タイニークランクの出しどきとは?
コンニチハ!
研究所のYoU太郎です。
タイニークランクベイト(*´ω`*)
かわいいですよね…笑
ルアーの中で1番好きです(*´ω`*)
そんなかわいい見た目とは裏腹に異次元の実釣性能を誇るタイニークランクベイトの出しどきについて研究報告書を作成しました。
元々はトーナメントでクラピー用の小さいクランクベイトをシークレットで使っていたというところからバス釣りでは一気に有名になったジャンルのクランクベイト。
日本のメーカーにも必ずラインナップされているほど信頼されているジャンル。
この小さなクランクベイトを使いこなすにはタイミングが重要でした!
そこをうまくまとめたつもりなので、ぜひ読んで参考にして頂けたらと思います。
【もくじ】
タイニークランクベイトの定義
タイニークランクベイトの定義なんて大袈裟に見出しをつけましたが、要は小さいクランクベイトという事です。
ここでは50mm以下のボディ長を持った7g以下くらいがタイニークランクベイトと呼べるサイズ感じゃないかなと思ってます。逆に40mm以下のトラウト用みたいな小さすぎるのもちょっと違うような気がします。
「じゃないかな」とか、「気がします」とかばっかりでずが、人によって捉え方が違うと思うので大体の目安とした下さい!
標準的な大きさのクランクベイトとのサイズ感の違いは写真の通りです。
タイニークランクベイトの特徴
小さなクランクベイトです。
それ以上でもそれ以下でもありません。
みなさんが釣りを始めた頃、釣れないと小さなワームに変えたくなる時ってありましたよね!YoU太郎は今でもそうです。笑
そういう時、この小さなクランクベイトの出しどきだと思ってます。魚の大小関わらず釣れる。それが小さなクランクベイトの最大の特徴です。
しかし、ただ釣れるという認識ではなく、タイニークランクが活躍するタイミングを知っていればエキサイティングなゲームを楽しむ事が出来ます!!!
強くないアピール力
特徴を具体的に上げていくとまず最初に思いつくのはクランクベイトだけど決して強すぎない極めて存在感の薄いタイプのルアーだと言えます。
比較的ダイビングリップが人気のタイニークランクベイトですが、レンジ的にはシャロークランクと同じ程度しか潜りません。
そのレンジにブリブリブリと水を攪拌するようなルアーではなく、プププププくらいの動きで通して来れるルアーです。シャローレンジで弱い側にアクションの振りを持っていけるバリエーションとして考えていけば自ずと出しどきがわかってくるんじゃないかと思います。
バスからは見えにくい
シルエットが小さく、あくまでもクランクベイトなのでアクションのピッチが早い物が多いです。
下から見上げてる魚からしたらルアーの残像と水面のキラキラでなかなか偽物と見切る事が出来ないというのが、この手のルアーの釣れる最大のギミックです。
見えにくいと言うことは魚の目の前にいきなり出現させるという事がやりやすいという事で、魚は驚いて口を使ってしまいます。
驚きますけど、シルエットが小さいので思わずパクっとしてしまうというのが、タイニークランクベイトのメインギミックだと思ってます。
逆に言えば見えにくいのでそもそも魚が気付かなければ何も起こらないタイプのルアーです。ゆっくり引けるタイプでもサーッと過ぎ去ってしまえば魚はルアーを発見すら出来ず何も起こりません。
そのかわり、気付かれにくいので何回も通せます。ある程度魚の着き場が絞れていれば一投で荒らしてしまうスピナベとは違い、何回も何回もスピードやレンジを微調整しながら通せます。
何回も通せますが、何回も通さなければならないので自ずと釣り自体のスピードは下がってしまいます。
プレッシャーの高いエリアでオカッパリからだとかなり使い勝手がいいと思います。YoU太郎もそれでかなりいい思いをしてますし(*´ω`*)笑
バスはビビらない
シルエットが小さいが故にバスはビビりません。
それがプラスに働くかマイナスに働くかを見極める経験は必要ですが、それさえわかってくれば、魚を釣りたいがためにライトリグに手を出してしまうような心理でタイニークランクベイトを結んでしまうような次元に突入してしまうくらい信頼できる存在です。
縄張り意識高いバスに対してかなり効果的なアプローチの一つで、バスからしたら簡単に喰い殺すことが出来る雑魚なわけです。
タイニークランクベイトのタイミング
特徴がなんとなくイメージできたところで、いつ投入するタイミングなのか?これがわかって入れば手にできる魚の数は飛躍的にUPすると思います!
YoU太郎的にはいつでも釣れてしまうのでなかなか絞りにくいルアーという印象ですが、狙って大型を高確率でキャッチ出来るところまでわかってきたら次元の違うクランクベイトゲームを展開することができるでしょう?!?!
シャッドではダメなのか?
まず疑問に思うのは、シャッドじゃダメなん?と言うところです。シャッドは比較的先行深度が深くサスペンドの物が多いです、
また、いくらハイフロートでハイピッチを謳ったシャッドでもタイニークランクベイトのピッチの方が幾分早いかなと思います。
ま、アクションの違いを語るほど釣りは上手くありませんが、水に色が付いている状況なら確実にタイニークランクベイトの方が釣れる経験をしています。
シャッドでは水をスルスルっと掻き分けながら泳いで来るのに対して、タイニークランクベイトはもう少し水を噛みながら泳いでいるイメージです。
シャッドはスルスル。
タイニークランクはプププププ。
音で表現するとこんな感じ…笑
わかりますかね?笑
増水の後…
YoU太郎が感じる1番タイニークランクのタイミングはシーズン中の大雨の後に来るタフな一瞬です。ほんの一例ですが…
雨によって一回活性が上がって沢山餌を食べた後、流れが強くなったり、濁ったり、水温が下がったらタイニークランクベイトの独壇場だと思います。
夏なんかは結構ありますよね?
一晩で状況が一変してしまうような雨。
バスも急な変化にビビってカバーに隠れたり、流れの弱いところへ避難したりいつもとは違うポジションを取っている時に爆釣した経験が何度もあります。
ただでさえビビってるバスに対してブリブリバリバリ泳ぐルアーやビカビカサーチライトのように光り輝くスピナーベイトには反応しない時って必ずあります。
YoU太郎は濁ってるのになんでスピナベで釣れんの?と感じたらタイニークランクで簡単に食ったとかそういう経験が多いです。要は何かしら魚の活性が下がった時に繰り出すスーパーサブ的な位置付けで常にボックスに配備されてます。
そういう時はシャッドではそもそも気付かないような状況です。シャッドとタイニークランクって似てるようで似てませんよね。
活性が下がる要因を考える
つまり、水温低下、濁り、水質悪化など、活性が下がる時に威力を発揮する類い稀な存在だという事です。
後はアフターの時期のイベント的に活性が下がるような時にも高価抜群で、梅雨時期くらいはこれで押し通してしまってもいい思いが出来たりしちゃいます(・∀・)
あくまでもハードルアー
タイニークランクベイトは確かにアピール力の弱い存在ですが、あくまでもハードルアーですので、魚に見せすぎてはいけません。見切られます。
と、言うことは増水してもクリアアップしたような状況ではシャッドの方が釣れる印象があります、
常識破りな超高速リトリーブがハマるような時は全体的に見ればそんなに多くありません。基本的にはしっかり水を噛ませてティップのプルプルを感じながら引っ張って下さい。
ただし、活性が下がった時にワームでは食い切らんとか、ノーシンカーをボトムで放置しないと食わないような状況で、もしかしたらタイニークランクベイトの方が効率よく魚に出会える場合があるかもしれません。
なにせ、ハードルアーなのでトリプルフックが二個もついてます。ワームより確実にフックアップ率は高いですよ!
さらに、ダイビングリップが付いて入ればカバーもかわしてきてくれますので、カバーに潜むビビってるバスに対して非常に効果的です。
その反面、あくまでもハードルアーですので、キャスティングが非常に釣果を左右します。
ハードベイト用に柔らかい低弾性カーボンタイプか、グラスを合わせられたら最高です。もちろん、リールも軽量小口径スプール搭載の回転のいいリールが必須です。
ロッドに関してはベイトフィネスロッドなんかでも気持ちよく投げられますが、出来る事ならタイニープラグ用にL〜ML程度を専用タイプがあったら最高です。ノリーズのロードランナーハードベイトスペシャルならベストな1本が見つかるかと思います!
投げ入れるカバーの有無、ディスタンスによってHB511LL、HB630LL、HB630L、HB710LLあたりを合わせていったら間違いないと思います。
また、シマノやダイワにもローモジュラスシリーズ(低弾性カーボンのプラッギングモデル)があります。
スティーズのブリッツやマシンガンキャスト、グロリアスのカバードライブやアドレナの168ML、その他にもたくさんグラスコンポジットモデルがありますので、柔らかいのを選ばれたら間違いないと思います。
ワイルドサイドのグラスモデルも気になりますね…
まとめ
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
ここまで読んでいただいて、自身で行かれるフィールドに当て込んで出しどきを考えてみてください。
これから寒くなってもタイニークランクベイトが効くタイミングがありますので、また研究報告を作成したいと思います。
それでは次回の研究報告書もよろしくお願いします!!
ではではー