣りをしていないかというとそれは嘘で…笑
会社の帰りに2時間だけのオカッパリなんかやってたりします(о´∀`о)
他にもクローラーベイトやミドストなんかで釣果が出てますが、今回はそのミドストに使ったノリーズのベイトフィネスロッドST640M-Ftのインプレをしたいと思います!
さて!
今回の研究課題はベイトフィネスロッドである、ノリーズ ロードランナーストラクチャーシリーズのST640M-Ft!
ベイトフィネスってとても今更感があるし、最新のモデルではありません。
しかし、ノリーズのベイトフィネスロッドは発売当初から他メーカーのベイトフィネスロッドとは一線を画する存在感がありました。
でも残念なのがネットにあまりST640M-Ftのインプレサイトがありません。(YoU太郎調べ笑)
サラリーマンアングラーにとってロッドを買うって大きなイベントであるし、財布に与えるダメージもかなり大きいと思います。だからこそ、ロッド選びは慎重になってしまうし、しっかり調べてから買うべきだと思ってます!
このインプレが、ベイトフィネスロッドでお悩み中の貴方の役に立てば幸いです。
【もくじ】
カタログスペック
まずはカタログスペックてす。
レングス : 6ft,4in 6フィート4インチ
パワー : M / Ft ミィディアム / ソリッドティップ
テーパー : EX-Fast
ライン : 6lb〜16lb
ウェイト : 1/32〜1/2
ティップ径 : 1.3mm
バット径 : 11.6mm
自重 : 125g
グリップ : 210mm セパレートグリップ
メーカーHP見たらわかると思いますが、カタログ的なスペックはこんな所です。
ベイトフィネスロッドとしては少し短いタイプに分類されるでしょうか?YoU太郎個人的には非常に使いやすいレングスですね!
じゃ、いったいどんなリグを使えるの?そんな疑問にお答えする研究報告もしております!
合わせて読んで頂けると幸いです!
特徴は??
そして、ソリッドティップという事。しかも、ソリッド部がかなり長い。
早春のもっさりした動きの鈍いバスの口からワームをこぼさないようにフッキングさせるには、オールソリッドのようなロングソリッドティップでじゃないとせっかくのバイトを弾いてしまいます。(下の写真は山間部の3月3日です。クソ冷たかったです…でも、バイトを弾かず獲れました。)
ここが注目する所!
注目して欲しいのがティップ径とバット径です。
11mmを超えるかなり太いバットからギューッとハイアングルに絞られてソリッド部に連結してあり、ソリッド部の先端径は1.3mmです。
エクストラファーストテーパーになってますので、かなり操作性がいいというのはカタログを見ただけでわかるかと思います。
インプレッション
いやいやいや、しかし、ソリッドティップでしょ?しかもかなり長いロングソリッドティップなんでしょ?かなりダルいんじゃないの?
と、オールソリッドロッドを使った事がある方はそんなことを思われるかもしれません。
高感度なオールソリッド???
使用感としては、手元は急テーパーのチューブラーなので、操作感は抜群です。しかし、リグ側は長いソリッド部がオールソリッドと同様の食い込みの良さを演出しています。
つまり、オールソリッドの少しモッチリとした反発の遅い操作感を、高弾性カーボンチューブラーで支えてパリッとした操作感に仕上げているという事です。
あまり感度という人それぞれの曖昧な表現は文章でしか伝えられないブログでは微妙だと思ってますが、かなり感度の高いオールソリッドを使ってる感覚です。
しかも、6.4ftというオールソリッドでは重すぎて現実的に不可能なレングスですからね!
ベイトフィネスロッドでは少し短い〜標準クラスのレングスですが、オールソリッドではこのレングスになるとかなり長い部類に入ります。
こうやって文章にすると今まで相反する性能だったものを融合させたような魔法の竿な気がしますし、胡散臭くも感じます。
自分で文章を作っていてもそう感じます…笑
しかし、数年間使い込んだYoU太郎自身が実際に感じている事なので間違いないです!!
いい事ばかり書いておりますが、ソリッドならではのクセと言うか、知らないと致命的になりかねないデメリットも当然あります。
このロッドを選ぶのであれば必ず知らなければならない注意点をまとめた研究報告に一度目を通してみて下さい!
気になるのは自重くらいだけど…
自重は最近のロッドとしては軽くはない部類に入ってしまいます。
軽量・高感度をウリにしたロッドだと自重が二桁台ですもんね…
そんなロッドはなかなか手の届かない定価設定にならざる得ないような最新技術の詰まった化学の結晶か、カタログスペックだけを追い求めたただの使いにくい棒です…
ノリーズ ロードランナーシリーズ全てに言える事ですが、このロッドのバランスは重心とグリップの長さで調整されており、リールを着けて釣りをする事で初めて軽く感じるセッティングになってます。
ガイドセッティングはセミマイクロガイドとなっており、ライトリグをピッチングやキャスティングするときは糸抜けが良く、操作感がタイトで極小のマイクロガイドよりマイルドだけど大径ガイドほどアバウトではないセッティングですね。
ここは、さすがノリーズのものづくりだなと強く感じる部分だと思うのと同時に好みが分かれるかもしれないです。
YoU太郎個人的には大好きです(о´∀`о)
コンセプトはカバーベイトフィネス
ラインのキャパシティはカバーでの使用を考えているので当然太糸を背負えつつ、6lbというライトラインを守るクッション性があるので、かなり懐の深いベイトフィネスロッドだと言えます。
実際、リューギのインフィニ3/0フックを14lbでガッツリ上顎貫通させたりできるし、カバーに放り込んでも安心感あるロッドで、ベイトフィネスロッドの中でもバットパワーはトップクラスでしょう。
かといって、カバー以外で使い道がないかと言ったら全然そんな事は無くて、オープンウォーターでのベイトミドストやネコリグ、スモラバ、ワッキー系のリグにもベスト!
特にヘビーダウンショットではよだれが垂れるほどのフィーリングです。
結局はオープンウォーター操作する釣りでも、カバーへ撃ち込む釣りでも両方使える幅の広いロッドでした!
結局は使い手の技量次第だし、好みもあります。
丁寧に、繊細にならこのモデル。
もっとダイレクトに、動きにメリハリを出したいなら別のモデルがあります。
適材適所ですね!
結局どんなモデルを選んでも高価な物なので、お父さんのお小遣いで後悔しない買い物をしたいですよね(о´∀`о)
各メーカーのベイトフィネスロッドは2010年頃のベイトフィネス発足時からモデルチェンジを繰り返して来ましたが、どのメーカーも数本はベイトフィネスというカテゴリーのロッドをラインナップに加えています。
なんとなくロッドを選ぶのではなく、自分に合ったロッドを選んでみてはいかがでしょうか!!
それでは、研究報告を終わります。
ではではー
ルアーカラーで生まれるリアクション効果
コンニチハ!
研究所のYoU太郎です。
全然釣りに行けないです。
資格試験の勉強で釣りに行けません。
釣り資金を稼ぐために資格とって給料UPを目論んでますが、今の所本末転倒状態。
ま、数年先を見越しての事なので、今はしっかり家族のために頑張る所存でございます。
さてさて、今回の研究報告なんですが、研究課題はルアーのカラー!
皆様、お気に入りのカラーはありますか??
・一度バカ釣れしたのカラー
・ランカー捕ったお気に入りのカラー
・これ釣れる!!って一目惚れしたカラー!
皆さんルアーを買うときどうやってカラーを決めてます??
YoU太郎の考え方は、いつも行く釣り場の色に合わせる事を第一優先にカラーを選んでルアーを購入しています。
それでは、YoU太郎的ルアーカラーの選び方の研究報告を始めます!
ワームの釣れるカラー代表
まずはワームのカラーです。
グリパンが何故釣れるのか??
そんな事を疑問に思われた事はありますか?
YoU太郎は考えました。
確かに、小さい頃からこのカラーへの信頼度はとても高かったからです。
数年前にはいろいろ使い比べたりしましたが、やはりこのカラーは魚からの反応が特別良かったです。
そして、YoU太郎が最終的に辿り着いたグリパンが釣れるという理由は水底の土の色に似てるからだという事です。
リアクションのトリック
少し話が脱線しますが、魚がルアーに食い付くに要素の中にリアクションと言われる要素があります。
反射喰いと言われている要素です。
例えば人間の男子で例えると、街中でスカートがフワッと舞い上がるような光景が視界の端にチラッと入って来ただけでも振り向いてしまいますよね?
女子は分かりにくいかもしれません…笑
分かりやすく説明すると、いきなり自分の顔に向かって何かが飛び込んでくるとパッと目をつむってしまつまたり、手で払いのけたりしませんか??
魚の場合だと、手が無いので口を使わざるをえないのです。
それが反射というやつで、目の前にいきなり現れた外敵を『威嚇する』や『撃退する』など自信を防衛するために行う行動だったり、カバーの中で獲物を待ち構えてる魚の目の前にいきなり現れた『何か』は魚らかしたら獲物だと思い込んで瞬時にパクッと口を使ってしまうわけです。
これは、弱肉強食の自然界で生き抜いているお魚さん達の特性で、バッと反応できなければ食料に逃げられてしまうし、自分がやられてしまったりしますから、スレっからしたフィールドでも魚に口を使わせる要素として理解を深めておいて損のない非常に大切な要素です。
カバーで魚が釣れると言うのは、ルアーを魚から隠せる=魚の目の前にいきなりルアーを出現させるという、場所そのものが魚に反射をさせやすいからなんです。
カラーで生まれるリアクション効果
先程のワームの話に戻ります。
さっきまでの話から、YoU太郎は何も無いオープンエリアでもルアーを隠せたらどこでも釣れるのではないか?と考えました。
オープンエリアでワームを水中に入れると、魚から見ると…
1 水中から見上げた状態。
2 水中からから見下ろす状態。
大まかに分けるとこの2つの状態で魚はルアーやワームを視認していると考えます。
グリパンに関して言うと、グリパンというカラーは地面と同化させ、動かさなければ目立たない。
そんなカラーだと言うことに気づきました。
そして、誘いをいれるとシルエットが浮かび上がってアピールする。
この、見えにくい(底に着底している状態)と見える(誘いのアクションを入れている状態)を勝手に演出してくれているカラーがグリパンだと言う事です。
また、ツートンカラーだと色覚変化がより強調されます。
また、ワームのフォルムやマテリアルからくるアクション的な強さに関する研究報告もありますので、合わせて読んで頂けたら幸いです。
ハードベイトの場合は?
ハードベイトの場合はどうでしょうか?
ジャークベイトで例えてみます。
水中のレイダウンをイメージしてみてください。
葉っぱが残っているレイダウンをイメージして頂けると助かります。
目線はレイダウンの下に潜んでいるバスになったつもりでお願いします。
お腹空かしていて下さいね(о´∀`о)笑
そんな状態のバスにとって、目線は上です。
これはセオリーであり例外もありますが、今回はカラーの考え方という事でご容赦ください。
そんなエリアでYoU太郎が選びたいカラーは背中が緑系、側面はシルバー系、お腹は白系です。
ジャークベイトではありませんが、上の写真のようなカラーです。
水の濁り具合にもよりますが…YoU太郎のイメージはクリアウォーターなのでこんなカラーになりました。
皆さんはどんなカラーで想像してますか?
さて、皆さんはさっきのレイダウンに潜むバスです。
お腹が空いて回遊してくるベイトを待ち伏せしてる状態です。
そこにパシャっと生命反応を感じました。
『どこだ?』
そう思ったはずです。
でも、視界にはレイダウンの緑と枝や幹の茶色が写っているだけです。
緑と茶色の隙間には『空』である白っぽい光が差し込んで少し眩しく感じます。
そこでベイトを探します。
そこで、さっきのジャークベイトをアクションさせると、キラキラっと側面のシルバーがアピールしつつ、お腹の白と背中の緑がステルスカラーとなり魚から発見しにくくなります。
バスである皆さんはまだ
『どこだろ?』
こんな状態です。
キョロキョロしております。
そこで目の前にいきなりジャークベイトがピラピラッと現れたら…
『逃げられちゃう!!!!』
と焦って食べてしまうわけです。
YoU太郎はカラーにはこんなトリックがあるのだと考えてます。
だからルアーカラーには沢山のラインナップがあるし、なければならないんです。
しかし、何も考えずに買ってしまうと、自分の行くフィールドでは無用のカラーだったなんて事もあります。
おこづかい制サラリーマンアングラーにとって無駄は致命的。
今後の釣り人生を左右してしまうほどの資金不足に陥ってしまいます。
ルアーを選ぶ最終的にはよく考えて買った方が良いという結果になるかと思います。
結局、ルアーカラーは自分が信じれるかどうかが大切で、YoU太郎がうんちくを垂れたところで人それぞれ釣りの考え方があるからルアーカラーの考え方は人それぞれの答えがあります。
でも、こうやってイメージして買ったルアーがイメージ通り釣れたらめちゃくちゃ面白いと思いません??
YoU太郎は思います。
あくまでもYoU太郎にとって釣りは趣味です。
だから楽しくなくちゃ(о´∀`о)
イメージしてみてください。
ウィードエリアでホットタイガーカラーのジャークベイトをリッピング中、絡んだウィードを外して平を打たせた瞬間に背中の濃厚緑で存在感が薄れ、動きが止まったときルアーの姿勢が元に戻りお腹のチャートがボヤーッと浮かび上がって思わずパクッ♪
こんな感じで釣れちゃうぞーってイメージしながらお店でルアーを選ぶのも楽しいものですと言う研究報告でした。
ではではー